デビッド・ワイズ単語

デビッドワイズ
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デビッド・ワイズ(David Wise)は、イギリスの大手ゲーム開発会社「Rare Ltd.(レア)」に籍を置いていた開発スタッフである。2009年独立フリーとなっている。
BGM他、サウンド係を担当している。

概要

レア社明期の80年代からBGMを担当していた。
そんな氏の名が多くのゲームファンに注されるところとなったのは、任天堂スーパーファミコン末期1994年リリースしたスーパードンキーコング」のサウンドトラックが機であろう。

CGアニメを自在にコントロールするという、同作の意欲的かつ高い作品性・グラフィックに劣ることのない高レベルサウンドで「ドンキーコング」を「スーパー次元にまで高める大役を果たした。

サウンドメモリ限界を感じさせない贅沢なサンプリング音の使用、任天堂をはじめゲームウンドの歴史いては挑戦的とさえ言えるポップス志向・リスング志向のサウンドクリエーション。
次世代マシンの産聞こえる1994年において、もはや枯れた存在であるスーパーファミコンが放った全オーラと言っても過言ではない。そう、全てが衝撃だった・・・。

レア社の事情により活動のフィールドがXBOX360に移った事もあるが、レア社の名物キャラクターBGMを高品質で堪できることは喜ばしい。

因みに、ワイズ氏及びその他のサウンドスタッフマッキントッシュを使っている

バイオグラフィー

デビッド・ワイズ青春時代ピアノトランペットドラム演奏していた。その後、店勤めをしていた1985年には、デヴィッドヤマハミュージックコンピュータCX5のデモ版で作曲プログラミングをしていた。そこに、二人の人物が彼の才に深く味を抱いた。

彼等の名はティム・スタンパーとクリス・スタンパー(Tim & Chris Stamper)、レア社の創業者である。
スタンパー兄弟デビッドに彼等の会社のオーディオプログラマー仕事提供し、それが全ての事の始まりとなった。長きにり、ワイズはレア社ゲーム(※)の一のコンポーザであった。
※その大多数はファミリーコンピュータ向けにリリースされた。

1994年スーパードンキーコング」計画で二人のニューネームレア社オーディオチームに紹介された。イーヴリン・フィッシャー(Eveline Fischer)とロビンビーンランド(Robin Beanland)である。

それ以後もこの会社に雇われ続けるが、これがデビッドの生産性の逓減し始める転換点であった。
彼はもう、全ての新規ゲーム音楽作曲を手掛ける必要がくなって、幾人かの紹介された新入りのコンポーザ達とスタッフの一員としてここ何年が経った。

しかしながらワイズは、ゲームキューブ向けソフトスターフォックスアドベンチャー」のサウンドトラック制作したり、ゲームボーイアドバンススーパードンキーコング3」の音楽の全面的な訂を行ったりした。また、ニンテンドーDS版「ディディーコングレーシング」と「あつまれ! ピニャータ: Pocket Paradise」のスピンオフを手掛けている。

そして、2009年レア社を退社しフリーとなり、マイクロソフト下のレア社から離れたことからその後の活動に注が集まっていたが、2013年E3にて、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』(WiiU)にコンポーザーとして参加していることが発表され、久しぶりにドンキーコングシリーズに復帰することとなった。

ディスコグラフィー

西暦 ゲームタイトル(2000年までは日本未発表ソフトを含めていない) ラットフォー
1987 伝説の騎士エルロンド(Wizards & Warriors) FC
1991 バトルトード(Battletoads) FC, GB
1993 Battletoads MD, GG
1993 Battletoads & Double Dragon: The Ultimate Team FC, SFC, MD, GB
1993 Battletoads in Battlemaniacs SFC
1993 Battletoads in Ragnarok's World GB
1994 スーパードンキーコング(Donkey Kong Country) SNES
1995 スーパードンキーコング2ディクシー&ディディー
(Donkey Kong Country 2: Diddy's Kong Quest)
SNES
1995 スーパードンキーコングGB(Donkey Kong Land) GB
1996 スーパードンキーコング3のクレミス
(Donkey Kong Country 3: Dixie Kong's Double Trouble!)
SNES
1996 ドンキーコングランド
(Donkey Kong Land 2: Diddy Kong's Quest)
GB
1997 ディディーコングレーシング(Diddy Kong Racing) N64
2002 スターフォックスアドベンチャー(Star Fox Adventures) GC
2005 スーパードンキーコング3のクレミス
(Donkey Kong Country 3)
GBA
2007 Diddy Kong Racing DS DS
2008 Viva Piñata: Pocket Paradise DS
2013 Tengami iOS
2014 ドンキーコング トロピカルフリーズ Wii U

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127 ななしのよっしん
2020/10/04(日) 16:23:22 ID: Oi4vre2K4Q
久々に聴いてみたけどいい曲ばかりだなぁ
思い出補正もあるのかもしれないけど
作曲者の名前も知らなかったけど、小学生の頃プレイしててに残る曲ばかりだった
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128 ななしのよっしん
2020/12/05(土) 15:15:52 ID: BiuYdSd91l
とげとげたるめいろの曲は人生で初めて感動したBGM
当時は何度もコースをやり直して中になって聴いてた
作り込まれた青空と茨の背景に凄く合ってて幼心にも切なさを覚えたなぁ
他の名曲聴いてると、ラトリーに大変身みたいなポップなのはしくて
デビットワイズの頂は寂しさを感じる曲なのかなと思う
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129 ななしのよっしん
2021/12/13(月) 09:23:42 ID: Bk9GT8vi7f
最近気づいたけどスパドンシリーズはほぼシンセとか使った電子音楽なのに対し、トロピカルフリーズは生楽器なんだよね
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130 ななしのよっしん
2022/01/07(金) 17:31:53 ID: 0lTFpSeexi
https://youtu.be/SUPpodo9yMQexit
KORGデジタルシンセwavestateのデモデビッドワイズ本人がスパドンの音作り実演してるぞ
さすがに再現ではないけどどうやって作ってたのかが垣間見れるのでおすすめ
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131 ななしのよっしん
2022/01/07(金) 17:49:52 ID: D8sDsW0Alj
>>129
そりゃあsfcで生音使えるわけないし、トロピカルフリーズは据え置きの大作でbgm打ち込みだともうしょぼい時代になったし…
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132 ななしのよっしん
2022/01/09(日) 02:11:36 ID: V+dX06mZkQ
こんなに贅沢な曲を聴きながらドンキーコング子どもの時にプレイしていた事実驚愕する
当たり前のように流れていた音楽大人になってから聴くと美しさに感動してしまう
スーパードンキーコングシリーズグラフィック音楽アクション性全てが最高のゲーム
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133 ななしのよっしん
2023/01/25(水) 11:08:18 ID: w+AvKgoETW
ようつべお笑い芸人カミナリ(特にたくみ)がこの人の良さについてっていててビビったなぁ(しかもデビッド本人がなんとカミナリの動画を巡回したという)
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134 ななしのよっしん
2023/05/05(金) 23:54:46 ID: 2+YPmjVjmd
>>133
なんあら今度本人と会う動画上げるみたいだからスゴイ
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135 ななしのよっしん
2023/05/06(土) 19:48:42 ID: NIZBZn760R
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136 ななしのよっしん
2023/05/14(日) 03:55:50 ID: wTqo9ETSyh
カミナリはグレーカンパニーだからサンドウィッチマン事務所だよ

難しい話抜きのほぼノーカットインタビュー見られるなんてYouTubeならではだよなあ
優しい人だったのも嬉しかった
カミナリの為に作るOP曲も楽しみ
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