デンライナーとは、特撮作品「仮面ライダー電王」に登場する電車である。
時の列車デンライナー。次の駅は過去か、未来か…。
時の中を走ると言われている列車型のタイムマシン。ウラタロス曰く「時計みたいなもの」らしい。作中では他にも時を走る列車が登場するため一括で「時の列車」と呼ばれることもある。列車なので基本的に線路の上を走るが、線路を生み出しながら走行することで線路のない地上や空中も走行できる。時の砂漠と呼ばれる空間を走るほか、現代の空間を走っている間はは一般人でも視認できる。
時の列車に乗り込むにはライダーチケットかもしくはライダーパスが必要。イマジンによって時の流れからこぼれ落ちてしまった人たちが時の列車に乗車し、自分の時間までの旅をする。時の列車にはそれぞれオーナーと乗務員がおり、列車を管理しているが、野上良太郎が仮面ライダー電王となってからは時の流れを破壊しようと企むイマジンとの戦いにも用いられることになる。
先頭車両は電王が乗り込むバイクであるマシンデンバードが格納されており、バイク自体が列車のコックピットを兼ねている。デンバードに時間が書かれたチケット入りのパスを挿入することでタイムトラベルができる。他にも武装が備えられた車両、電王と共に戦うイマジンや乗客が屯する食堂車などで編成される。
時の列車の一覧
劇中に登場した時の列車を記載する。いずれの車両も連結可能となっている。
デンライナーゴウカ
電王ソードフォームを模した形状の先頭車両から連なる4両編成車両の総称。5両目以降も編成されている場合もあるが戦闘時には切り離される。
デンライナーの基本構成ともいえる車両。先頭車両にはビーム砲「ゴウカノン」が内蔵されているほか、他3両にも「ドギーランチャー」「モンキーボマー」「バーディーミサイル」がそれぞれ武装として内蔵されている。
電王がクライマックスフォームに初変身した時にはなぜが車両が赤く燃え上がった姿で登場した。この状態のデンライナーは「クライマックスバージョン」として商品化されている。
デンライナーイズルギ
電王ロッドフォームを模した形状の1両編成車両。「レドーム」と呼ばれるカメ形の飛行メカを搭載しており、主にレーザーを出したり敵に体当たりしたりなどする。
デンライナーレッコウ
電王アックスフォームを模した形状の1両編成車両。先頭部分のフロントアックスと横側から出るサイドアックスが武器。体当たり攻撃を得意とする。
デンライナーイカヅチ
電王ガンフォームを模した形状の2両編成車両。上記の合計6両の列車と連結・変形することで巨大な龍型の姿になり、龍の口となった先頭から巨大ビームを発射する。
ゼロライナードリル
ゼロノスアルタイムフォームを模した形状の1両編成車両。ゼロライナーはゼロノスに変身する桜井侑斗とデネブによって管理・運行されている。先頭部分が変形してドリルが出現し攻撃する。
ゼロライナーナギナタ
ゼロノスベガフォームを模した形状の1両編成車両。平時はゼロライナードリルの後方に連結されているが、必要に応じて先頭車両となる。変形でプロペラが出現し線路がない場所でも飛べるようになった。
キングライナー
時の分岐点に現れるという駅「ターミナル」が変形した巨大なデンライナー。その大きさはデンライナーを丸ごと格納できるほど。
ガオウライナー
映画「俺、誕生!」に登場。神の路線に入れるという伝説の時の列車。牙王はこれを手に入れるためにデンライナーをハイジャックした。先頭車両は「ガオウライナーキバ」。
NEWデンライナー
NEW電王ストライクフォームを模した4両編成の車両。外装や内装も以前までのデンライナーからリニューアルしている。武装があるかどうかは不明。
仮面ライダーディケイドの「電王の世界」ではセットがもうないので今までのデンライナーもNEWデンライナーの内装になっていた。
アナザーデンライナー
『平成ジェネレーションズFOREVER』に登場したデンライナーのような何かで、アナザー電王と同時に発生した。ゴウカの先端部をアナザー電王の電仮面に変えたようなおぞましい形状をしている。作中ではティード一味の移動手段として用いられた。
『仮面ライダージオウ』TV本編にも別個体のアナザー電王が登場したが、こちらはアナザーデンライナーを所有しておらずある目的でデンライナーを強奪しようとした。
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関連項目
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