ディークとは、ファイアーエムブレムの傭兵である。通称『兄貴』。
概要
ディーク傭兵団の団長。もとい隊長。ワード、ロット、シャニーは彼の部下。
身体中に傷のある緑髪の大男。顔グラフィックとか口調とか、ロロノア・ゾロっぽい事をよく指摘される。
公式イラストでは身の丈くらいある大剣を担いでいる。なのでむしろガッツっぽいとの声も。
性格
絵に描いた様な兄貴肌。面倒見のいい頼れる上司。さばさばとした性格でどの部下からも慕われている。
仲間には信頼をおくものの、雇い主には常に警戒しているようだ。
性能
オグマのポジションに居座るキャラクターなので当然ながら強い。
中でも売りなのが、その体格だ。高威力な大剣を装備してもリスクがまるで無いのだ。
体格が高いので鉄の大剣や銀の大剣を持っても速さが下がらない。鋼の大剣は速さが1だけ下がる。
クラスチェンジすれば鋼の大剣でも速さの低下がなくなる。まさにアニキ。
最強の斧アルマーズを装備しても素早さが下がらない。まさにアニキ。
何かと対抗馬は多いが、体格の高い剣士はディークならではの特性といえる。
ターンはかかるものの、ルトガーと支援を持たせれば強力なコンビに。オグナバ結成である。
ディークの過去
経歴
元はエトルリアの奴隷剣闘士。少年の頃から自分の倍は身の丈のある大人を相手にしていた。
あるとき闘技場の獅子が逃げ出し、襲われてた貴族の少年を助けた縁で腕を買われ召し使える。
その貴族が烈火の剣に出てくるリグレ公爵家であり、その少年こそパントの一人息子クレインだった。
身体中に刻まれている傷はその時できた物で、顔に付けられた4本の傷は最後まで治らなかったらしい。
まるで家族のように接してくれたリグレ家であるが、周囲の貴族からは奴隷を身内のように扱う冷たい視線。
それを気にかけたディークはパントから身柄を買って独立する。彼の傭兵人生が始まった。
ルトガーとは何度も戦場で剣を交え、敵であり味方であり友人でもある仲のようだ。
その時の縁で気に入られたらしく、味方になってもその命を狙われる事に。
傭兵稼業を始めてまもなく、雇い主に所属していた部隊ごと捨て駒にされた過去を持つ。
ディークは拷問にかけられ、仲間は皆殺しにされた。これにより雇い主を疑うようになる。
ワード、ロット、シャニーに会うのはその後だ。つまり彼らは殺された仲間達の後輩にあたると思われる。
年齢
クレインが生まれたのは19年前で、クレインが助けられたのは15年前。当時のディークをクレインは『少年』と言っているので10代でも18歳以上ではないようだ。そして公式ファンブックによると封印の時点で30代と書かれている。当時は最低でも15歳以上になる。つまり彼の年齢は30〜33辺り、烈火の時点では10〜13歳くらい。そうなれば充分烈火の時代でも戦えそうな年齢といえる。
天空?
傭兵がクリティカルを発動する時、アイクの『天空』のようなモーションを披露してくれる。
これは蒼炎を作る際、GBAのネタを多くブッ込まれたのが原因だと思われる。
そして主人公のアイクは傭兵で勇者だ。元ネタと思って問題ないだろう。
海賊狩り
4章にてコメントされる。場合によっては9章や10章Aルートでも。
この章は序盤の難関でだいぶ忙しいマップになっている。右下から海賊の増援がやってくる。
走ってくる騎馬、背後からの増援、ルトガーの説得とやる事がとにかく多い構成なのだ。
所詮は斧なので速い剣使いを右下へ向かわせれば1人で済む。経験値も美味しい。
それで育成も兼ねた海賊の足止めにディークが選ばれやすいのだ。
人は彼をこう呼ぶ、海賊狩りのディークと。顔も似てるしね。
ディーク傭兵団
傭兵団といっても、彼らと出会う頃のディーク自身はいち傭兵に過ぎなかったようだ。
ワードやロットはとある仕事で他部隊に所属していたディークの人柄に惚れ込み同行することに。
シャニーは天馬騎士団のならわしで他所の部隊で修行する義務があっての縁で同行することに。
つまりディークの周りに仲間が自然と集まって傭兵団が結成された成り行きなのだ。
2章でロイに傭兵団と呼ばれた時も、その事について謙遜していた。
きっとディークには人を寄せるカリスマがあるのだろう。
後日談
ベルン動乱を終えると、傭兵団は解散する。
ディークは1人旅での傭兵稼業を、ロットは幼馴染の女性と身を固め、ワードは故郷の開拓に、シャニーはイリア天馬騎士団に入隊、皆それぞれの人生を歩み始めるのだ。
『手負いの虎』と呼ばれたディークは、その後も様々な戦場で多くの武勲を残し生きながらにして伝説の存在となる。ディークの姿を見せただけで数百の敵が逃げ出した事は、彼の伝説として好んで語られたらしい。
支援会話
ルトガー
ブルガル出身の剣士。ディークがオグマならルトガーはナバール。
お互い傭兵稼業をしているうちに戦場で何度も剣を交えた。決着はついていないようだ。
味方になった今も構わず本気で斬りつけてくる。ルトガーの仇をディークが倒してしまったらしい。
ワード
ディーク傭兵団の団員その1。猪突猛進な斧使い。
別の傭兵団で働いてたが、同じ傭兵だったディークに憧れ同行するようになったようだ。
ロットとのコンビでディークを『兄貴』と慕っている。ゾロにもこんな舎弟のエピソードあったな・・・。
ロット
ディーク傭兵団の団員その2。冷静沈着な斧使い。
ワードと同じくディークの元で働いている。仲間に気がまわる落ち着いた性格。
頭が良く、傭兵団の中では唯一ディークと意見の出し合いが出来る関係。ロイの事を気に入っている。
シャニー
「うーん・・・じゃ! みんなみたく『兄貴』!」
ディーク傭兵団の団員その3。天真爛漫な天馬騎士。
天馬騎士団のならわしでディーク傭兵団に同行中。天馬による偵察の役割などをやっている。
あまり自分を含む雇用主を信用しすぎるなと忠告するが、ディークは皆から信用されてると反論した。
クレイン
「こんな時だから聞いてほしい・・・ 15年も前の話だ」
リグレ公爵家のスナイパー。烈火の剣に登場するパント様の長男。
過去に命を救われた縁で奴隷だったディークと兄弟のように暮らしていた。
ある事が切っ掛けでクレインの元を離れた。当時は裏切られたと思っていたらしい。
クラリーネ
「あら お父様をご存じですの? あなたは一体・・・」
リグレ公爵家のトルバドール。烈火の剣に登場するパント様の娘。
失礼なディークに身分を明かしたところ、兄の関係者だと気づかされる。
自慢の兄であるクレインと何があったのか聞き出すために、ディークに付きまとう。
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関連項目
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