デバッグモードとは、ソフトウェア開発者向けの隠された機能である
あくまでも開発者向けの機能なので一般的なユーザーには操作は出来ないようになっているのが標準。
概要
実際には、一連の動作またはメモリの内容を表示して「ソフトウェアが正しく動作しているか?」をテストするための物であり、一般的なソフトウェアでは通常利用している範囲では出すことは出来ない作りとなっている。
デバッグモードを使う場合はいくつか方法があり、
- 環境変数に特定の値をセットする (例 SET DEBUG=ON 等)
- コマンドラインなどで特定の値をセットする (例 nicopedia.bin /debug)
- 特定のコマンドを入力 (↑↑↓↓←→←→BA / ↑↑↓↓LRLRBA / ↑L↓RXBYA 等)
- 特定の場所においてマイクで叫ぶ (海中面で「とら○ちゃーん」と叫ぶ)
上記のように分かれている。
ゲームなどにおいては、開発終了した時点で本来はこのようなデバッグ処理を無くすのが良いが、大人の事情により「デバッグモードが残ったゲーム」がある、この場合「ある操作」を行い「特定の画面」へ入れるためこの内容を「裏技」として表現される事もある。
ちなみに、プログラムの内容がわかるソフトウェア(チートツールやエミュレータ)などがあった場合このデバッグモードに入る方法などが比較的に簡易に解るといったことがある。
デバッグモードの中には、メモリの内容を操作できる物がありチートツールと思われるのもあるが…「開発者が意図的にテスト用に組み込んで動作をチェックする物」がデバッグモードであり、「開発者が意図しない動作チェックツール」はデバッグモードではない。
ゲームのデバッグモードの内容
ゲームにおけるデバッグモードの一般的な内容を示す
などがあり、操作出来る内容は異なっている。
先にも書いたとおり「動作を確認」するものであり許容範囲の値を超えた内容を行ったりすると、セーブデータが消えたり取り返しのつかない状況になるので注意が必要。また、デバッグモードを利用しアイテムの増減を行うと本来のゲーム性を失うので利用は推奨しない。なおネットワークゲームでこのモードを利用しアイテム増減を行った場合不正アカウントの対象になりやすい。
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関連項目
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