デカダンス単語

デカダンス
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デカダンスとは、

  1. フランス語の単「décadence」を日本語カタカナで表現する場合の一表記。必ずしも実際の発音を素直にカタカナに転写したものではないが、慣例的にはこの「デカダンス」あるいは「デカダン」と表記することが多い。「décadence」の元の意味は「退廃」であり、日本語の「デカダンス」(デカダン)も単純に退廃的な物事をして言うこともある。
    ただし19世紀後半に活動した一部の文学者(ポールヴェルレーヌなど)たちが、その退廃的・耽美的・虚無的な作(あるいは生活態度)からこの「デカダンス」という言葉で評された/自称したために、「décadentisme」としてよく知られるようになった。この日本では「décadentisme」は「デカダン」と訳されることが多い。そのもあって、「ただ単に退廃的なもの」ではなく「退廃的だが芸術的なもの」をニュアンスもある。
  2. テレビアニメタイトル

本記事では上記のうち2.について記載する。

概要

未来、未知の生物《ガドルの侵攻によって絶滅寸前へと追いやられた人類は、全高3000Mの巨大な移動要塞《デカダンス》を建設し内部で暮らしつつ必死抵抗を続けていた。

幼い頃から戦士に憧れて育った少女ナツメは、現実義者で無気力な装甲修理人・カブラギの元へと配属され清掃に追われる日々を送る。
そんなある日、作業中に《ガドルとの戦闘に巻き込まれてしまったナツメが見たは、次々と《ガドルを倒していくカブラギの姿だった。

アニメ公式サイト STORY #1 より

立川監督によるオリジナルTVアニメ作品である。2020年7月から同年9月まで放送された。全12話。

2019年7月5日に『幼女戦記』を手掛けた新進気鋭のアニメーションスタジオ「NUT」による全新作オリジナル作品となるSFアクション巨編TVアニメ「デカダンス」を制作する事が発表され、ティザーサイトティザービジュアルビジュアルPV第1弾を開された。

監督は「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」「デス・パレード」「モブサイコ100」などを担当した立川譲氏が務める。脚本は、「BANANA FISH」「ヴィンランド・サガ」などを担当している瀬古浩司氏とは『モブサイコ100』に続いての再タッグとなる。

スタッフ

原作 DECA-DENCE PROJECT
監督 立川
構成・脚本 瀬古浩司
キャラクターデザイン 栗田新一
キャラクターコンセプトデザイン pomodorosa
サイボーグデザイン 押山清高スタジオドリアン
デカダンスデザイン シュウ浩嵩
ドルデザイン 松浦
サブキャラクターデザイン 谷口美、 緒方歩惟
バトルコンセプトデザイン 増田哲弥
プロップデザイン 田文Denforword日和(Aki Production)
ビジュアルコンセプト 村上
美術監督 倉敬
色彩設計 中村千穂
監督
3DCGIディレクター 高橋将人
編集 神宮司由美
音楽 得田
アニメーション制作 NUT
制作 DECA-DENCE PROJECT

キャスト

カブラギ 小西克幸
ナツメ 楠木ともり
ミナト 鳥海浩輔
レナ 喜多村英梨
フェイ 柴田芽衣
リンメイ 青山吉能
フェンネル 竹内栄治
パイ 喜多村英梨

放送局・配信サイト

放送情報
放送局 放送日 曜日 時間 備考
AT-X 2020年7月8日 水曜 23時30分~ リピート放送ありexit
TOKYO MX 25時05分~
KBS京都
サンテレビ 25時30分~
テレビ愛知 26時35分~
BS11 2020年7月9日 木曜 23時00分~
配信情報
配信サイト 配信日 曜日 時間 備考
Youtube 2020年6月28日 日曜 19時00分~ 第1話先行配信exit
ABEMA 2020年7月5日 23時30分~ 第1話先行配信
2020年7月8日 水曜 24時00分~ 地上波先行・単独最速配信
dアニメストア
(ニコニコ支店)
2020年7月11日 土曜 24時30分~
ニコニコチャンネル 2020年7月13日 月曜 24時00分 第1話常設無料
最新話1週間無料配信
ニコニコ生放送
※その他配信サイト1 以降、見放題配信
※その他配信サイト2 以降、都度課金配信

※その他配信サイト1:GYAO!ひかりTVFODバンダイチャンネルHuluJ:COMオンデマンド\TELASA\U-NEXTアニメ放題\AmazonNetflix

※その他配信サイト2:Rakuten TVDMM.comビデオマーケット\HAPPY!動画ムービーフルplusクランクインビデオ

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 配信日
(ニコニコ)
動画
(ニコニコ)
動画
(dアニメ)
#1 ignition 瀬古浩司 立川 栗田新一 2020
7/14
動画
動画
#2 sprocket 立川 三浦 三島詠子 7/21
動画
動画
#3 steering 佐竹秀幸 南井尚子 7/28
動画
動画
#4 transmission 佐竹秀幸 大矢雄嗣 若山和人 8/4
動画
動画
#5 differential gear 上村 中山見都美
田文
山口
8/11
動画
動画
#5.5 install - -
#6 radiator 瀬古浩司 サトウシンジ 三浦 緒方歩惟
武内
8/18
動画
動画
#7 driveshaft 熊澤 大矢雄嗣 若山和人
三島詠子
南井尚子
8/25
動画
動画
#8 turbine 佐竹秀幸 谷口
三島千枝
野田康行
大竹
藤崎賢二
橋本穂高
斎藤大輔
9/1
動画
動画
#9 turbocharger 青木
立川
青木 山口
若山和人
中山見都美
studioぱれっと
吉川佳織
9/8
動画
動画
#10 brake system 川尻善昭 いわたかずや 田中 9/15
動画
動画
#11 engine 大矢雄嗣 細越裕治 9/22
動画
動画
#12 decadence 立川
サトウシンジ
立川
三浦
若山和人
南井尚子
三島詠子
谷口
牧孝雄
中山見都美
栗田新一
9/29
動画
動画

