誇りをかけて、飛ぶ。
トップガン マーヴェリックとは、2022年5月27日に公開されたトム・クルーズ主演のアクション映画である。
概要 |
トップガン マーヴェリック | |
基本情報 | |
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監督 | ジョセフ・コシンスキー |
脚本 | アーレン・クルーガー エリック・ウォーレン・シンガー クリストファー・マッカリー |
音楽 | ハロルド・フォルターメイヤー ハンス・ジマー |
製作 | スカイダンス・メディア ドン・シンプソン/ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ |
配給 | パラマウント・ピクチャーズ 東和ピクチャーズ |
公開 | 2022年5月27日 |
上映時間 | 131分 |
映画テンプレート |
1986年に公開され、瞬く間に世界中で大ヒットを記録した名作『トップガン』の正当続編。タイトルに付いている「マーヴェリック」は、トム・クルーズが演じる主人公、ピート・ ミッチェルのコールサイン(戦闘機でパイロットが無線で呼ばれる名前)である。『トップガン』を皮切りに一躍トップスターへの道を駆け上がったトム・クルーズだが、十分なストーリーと技術の発展を待つため、続編企画は長きに渡ってスタートさせなかったという。前作から実に30年以上の月日が経ち、60代を目前に控えた中で、天才パイロット“マーヴェリック”をトムは再び演じることとなる。
2019年に発表され、本来であれば2020年内に公開される予定だったのだが、コロナ禍の影響をモロに食らい、公開は遅れに遅れてしまった。最終的に2022年5月27日に日本とアメリカで同時公開された。
亡くなったトニー・スコットに代わり、『オブリビオン』でトムとのタッグを経験済のジョセフ・コシンスキーが監督に抜擢されている。脚本は『ミッション:インポッシブル』シリーズのクリストファー・マッカリー、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られるジェリー・ブラッカイマー、そしてトム自身もプロデューサーを務めている。
キャストは主演のトム・クルーズに加え、前作でトム・“アイスマン”・カザンスキーを演じたヴァル・キルマーが続投。新たなキャストとして、亡きグースの息子であるブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウを、『セッション』のマイルズ・テラーが演じる。
前作の良いところはそのままに、現在の時代背景を考慮に入れたストーリーが展開される。おなじみの名曲「デンジャー・ゾーン」はもちろん、疾走するバイクもイカした美女も浜辺のスポーツも全部入り。特に前作をリアルタイムで見た世代は、懐かしさを感じずにはいられないだろう。
過激なアクションもスタントマンに頼らず、なるべく全部自分で行うことで知られるトム・クルーズだが、今作でもそのこだわりは健在。なんとパイロット役のキャスト全員に過酷な訓練を受けさせた上で、実際にF/A-18E/F(スーパーホーネット)に乗り込み、積み込んだ6台のIMAXカメラを自分たちで動かして撮影したという。劇中では、過酷なGの負荷に苦しむパイロット達の様子が映るが、あれは演技ではなくガチで苦しんでいる[1]。なお、さすがに戦闘機の操縦は許可されなかった模様。
公開に先駆けてワールドプロモーションツアーが行われ、トム・クルーズとジェリー・ブラッカイマーが日本へ訪れた。日本では『ウマ娘 プリティーダービー』のマヤノトップガンが宣伝パイロットに就任し、名前の元となった映画とのコラボが実現。さらに、『Microsoft Flight Simulator』や『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』など、フライトゲームとのコラボも積極的に行われている。
2023年の第95回アカデミー賞では音響賞を受賞。前作から36年間の時を経て進化した音響は5.1サラウンドなどの最高の環境で是非堪能して欲しい。
ストーリー |
アメリカのエリート・パイロットチーム”トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられた”マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。
登場人物
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関連リンク |
関連項目 |
脚注
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