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デルムッド

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デルムッドとは、人名の一つである。

尚、ここでは「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」「ファイアーエムブレムトラキア776」に登場するラケシスの子であるデルムッドについて記す。

概要

ノディオン王女ラケシスの息子。デルムッドはイザークに落ち延びたが妹のナンナは生まれてすぐだったのでラケシスと共にレンスターへ、と生き別れになっていた。
ラケシスの息子なのでエルトシャンの息子であるアレスは従兄にあたる。
ラケシスが戦死するなどカップリングが成立しなかった場合は、デルムッドの代替キャラクターとしてトリスタンが登場する。

初期クラスはフリーナイト。騎馬系で、クラスチェンジすると「連続」が付き技最大値３０を狙えるフォレストナイトになるので、父親次第で結構強くなる。
「カリスマ」を活用しながら削りなど主力の補助役を担うことになるだろう。

神器持ち・沢山のスキル持ち・上位互換クラスの者などが居並ぶ解放軍の面子の中では、単純な戦闘力ではあまり目立たない。
これが災いしたのかどうかはわからないが、愛がテーマの一部である聖戦の系譜において、唯一女性との色恋沙汰の会話の無いユニットとなってしまっている（妹のナンナは除く）。
※それを逆手にとって絶大なる紳士のカリスマとなった動画も存在する。

エンディングでは、（父親が平民など国を受け継がない立場の場合は）アレスの補佐をするためにアグストリアへ、アレス戦死時はアグストリアを治めることになる。

カリスマヘアー

独特のリーゼントヘアによりファンの間では機動戦士Ｚガンダムのジェリド・メサと言われたり、機動戦士ガンダムSEEDのディアッカ・エルスマンに似せたコラも出回っている。

同人界隈ではそのリーゼントに嫌悪感を抱いたフィンラケ派の大きなお姉様方の中には、勝手に次男坊をつくって次男坊同盟なるコミュニティが存在するほど扱われ方が不憫な物となっている事もある。
また、次男坊とまで行かなくともデルムッドはベオウルフとの子でナンナはフィンの子といったのけ者にされることも多い。
（もちろんフィンラケもデルムッドもリーゼントを含めて愛している人もいる）

トラキア776

続編であるトラキア776にも登場。
美形化が進み前作よりもビジュアルは良くなったが、リーゼントは健在である。

登場時期が遅く同クラスのフェルグスら叩き上げ組に比べるとどうしても見劣りしてしまうが、専用武器「ベオの剣」と便利な「カリスマ」のスキルがあり必殺係数も最大の5、成長も十分見込めるので十分使えるユニットである。

ちなみにこの「ベオの剣」、名前から前作のベオウルフを想起させるが、何故かフェルグスも装備出来たり、デルムッドの父親については語られていなかったり、ベオウルフが持っていた訳ではない「怒り」「待ち伏せ」スキルが付与されると謎が多い武器となっている。
高い威力と必殺率にスキル付与とパッと見の性能はいいが、「怒り」「待ち伏せ」は同時発動しない。
「怒り」は「待ち伏せ」を持っている敵に切りかかると発動するが、ゲームで「待ち伏せ」を所有する敵はラインハルトとツヴェルフの2名だけなので実質死にスキルとなっている。

名前から性能までなんとも難儀な武器である。

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