トニー・バティスタ単語

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トニー・バティスタ（Tony Batista , 1973年12月9日-）とは、ドミニカ共和国出身の元プロ野球選手（内野手）である。

概要

1991年にオークランド・アスレチックスと契約し、1996年にメジャーデビュー。1998年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍する。

1999年シーズン途中にトロント・ブルージェイズに移籍し、2000年にはオールスターに初選出。シーズンではリーグ3位の41ホームランを放つなど活躍。

その後、ボルチモア・オリオールズ、モントリオール・エクスポズを経て、2005年に2年15億6000万円の契約で福岡ソフトバンクホークスに入団。背番号77。4月28日のオリックス・バファローズ戦ではパ・リーグ通算4万号となるホームランを放つ。打率.265、27本塁打、90打点の成績を残したが、高額な年棒に釣り合わない成績であったのと、同年のドラフト会議で三塁手の松田宣浩を獲得したことによる若手育成のため、契約を1年残し自由契約となる。

その後はミネソタ・ツインズ、ワシントン・ナショナルズに所属したが、目立った成績を残せず、2008年にはフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならなかった。

2009年で現役を引退。2020年現在は、母国ドミニカのウィンターリーグで指導者をしている模様。

人物・その他

• バッティングフォームは、極端なオープンスタンス。その独特な構えは、「呉」の字に例えられる。メジャーで28打席連続ノーヒットの不振を味わい、その際に神のお告げを聞いてバッティングフォームの改良に取り組み、好成績を残せるようになったという。
• 性格は温厚。2005年5月9日のヤクルトスワローズ戦では、石川雅規がバティスタに死球を当ててしまい、バティスタが石川の方に駆けたと思いきや、何事もなく一塁まで走っていったことも。石川もアレックス・ラミレスのいる方向に逃げていたが、これには苦笑いを浮かべていた（関連動画参照）。
• ヒーローインタビューでの決め台詞は「チョーご機嫌！」

通算成績

通算:12年	試合	打席	打数	安打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	打率	出塁率
MLB（11年）	1309	4959	4568	1146	221	718	47	10	47	287	47	790	.251	.299
NPB（1年）	135	591	559	147	27	90	3	0	5	23	4	115	.263	.294

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関連商品

関連項目

• プロ野球選手
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  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス
  • トロント・ブルージェイズ
• NPB
  • 福岡ソフトバンクホークス