トイ・ストーリーとは、世界初のフルCGで描かれたアニメーション映画である。
ディズニー配給、ピクサー(Pixar)制作。
概要
ルーカス・フィルムの一部門から始まったピクサー・アニメーション・スタジオ製作による世界初の3DCGによる長編アニメーション映画。ピクサーの処女作であり、現在に続くスタジオの代表作の一つ。主人公「ウッディ」をはじめとするおもちゃ達、家や樹木、道路と言った街並み、そして人間に至るまで、スクリーンに映るすべてのものはCG(コンピューターグラフィックス)で描かれている。これまでセル画が主流だったアニメ映画の常識を覆した記念すべき作品となった。
シリーズ作品として本作から4年後にトイ・ストーリー2が公開。より精巧さを増した描写技術が恐竜の皮膚やウッディの表情、犬の毛なみなどから見て取れる。2010年にはトイ・ストーリー3が上映された。第1作目から10年後の設定で、ディズニー系列と縁の深いスタジオジブリからトトロも登場。
3部作完結後には、いくつかの短編を挟んだ後にトイ・ストーリー4が発表された。2019年夏に公開。本作でウッディの相棒となったバズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear)も人気を博し、スピンオフ作品としてバズの世界観による冒険譚を描いた『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー』も製作されている。
そして2022年にはバズがスペース・レンジャーに加入するまでを描くスピンオフ、『バズ・ライトイヤー』が公開予定。
日本語吹き替え版は唐沢寿明、所ジョージの主演で製作されており、脇を固める実力声優に負けない存在感を出している。
作品一覧
- 道中ウッディとバズが喧嘩をはじめる。アンディが乗る車が出発しようとしたので、
- あわてて二人は追いつこうとするも間に合わない。諦めきれない二人はアンディの車を追いかけようとするが、
- 途中でおもちゃ殺しのシドに見つかってしまい、連れて行かれる。
- はたして二人は脱出することができるのだろうか・・・。
- Toy Story 2 (1999)
- ある日、ウッディの肩の糸がほつれてしまう。
- おりしも外ではガレッジセールが行われ、壊れてしまったペンギンのおもちゃウィージーが売りに出されることに。
- ウッディはこれを阻止すべく動き出したが、道中ウッディがオモチャマニアのアル・マクウィギンに見つかって
- これを買うと言い出すも、母親は拒否。見かねたアルは母親が目を離したすきにウッディを盗んでしまう。
- 実はウッディは人気番組カウボーイ・ドタバタ人形劇『ラウンドアップ』の主人公であり、
非常にレアなおもちゃであることが判明。人形劇のおもちゃたちは、ウッディが加わって初めて自分たちに
価値があると告げ、博物館行きを薦めた。 - 一方、アンディ家のおもちゃたちはウッディ救出を試みるも、人形劇のおもちゃたちに阻止されてしまう。
- はたしてウッディの決断は・・・。
- Toy Story 3 (2010)
- 大学に進学することになったアンディはおもちゃを捨てるかどうかを迫られる。
- なんとかゴミ袋から脱出したおもちゃたちは、自分たちが捨てられたと勘違いし、
- 捨てられるくらいなら保育園に行こうと決心、ウッディもついていくことになった。
- サニーサイド保育園のおもちゃたちに暖かく歓迎され、おもちゃたちは喜んでいたが、
- ウッディはアンディの元へ帰ることを決意。
- ウッディは運よく外に出ることができたが、道中で女の子のボニーに拾われてしまう。
- ボニー家のおもちゃたちに暖かく歓迎されたウッディだが、おもちゃたちにサニーサイド保育園が
- 実は恐ろしいところだということを知らされ、仲間達を助けることを決意。
キャラクター
アンディ家のおもちゃたち |
アンディ家 |
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関連項目
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