デュエルガンダムとは機動戦士ガンダムSEEDに登場するいつも蹴っ飛ばされるイザーク用決闘用モビルスーツである。
バスターとは違うんだよ!
型番 | GAT-X102 |
---|---|
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 61.9t(AS装着時103.47t) |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 (アサルトシュラウドは非PS装甲) |
武装 |
標準武装 |
ヘリオポリスで開発された5機のガンダムの内の1つ。正式名はGAT-X102デュエルであり、他のGAT-Xシリーズ同様劇中ガンダムと呼ばれることは無い。
本来は連合で運用されるはずのモビルスーツであったがザフトのクルーゼ隊隊員イザーク・ジュールによって強奪され以降彼の愛機となる。前半は他の機体ほどの活躍を挙げられずストライクに攻撃を仕掛けてはアスランに邪魔をされたり蹴られたり顔に傷を付けられるなどろくな目にあわず、戦闘の邪魔となった難民船を脱走兵の乗った船と思い込み撃墜するなど悪役のイメージの強い機体となってしまった。
更にフリーダムにトドメを刺されそうになった所本人の心情の変化から情けをかけられ両足をぶった切られるだけで済まされる等噛ませ振りにも磨きがかかってしまった。ところが第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦ではフォビドゥンをアサルトシュラウドを盾に撃墜し、レイダーはバスターの砲撃を使い撃ち落すなど二機を撃墜する活躍を上げた。…がスペシャルエディションではレイダー撃墜はバスターガンダムの功となってしまった。やっぱり噛ませ…。
しかし初期GATシリーズは、ローエングリンで溶かしつくされたストライク、自爆でバラバラとなったイージス、シュベルトゲベールで真っ二つにされかけ右腕以外吹っ飛んだブリッツ、プロヴィデンスに蜂の巣にされ胴体と砲以外ボロボロのバスターと4機は大破したのに対し、左肩にビームを喰らった以外に目立った傷が残らず型がまともに残った機体はデュエルのみであった。機体そのものは噛ませじゃありませんでした。
連合が初めて実機を完成させたMS(GAT-X101はシミュレーション上にのみ存在する模様)なので、武装はビームサーベル2本にビームライフル(+グレネード)、ヘッドバルカンのみとストライク以上にシンプルな機体となっている。
損傷した際には火力不足を補うという意味合いを含めアサルトシュラウド(ザフト製)を装着する。いわゆるフルアーマー状態だが、フェイズシフト装甲ではないので増加装甲としての意味は薄く、火力強化とスラスター増加による宇宙空間での機動性向上に主眼が置かれたものである(総重量100tを超えるため、重力下では機動力が低下してしまうが)。
なおアサルトは突撃・攻撃・暴行を意味し、シュラウドは幕、覆う、経帷子や死体を覆う物を意味する。キラに突撃しては何度も死に掛け、戦闘の邪魔となった難民船を(知る術が無かったとはいえ)感情に任せ撃ち落すなど前半は汚名の多かったイザークに対する皮肉とも取れるネーミングとなっている。
専用バズーカが存在するのだが、イザークがデュエル強奪時に持って行かなかったためか劇中では使用していない。その後このバズーカはガンダムアストレイゴールドフレームを強奪したロンド・ギナ・サハクが持ち去って使用した。
「きょしぬけぇぇぇぇぇぇ!」「うるしゃい!」と感情的になりやすいおかっぱのコーディネーター。何かとディアッカを巻き込み彼を焦らせる。実はツンデレ。
派生機体
LR-GAT-X102 レーゲンデュエル
機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAYに登場するモビルスーツ。レーゲンとはドイツ語で「雨」を意味する。暖色を強調したカラーリングに変更されている。ストライカーパックを装備可能となった。武装はランチャーストライカーをベースとしたバズーカストライカーを装備。バズーカ部分は従来のランチャーストライカーに装備されたアグニにも変更が可能である。
携行火器はジンに試験的に装備されデュエルガンダムの固定兵装になった115mmレールガン「ルドラ」を装備。ビームサーベルの配置も膝部分になり、機体頭部はZのようなスリットの無い顔になっている。
劇中ではターンデルタと交戦し大破させ、ヴェイア搭乗のヴァンセイバーと共にイライジャのザクファントムと交戦するがヴェイアがイライジャのザクファントムを奪い逃走してしまった為、イライジャとの交戦は止めヴェイアを追撃するも放棄してしまう。
GAT-X1022 ブルデュエル
OVA『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場するモビルスーツ。アクタイン・インダストリー社を中心とした複数の軍需産業により新型MS開発プロジェクトにより再製造・改修された5体のGの内の1機であるデュエルガンダムをベースに開発された。ストライクノワール、ヴェルデバスターとの組み合わせでの戦闘を考慮されており近接格闘戦を重視にしたカスタマイズが施されている。全身はVPS装甲を採用し、ロングダガーやデュエルダガーに採用されたフォルテストラの発展型アーマーを装着。従来のアサルトシュラウドやフォルテストラと違い脱着不可であるがVPS装甲が採用されている。
両腕のアーマーにはM7G2リトラクダブルビームガン、右腕シールドにはM443スコルピオン機動レールガン、左肩アーマーには連合のMSで標準で装備されているMk315スティレット投擲噴進対装甲貫入弾を装備している。
劇中ではキルギスプラントを襲撃したザフト軍の殲滅任務によりストライクノワール、ヴェルデバスターと共に出撃し鎮圧する。その後は西ユーラシア地方での陸上戦艦ボナパルトの護衛任務に出撃しザクウォーリア等のザフト軍MS部隊を蹴散らすも奇襲してきたバクゥに右腕を切断され、追い討ちに背後から右足をビームライフルで撃たれ行動不能となった所に3機のケルベロスバクゥハウンドにズタズタにされてしまった。
地球連合軍第81独立機動群ファントムペイン、ホアキン隊に所属する奇抜な服装の女性パイロット。シャムス同様コーディネーターを差別している。派手なメイクや露出度の高さに目が行きそうだが張五飛のようなおでこが最も特徴的かも知れない。ミューディーの死亡シーンはガンダム屈指のむごさを誇り、リョナ好きの変わり者を興奮させた視聴者にトラウマを植え付けた。
ゲームでの扱い
ガンダムVSシリーズ
連ザシリーズではアサルトシュラウド装着・非装着の2つに別れ、AS非装着版はコスト420で癖が少なく扱いやすい機体となっているのに対し、AS装着版はコスト450の武器切り替えがはっきりとした機体となっているためやや癖が強い。
ガンダムvsガンダムではNEXTで登場し、中コスト帯から低コスト帯に下げられたものの初心者向けの機体となっている。今作ではASを装着した状態でスタートし、特殊射撃からの格闘として原作でフォビドゥンを撃破したアーマーパージアタックができる。パージした瞬間は射撃を無効化でき、威力も高い。パージ後は格闘性能が上がる。アシストはグゥレイトなモビルスーツバスターガンダム。性能もグゥレイト。
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