- マリオシリーズのキャラクター一覧 > デイジー姫
デイジー姫とは、マリオシリーズに登場するキャラクターである。
概要
スーパーマリオランド(1989年 / ゲームボーイ)にて初登場。同作品の舞台であるサラサ・ランドのお姫様で黄色のドレスと茶色の髪が特徴。花のマークをシンボルにしている。
実はヨッシー(1990年)やワリオ(1992年)よりも登場が早いかなりの古株キャラクターである。
経緯
当初はまさにピーチ姫の色違いで特徴らしい特徴も無く、他作品への出演機会にも恵まれなかった。
マリオテニス64にて「人型のキャラクターが足りない」という理由で引っ張り出され、久々に日の目を見る事となる。マリオパーティ4にて丸顔・大きな目・カールのかかったセミロングヘアという現在の見た目に変更され、その後も明るく活発・おてんば・わがまま・怪力・直情的と徐々にピーチ姫との差別化が図られた。
(逆にデイジー姫が登場してからのピーチ姫は徐々に大人しくなっていった)
パーティ・スポーツ系の数多くの作品に出演し、現在ではマリオファミリーのレギュラーキャラとして定着している。
しかし、出番といえばそのジャンルぐらいで、ジャンル外の作品ではスーパーマリオランドしかない。2Dマリオでのプレイアブルとなると、2017年にアップデートで追加された「スーパーマリオラン」まで待たなければならなかった。見た目によらずかなりの苦労人である。
そんなデイジーだが、なんとスマブラシリーズ5作目「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に参戦。
ピーチのダッシュファイターという扱いのため性能こそピーチとほぼ同じだが、デイジーらしくお転婆にパワフルにそして可憐に動き回る姿が見られるぞ!
ボンボン版での扱い
コミックボンボンに連載されていた本山一城氏によるマリオシリーズのコミカライズでは、マリオランドのヒロインを務めた後も準レギュラーとして登場し続けていた。
マリオとピーチ姫との三角関係になったり、なんだかんだでルイージと良い感じになったりといろんな意味で目が離せない活躍であった。ゲームでのデイジーのキャラに少なからず影響をあたえたという説もあるが、このマンガではピーチ姫も負けず劣らずのおてんばキャラである。
海外での扱い
海外版のマリオシリーズでは、ピーチ姫の名前がゲーム中で表示される機会がなく(PRINCESSとしか表示されない) スーパーマリオランドでは「DAISY!」と何度も名前で呼んだため、海外ではピーチ姫の本名をデイジーと勘違いした人が多かったという。実写映画でピーチを差し置いてヒロイン役を務めた事[1]もそれを後押ししていたと言える。
元々スーパーマリオランドのヒロイン役も従来通りピーチ姫が務める予定だったが、当時の任天堂アメリカから
「『peach』という単語には卑猥なイメージがある」とクレームがついたため急遽考案されたという説がある。
しかし、当時のピーチ姫の海外名は『Princess Toadstool(キノコ姫)』であり、『Princess Peach』という名前が初めて登場した「ヨッシーのロードハンティング」は1993年、スーパーマリオ64で名前が統一されたのは1996年のことなので、この説には疑問が残る。
関連の深いキャラクター
- ルイージ
マリオオープンゴルフにてキャディーを務めたことに始まり、テニスでダブルスを組んだり[2]、野球で相性抜群だったり、マリオパーティ8でコンビ名が「ぐうぜんカップルズ」になったりと、パートナーとして描写されることが多い。
マリオカートWiiではデイジーサーキットに彼と手を繋いで踊っている巨大な像まで登場した。
実写映画を除き恋仲かどうかは定かではないが、非常に仲が良いのは確かなようである。 - ピーチ姫
当初は設定上ほとんど関わりがなかったものの、現在では親友かつライバルということになっている。
年齢は同い年、もしくはデイジー姫の方が若干年下のようだ。
余談だが、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおいて「for3DS/WiiU」まではピーチのカラーバリエーションの一つにデイジー姫と同じデザインのものが存在していた。見た目の変更がなければ今のデイジーはこんな感じだったのかもしれない。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
脚注
- *実写映画「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」ではピーチとデイジーが別人であることを認識した上でデイジーをヒロインに選び、 作中でルイージと恋仲にさせている
- *マリオテニスGCではデイジーがシングルストーナメントで優勝した際の映像でルイージを「Sweetie!(『恋人』の意)」と呼んでいるシーンがあったりする
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