デュエル(duel)とは、ラテン語の「duo」が語源になった言葉で、これは「二人」を意味する。(デュオは現在のイタリア語でも2人、もしくは二重奏を意味する)
そしてその二人を意味する「duo」が変化した「duellum」という単語が「デュエル」の直接の語源である。これは「二人の戦い、二人の争い、二人が喧嘩」などの意味を持つ。
そして、現在英単語として「duel」と言った場合は「(主に男同士の)勝負」「決闘」「果し合い」「生死をかけた勝負」などの意味で使われている単語である。
曖昧さ回避
- 「機動戦士ガンダムSEED」に登場する機動兵器・デュエルガンダム。
- 日本の釣具メーカー・デュエル。
- Pileが2016年12月28日にリリースするニューシングル「素晴らしきSekai」の収録曲「デュエル」。同年10月2日よりアニメ「デュエル・マスターズVSRF」の新オープニング。(タイトルからして遊戯王に喧嘩売ってるように見える)
概要
日本で「デュエル」と言えば「決闘」などと訳される。
映画好きの人には、アメリカの西部劇の決闘のイメージが強いかもしれない。
またスティーブン・スピルバーグが初めて監督した作品はテレビ映画の「duel」という題名である。
(ただし、日本での題名は「激突!」)
デュエル(カードゲーム)
しかし、日本でこの「デュエル」という単語を爆発的に広めたは1996年から少年ジャンプで連載された漫画『遊☆戯☆王』が原因と見て間違いないであろう。この作品は20年以上経過した現在でも人気があり、その作品の中で「デュエル」という単語が頻繁に出てくる。(この作品でデュエルと言えばカードゲームで対戦するという意味で使われる)
そして、その遊戯王に影響を受けた作品にも「デュエル」という単語がよく使われる。
ただし、カードゲームで『デュエル』という単語を使ったのは『マジック・ザ・ギャザリング』が先である。このゲームは「魔術師同士の決闘」というバックストーリーがあるため、勝負を『デュエル』と呼んでいた。遊戯王のカードゲームはこのゲームを模倣する形で作られたため、『デュエル』の語もそのまま取り入れている。その後、遊戯王OCGの権利を有するコナミが『デュエル』を商標登録したため、マジック・ザ・ギャザリングでは『デュエル』を『ゲーム』に呼び替える変更が行われ、公式には用いられなくなった。……が、長年使い続けてきた呼称であるためプレイヤー間では現在も普通に『デュエル』で通じるようだ。
同様に、カードゲームでデュエルを行う者を作品中では「デュエリスト(決闘者)」と呼ばれている(これも初出はマジック・ザ・ギャザリング)。対義語はリアリスト。
関連動画
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関連項目
- 決闘
- 決闘罪
- 遊戯王
- デュエリスト/決闘者(遊戯王)
- デュエルモンスターズ
- デュエルオンライン
- ライディングデュエル
- おい、デュエルしろよ
- デュエル脳
- ランニングデュエル / フライングデュエル
- 遊戯王関連項目の一覧
- デュエル・マスターズ
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