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デステニー・ドローとは、
- TCGの対戦において、ここぞという状況で最適なカードを引き当てること。特に劣勢のときに逆転のキーカードを引き当てるような場合にいうことが多い。デスティニー・ドロー、ディスティニー・ドローとも。
→「デスティニー・ドロー」を参照。 - アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」に登場するカード。遊戯王OCGにも登場している。本項で解説。
概要
D－HERO使いのエド・フェニックスが使用するカード。手札のD－HERO1枚を捨てて発動し、デッキから2枚ドローする効果を持つ。
初登場はVSDD戦。
「D－HERO ディアボリックガイ」を墓地に送って発動した。手札を補充すると共に、ディアボリックガイを墓地に送ることで「オーバー・デステニー」の発動、さらにはディアボリックガイ自身の効果の発動につなげて、先攻1ターン目から「D－HERO ドグマガイ」を特殊召喚する展開力の高さを見せ付けた。
その後もエドのデュエルではたびたび「D－HERO ダイヤモンドガイ」の効果で墓地に送られることで発動している。
ある意味で、エドがよくダイヤモンドガイの効果でこのカードを墓地に送るのも、一種のデステニー・ドローなのかもしれない（ただし、ダイヤモンドガイの効果はドローではなく、「デッキの一番上のカードを確認する」）。
OCG版
「デュエリストパック－エド編－」（2006年10月26日発売）で登場。
通常魔法
※「DUELIST EDITION Volume.1」収録のカード（DE01-JP159）による
手札から「D－HERO」と名のついたカード1枚を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「D－HERO ダッシュガイ」や「D－HERO ディアボリックガイ」など墓地に送ることで効果を発揮するものが多いため、そういったカードを捨てつつドローすれば捨てる分の損失を補える優良手札交換カードになる。また、「D－HERO ダイヤモンドガイ」で墓地に送った場合は損失なしで2枚ドローできる。
D－HEROは全て闇属性なので、このカードと同時に「闇の誘惑」による手札交換にも対応する。さらにレベル8のD－HEROであれば「トレード・イン」にも対応し、3種の手札交換カードに対応することになる。そのため、D－HERO以外でも高速ドローを必要とする「王立魔法図書館」とエクゾディアのデッキなどではコンボとして投入される。
手札交換の強力さが危惧されたのか、2009年3月1日に準制限カードに指定される。このとき同時に「D－HERO ディアボリックガイ」、「増援」も規制を受けており、D－HEROそのものが弱体化してしまう。その半年後の9月1日にはいったん制限解除されたのだが、さらに半年後の2010年3月1日にはいきなり制限カードに指定されてしまった。
海外では「闇の誘惑」と併用して高速ドローを行うデッキが流行っていたため、それを規制する目的があったと思われる。純粋なD－HEROデッキとは無関係なところで使用され規制される、本来のD－HERO使いにしてみれば完全なとばっちりである。
だが、D－HEROを用いたデッキの使用率が低下したためか、2011年9月1日の改訂で準制限に緩和され、2012年9月1日には制限解除された。これにより純粋なD－HEROデッキを含め、D－HEROは強化されることとなる。
イラストでは黒いスーツを着た人物が「D－HERO ダガーガイ」を墓地に送って発動している。スーツの人物はどことなくエドに雰囲気が似ているが、エドが着ているのは白いスーツである。
このカード以後、「トレード・イン」、「調和の宝札」、「黒羽の宝札」、「コア濃度圧縮」など、手札の特定のカードをコストに2枚ドローするカードが数多く登場している。
DPエド編以降、しばらく絶版であったが、「DUEL TERMINAL －疾風のドラグニティ!!－」で再録された。
現在は「DUELIST EDITION Volume.1」で入手可能だが、シークレットレアなので入手は大変。
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関連項目
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