ディミーア家単語

• 概要
• ゲーム内での特徴
• AA
• 関連動画
• 関連商品
• 関連コミュニティ
• 関連項目
• 脚注
• 掲示板

　

　

「認めるは危うし。認めずは命なし。」

―――ラザーヴ

　

　

ディミーア家とは、カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」に登場するギルドである。

概要

次元「ラヴニカ」内に存在する、10のギルドの内のひとつ。
色は青黒。

陰からラヴニカの支配を狙っていると言われるギルド。
一般市民はディミーア家など怪談や都市伝説の類であると信じているが、それこそがディミーアの工作員達が行った工作活動の結果であるとは誰も知らない。
現在ディミーア家の存在を知る者は他のギルドだけだが、独立した工作部隊や伝達用の隠密魔法など多岐に渡る隠蔽工作により、その全容を掴むまでには至っていない。
指導者は、シェイプシフター（多相の戦士）のラザーヴ。 
ラヴニカの地下に存在する巨大な城、ダスクマントルがギルド本拠地である。

旧ラヴニカ・ブロックにおいて、当時の指導者であったザデックが逮捕・追放される。
これによりディミーア家は滅んだかに見えたが、ラヴニカへの回帰において、ザデックの魂と交信し記憶を引き継いだというラザーヴが現れ復興を果たした。
また、都市のために案内人や記者として働く「公然」の階層ができディミーアの存在は大衆にも認知された。無論一般には知られない「潜伏」「内密」の階層も存在する。
ちなみにラザーヴがザデックと魂を交信できるというのはラザーヴの自称であり、本当のところは定かではない。 

ゲーム内での特徴

ラヴニカブロック

Glimpse the Unthinkable / 不可思の一瞥 (青)(黒)
ソーサリー
プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から１０枚、自分の墓地に置く。

MTG Wikiより引用

Dimir House Guard / ディミーア家の護衛 (３)(黒)

クリーチャー — スケルトン(Skeleton)
畏怖（このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。）
クリーチャーを１体、生け贄に捧げる：ディミーア家の護衛を再生する。
変成(１)(黒)(黒)（(１)(黒)(黒),このカードを捨てる：あなたのライブラリーから、このカードと同じ点数で見たマナ・コストを持つカード１枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。変成はソーサリーとしてのみ行う。）
2/3

MTG Wikiより引用

ラヴニカブロックでも「ライブラリー破壊を得意とするギルド」という特徴を持っていた。
キーワード能力は「変成」。ライブラリーにある同じ点数で見たマナ・コストを持つカードに「変化」できるサーチ能力である。特定のキーカードに依存するデッキやシルバーバレット戦略^[1]を取るデッキに採用されていた。

ラヴニカへの回帰ブロック

Mirko Vosk, Mind Drinker / 精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク (３)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

飛行 
精神を飲む者、ミルコ・ヴォスクがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から、土地カードが４枚公開されるまでカードを公開し続け、その後それらのカードを自分の墓地に置く。

2/4

MTG Wikiより引用

全ギルドの中でも一風変わった、ライブラリー破壊を得意とするギルド。
その効果にはライブラリーを捨てさせる・追放させるといった、ライブラリーアウトによる勝利をサポートするものが多い。
また、青と黒の色だけあって、打ち消しやクリーチャー破壊なども得意。

ライブラリーの枚数が少ないリミテッド（限定構築）ではそれなりに強力であり、ブースタードラフトではディミーアのカードを中心に集めてライブラリーアウトを積極的に狙う戦術も成り立つ。
一方、構築環境では、年々クリーチャーの質が上昇していることもあってライブラリーアウトを主軸にしたデッキを組むのは難しく、目立った成績は残せていない。
が、それはスタンダード環境での話であり、強力なマナ基盤や打ち消しが使えるエターナル環境（レガシー、ヴィンテージ）では存分にそのライブラリー破壊能力を見せつけている。
特に、ディミーアのコモンカードをキーパーツとしたライブラリー破壊デッキは一部で話題となった。
気になる人は「The Spy」でググってみよう。 

