デジモンワールドとはバンダイが開発したPS用ゲームソフト「デジモンワールド」シリーズの一作目である。
デジモンの育成をよりリアルに体感出来るゲームとして現在でも人気があるが、今では廃版となっていて手に入りにくいためリメイクを望むファンも多い。
2012年に今作のシステムを引き継いだ新作デジモンワールド リ:デジタイズが発売。
翌年、2013年にはより洗練され育成デジモンがさらに増えたデジタイズ・デコードが発売。
2016年にはシリーズ最新作、過去最高のボリュームと謳うデジモンワールド ネクストオーダーが発売予定。
ストーリー
デジモン育成が得意な少年(=主人公)は突然様子がおかしくなったデジタルモンスター本体の中に吸い込まれてしまい、デジタルワールドのファイル島にワープしてしまう。
その後主人公は、多くのデジモンが去って寂れてしまった「はじまりの街」で目を覚ました。主人公はそこで街のデジモン達から「心を失う」という現象に悩まされていること、そのためデジモン育成に長けた主人公を呼んだのだいう事情を聞かされる。その原因を探り街を元に戻すため、主人公はパートナーデジモンと共に冒険をはじめるのだった。
システム
最初に主人公の名前とデジモンの名前を決定、その後いくつかの質問(この選択によってパートナーが決定する)に答えると、ゲームが始まる。
非常に自由度が高いシステムで、プレイヤーは異変の原因究明や街の復興を目指して様々なフィールドを駆け回り、同時にトレーニングや野生のデジモンとのバトルなどをこなしてパートナーを育てていく。
生息環境によって出現する野生デジモンも変化し、例えば北のフリーズランドというフィールドではヒョーガモンやアイスデビモンなど、寒冷な環境に適応したデジモンが出現する。
(※以下ネタバレ注意)
プレイヤーの育て方次第でパートナーが進化するデジモンも変化するが、特筆すべき点として野ぐそを一定回数(正確には16回)行うと強制的にスカモンになるというシステムがある。これにより旅の途中でパートナーが便意を訴えるとわざわざ街に戻ったり近くの便所を探さなければならないため、多くのプレイヤーが頭を抱えるハメになった。この排便システムからクソゲー(「便」的な意味で)と言うプレイヤーも少なくない。幼少のプレイヤーの中にはこれが原因でゲーム自体を投げてしまった者もいるとか。
また、最初から大量の進化アイテムやレアアイテムを所持できる裏技や「便利君」など、バランス崩壊を招きかねない裏技が存在することも知られている。
関連動画
関連項目
- デジモン
- デジモンワールド
- クソゲー
- デジモンワールドリ:デジタイズ
- デジモンワールドネクストオーダー
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