主題歌

オープニングテーマTheater of Life
歌:鈴木このみ
作詞・作編曲:ANCHOR
エンディングテーマ記憶
歌:伊東歌詞太郎
作詞作曲伊東 編曲akkin

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606 ななしのよっしん
2021/01/02(土) 01:10:57 ID: ZCum/KA3d4
BS11の年始一挙見てるけどやっぱり面いなぁ。
ただ、リンメイ(とその取り巻き)はナツメの不屈メンタル形成に
自覚なく関与してた事以外は存在意義がなくなってたのが今見直しても残念
孤児同期との不和&和解イベントはフェイがやっちゃったし、
ヘイト役にするには小さ過ぎてストーリーに組み込みようがなかったのもあるんだろうけど、
最初で憎たらしく描写しといて空気化はモヤっとした
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607 ななしのよっしん
2021/01/02(土) 16:17:00 ID: N5c2erFk33
この作品では別に人間たちは世界の構造を壊そうとはしていないんだよ
というよりも世界の構造に気づかないまま生きているし作中で構造に気づくこともない(ナツメ除く)

世界の構造? 知らない。私は雰囲気で戦っている」

これが最終回までの人類のスタンス

人類がいくらあがこうが(敵モンスターは滅びないという意味で)駄である
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608 ななしのよっしん
2021/01/02(土) 16:46:29 ID: N5c2erFk33
>正直あのまま終わると人間の一部が過化して起しそうな気もする

あの世界を支配するシステムはそういう事も織り込んでそうな気がします
そもそも何でガドルとかいうモンスターを作っていたかというと、
疑似的な争いを起こすことで人類同士の対立を抑制しようとしてたんじゃないかと考察できます

ドルとの対立が解消された後は人類の起があるんじゃないでしょうかねぇ
その時はナツメとかジルあらたな管理者となり新たなガドル(のようなもの)を生み出すんじゃないでしょうか?
そしてそれはシステム側で予想されている行動であり、予定調和だったりして…
うーんSF的に考えていくと鬱展開ですねぇ!(半ギレ)
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609 ななしのよっしん
2021/01/06(水) 21:40:48 ID: aulWYNlmgA
>>605
実際意識して作ってそうだけどどうなんだろうな
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610 ななしのよっしん
2021/01/08(金) 14:33:37 ID: IZTs5FUzml
デザイナーはみんなフリクリオルタナスタッフがスライドして制作してるって公式が言ってるから、同じガイナックス生という事になるのでそれはそう。
https://webnewtype.com/report/article/239050/exit
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611 ななしのよっしん
2021/01/13(水) 21:26:05 ID: +t4Qy3wOsp
Amazonプライムビデオでの配信が今日で終わるんだな
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612 ななしのよっしん
2021/03/24(水) 09:37:25 ID: o6qipqrjfu
デカ○ンス
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613 ななしのよっしん
2021/07/18(日) 23:54:15 ID: MFeHQkR5al
あの世界のシステムはあくまで管理システムであって、支配者ではいんだと思う。
タンカーサイボーグと違って人格みたいなものもないんじゃないかな。フギンムニンはあくまでインターフェース
だからその時最善と判断される手法をとるだけで、世界サイボーグたちとタンカー)が違う方向をとると決めたのなら、それに従ってシステム運用されるだけ。
バグの存在を認めているというのも、単に可性を競争させて生き残った方に従うだけで、システム自体に意思はない。
だからこそ主人公たちのみせた意思が世界行方を決めた。
その正体が単一のコンピュータなのかサイボーグ集合知なのかはわからんけど。
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614 ななしのよっしん
2021/07/23(金) 05:55:42 ID: N5c2erFk33
個人的にはあの世界では人間サイボーグの意志も含めてシステムの一環だと思う
あの世界のシステムは意志の突然変異を誘発させようとしているのかもしれん
それが一見して自由意志の発露のように感じられるけど、意志が変化すること自体はシステムの想定内だと思う
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615 ななしのよっしん
2021/08/16(月) 16:02:04 ID: eZen6cTySW
今更見たけど面かった
ディストピア物によくある「独裁をしていた支配者(システム)を倒して、みんなで自由な新たな世界を作ってハッピーエンド!」ってタイプオチは、「それ新しい支配者が現れて同じこと繰り返すだけなんじゃね?」って言う問いがあったから
「一から作り直すのではなくシステムアップデートして行く」ってオチが現代っぽくて良かったなぁという印
タンカー側の掘り下げが少なかったのは掲示板に同意
その分サイボーグ側が良いキャラ多くて良かったけどね
粗があった部分と滅かった部分が明確だった分、この監督スタッフの次回作が楽しみ
これは間違いなく良作!
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