Hidden Strings / 見えざる糸 (１)(青)
ソーサリー

パーマネント１つと、他のパーマネント１つを対象とする。あなたはその前者をタップまたはアンタップしてもよく、その後、その後者をタップまたはアンタップしてもよい。 
暗号（その後、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー１体に暗号化した状態で、この呪文カードを追放してもよい。そのクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはその暗号化したカードのコピーを、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。）

MTG Wikiより引用

ギルド固有のキーワード能力は「暗号」。
呪文の効果が解決した後、クリーチャーに「暗号化」した状態でカードを追放することで、そのクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、暗号化したカードをマナ・コスト無しで唱えられる能力。  

一見しただけでは効果が分かりづらいが、要はプレイヤーにダメージを与えると効果が誘発するオーラ呪文のようなもの。
カードを失うことなく何度も唱えられるのは中々強力であり、飛行や威嚇のような回避持ちクリーチャーに暗号化すればさらに条件を満たしやすい。

が、逆に言うと攻撃を通せなければ唱えられないため、システムクリーチャーに暗号化する場合や、そもそも場が劣勢の場合などではあまり当てにできない。
加えて、あまりクリーチャーに頼らない青黒という色であるため、暗号を中心にデッキを組むことが難しい。
暗号カードそのものにパッとした効果のものが無いのも逆風であり、現状ではあまり目にしないキーワード能力という位置付けにとどまっている。 
とは言え、コスト無しで何度も使い回せる効果というのはやはり魅力。
青黒はクロック・パーミッションが得意な色であるため、今後の環境次第では暗号が活躍できる時が来るかもしれない。 

AA

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地底街の真の支配者、ディミーア家が 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギルド門侵犯PWガイド>>1を頂こう 

　　　　　　　　　 ＿＿＿ 　　　　　　　　　 >>ｱｿﾞﾘｳｽ 知の力を無駄遣いしている。紙切れをかき回しているがいいさ 
　　　　　　　 ／: : : : : : : :｀ヽ 　　　　　　　>>ｵﾙｿﾞﾌ 大規模な組織は見せかけにすぎん。下等な小者だ 
　　　　 　 ／: : : : : : : : :_:_:_: ヽ 　　　　　　>>ｲｾﾞｯﾄ 知識の探究者だが、迷走しているな 
　　　　　/: : : : : : : ,イ´::::::::::｀､ヽ 　　　　 >>ﾗｸﾄﾞｽ 身体は評価するが、頭脳は論外だ 
　　　　 /: : : : : :／:::::::::::::::::::::::::､:ﾞ; 　　　>>ｺﾞﾙｶﾞﾘ 死体やゴミを持ち去るのは構わんが、そういう輩には悪評もつくというものだ 
　　　　｛: : : : : /:::::::::::::::::::::::::::::::l: l　　 　>>ｸﾞﾙｰﾙ 暴動や身代わりが欲しいときにいつも利用させてくれる低脳だ 
　　　　 ｀ヽ: : : ゝ､:::::::::::::::ﾊ:::::／:<　　　　>>ﾎﾞﾛｽ この者たちの想定など些かの計画で台無しにできる 
　　　,,..　''": : : : : : :ヽ:::::::iiii::/: : : :ヽ 　　 >>ｾﾚｽﾞﾆｱ 世界魂に侵入できれば素晴らしいことがあるようだ 
　γ´: : : : : : : : : : : ○＞＜○: : : : :ヽ 　　>>ｼﾐｯｸ 異次元の存在だ。しかし調査内容には興味がある。侵入させて貰おう 
　 l: : : : : : : : : : : : : [/]::::::::::[/]: : : : : :l 　 >>ﾗｳﾞﾆｶ市民 見たな、消えろ

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

• マジック:ザ・ギャザリング
• ギルド
• 青
• 黒

脚注

1. *特定の状況で効果的なカードを少枚数・多種類デッキに入れサーチカードでその都度必要なカードを手札に持ってくる戦略。