デカパンとは、漫画・アニメ作品『おそ松くん』並びに『おそ松さん』に登場するキャラクターである。
CV:神山卓三→和久井節緒(白黒)、大平透(カラー)、上田燿司(おそ松さん)
ホエ~概要だス。
「ホエホエ」が口癖の優しいおじさん。語尾には「だス」をつけて話す(まれに「~ス」となることも)。
いつもデカいパンツのみを履いていて、パンツの中から道具や生き物まで様々な物を取り出す。
常にパンツ一丁で出歩く紛れもない変態なのだが、ほぼそれを気にする人はいない(「さん」1話のチョロ松を除く)。
おそ松くんにおける良心的な大人の役が多い。
おそ松くん
嫌味なおじさんであるイヤミとは対照的なポジションの温厚なおじさん。
大概の場合「坊や」と呼ばれるペットを飼っている。基本は犬だが話によってはワニやら恐竜やらチビ太やらと実にバリエーションに富んでいる。
職業はイヤミやダヨーン同様話によって様々で、乞食・金持ち・警官・配達員・医者・教師と何でもやる。
とくに有名なのは「さん」でも登場する科学者「デカパン博士」としてだろう。薬品から機械まで何かを発明するのは大体この人(それがトラブルの原因となるが)。
ここではデカパン博士による代表的な発明を紹介しよう。
エスパーニャンコ
幾度もだまされてきたデカパン博士が、悪人を懲らしめるために生み出した人間の心を理解できる猫。メガネをかけ人語を話す。
心の本音を代弁するので、近くにいる人間の本音と建前がだだ漏れになる。「さん」でも同様のエピソードが作られた。
こじきロボット
放送規定の厳しい現代では絶対に地上波で放送できない問題作の1つ。その名の通り乞食をする為のロボット。10円を口に入れると頭を撫でてくれるという仕組みだが、明らかに言語を理解し自立した行動を取っている。お金以外を口に入れるとドロップキックでど突いてくる。
お手伝いロボット
日本一朝が忙しいお母さんであろう、松野松代に貸したロボット。外見はどう見てもチビ太であり(下半身が車になっている)、ロボットのくせにめんどくさがったり痛がったりお菓子を食べたり寝たりする。
調子が悪いときや逆らった際にはトンカチで頭を叩かれ、泣きながら仕事をこなしていく。しかし、自身の引き起こす失敗やイヤミの悪だくみにより松野一家から暴行に遭い、最終的にはブチ切れ暴走する。
ちなみに原作漫画版では全く異なるデザイン。
透明になれる薬
飲むことで一定時間透明になることができる薬。試作品を助手のチビ太が持ち出してトラブルを引き起こした。
試作品は効果が3分で切れるが、完成品は三日は元に戻らない。
おそ松さん
基本おそ松くん同様温厚な役が多いのだが主役回では大体が暴走的な役回りをする。
そしてブラック工場の所長、邪悪ケチ陰険ブサイクな悪の親玉といった『悪い役』としての出番もこなす。
年相応のオッサンらしくスケベな所も見られるようになり、風俗店を見ると飛び込んでしまうようだ。
このように今回おそ松くんとは一味違うデカパンが見られる事が多くなった。
そして取り返しのつかない問題を引き起こすのだった・・・。
デカパンマン
問題作の多いおそ松さんの中でも強い存在感を放つ問題作の中の問題作。
名前からわかる通り『アンパンマン』のパロディ。人助けのつもりでパンツの中から猥褻物を手渡すも警官に撃たれるという3本立てのエピソード。あまりにも露骨なパロディに加え、更には最低なネタの連発なので流石にクレームが来たのか即座に修正された。
何度も修正から修正を重ね、終いには削除という結末に。円盤に収録される事もなく闇へと消えるのだった。
ほえ~?
オタク歴の長い方なら知っているだろうがアニメ史にはこの口癖を持つ1人の美少女が存在している。
ご存知「ほえ~」の口癖で萌え妹ブームを引き起こした『さくらたん』こと『木之本桜』がそれだ。つまり今や国民的な妹キャラクターの口癖として有名になってはいるが実は60年代からデカパンという『ほえ~』(ホエ~)の先駆者が存在していたのだ。
いい歳したおじさんがさくらたんの物真似を披露する際は気をつけよう。今なら確実にデカパンが連想される。
これが関連動画だス。
関連静画だスよ。
関連項目だス。
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