トヨタ・コースターとは、トヨタ自動車が1969年より製造をしているマイクロバス型の自動車である。
概要
車名の由来は、英語で「沿岸貿易船」や「巡航船」の意味から。ホテルや自動車教習所や幼稚園の送迎バス、警察や自衛隊の車両としてお馴染みの車種。基本は大型免許が必要であるが、キャンピングカーに改造をした場合や1ナンバー仕様だと普通免許で乗れる。またテレビ局のロケバスでは、コースターが起用される率は高い。
日本国内で廃車となった車種が、発展途上国に輸出をされてその国で使われる確率が高い車種でもある。
1996年より日野自動車へ三代目モデルがリエッセⅡの名称でOEM供給がされている。
1956年に発売をしたトヨタ・ライトバスが起源となっている。1969年に名称が現在のコースターとなっている。
トヨタの二トントラック・ダイナがベースとなっている。そのため駆動方式はFRが基本となるが、1995年から4WD仕様も
設定されている。
初代モデル(1969年~1982年)
1969年に登場。二トントラックのダイナをベースにしている。エンジンは直4気筒でガソリン仕様の2400㏄と、ディーゼルエンジンは二種類で、3000㏄と3200㏄が用意された。レントゲン撮影車仕様には発電用サブエンジンを搭載されていた。
1977年にマイナーチェンジ。内外装の変更と、ブレーキの強化、ホイールベースの延長が行われる。クーラーの方式もサブエンジン方式から、乗用車用のエンジン直動式コンプレッサーとなり効率性がアップ。エンジンのバリエーションにも3200㏄のディーゼルと2200㏄のガソリン仕様が用意された。
二代目モデル(1982年~1992年)
1982年に初のモデルチェンジ。エンジンも直4気筒と直6気筒の二本立てとなった。ディーゼルは直6気筒の4000㏄と直4気筒の3400㏄、ガソリン仕様の直4気筒の2400㏄が用意された。客用ドアが日本初の引戸式を採用。
1984年に乗車人数が10名で1ナンバー登録のビックバンが登場。これにより、普通免許でも運転が可能となった。またリアドアも使い勝手を重視した観音扉となる。
1985年にバリエーション追加。直6気筒の4000㏄のディーゼルにターボ付きモデルの登場と、AT仕様が追加をされる。またボディには、ホイールベースを延長したロングモデルも登場。
1988年にバリエーション追加。直4気筒の直噴式の3700㏄ディーゼルが追加される。
1990年に6気筒ディーゼルエンジンの排気量が4000㏄から4200㏄のパワーアップ化がされ、排ガス規制をクリア。
三代目モデル(1992年~2017年)
1992年にモデルチェンジ。スタイリッシュさを強調をしたデザインとなる。また上級グレードは後席からの前方視界を確保するため、床が後に向けて階段状に高くなるファインビューフロアを採用した。
エンジンは従来の直6気筒の4200㏄、直4気筒の4100㏄と3700㏄のディーゼル車が用意された。ミッションも5速と6速のMTと5速ATが用意される。
1995年には4100㏄エンジン搭載車にシリーズ初の4WD仕様が登場。
1997年に特注仕様のハイブリッドモデルが登場。初代プリウス用のガソリン1500㏄エンジンが搭載される。
2002年に日本仕様でもLPGエンジン仕様が登場。直4気筒の4100㏄が搭載される。ただしミッションは5速MT仕様のみ。
2004年にエンジンを変更。ディーゼルエンジンは日野製直4気筒の4000㏄のターボ付きのみに統一化がされる。
2007年にマイナーチェンジ。ATが6速化がされ、MTは6速が廃止され、5速のみとなる。内外装のリファインも行われる。ハイブリッド仕様も廃止される。
2009年に一部改良で装備が充実化がされる。
四代目モデル(2017年~)
2017年にモデルチェンジ。ボディ構造の強化や電装仕様の12V統一などが主な変更点で、シャーシは全グレードでリーフサスに統一された以外大きな変化はない。先代とは異なり直線基調のデザインとなった。
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関連項目
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