センチュリー(CENTURY)とは、トヨタ自動車が製造・販売する最上級(フラグシップ)セダンである。値段は¥12,538,286(税込)でこれはトヨタブランドの車の中で最も高い。
概要
1967年にトヨタ創始者である、豊田喜一郎の父である豊田佐吉の生誕100周年を記念して登場。かつて、日本の自動車会社が製造する自動車の中では最高額だった。現在は、限定生産車などを除けば「ホンダ・NSX(2代目)」が最高額(税込み23,700,000)となる。
大臣、都道府県知事などの要人や、一般企業の役員・893の組長、芸能人などの富裕層がよく使用している。
ただし、環境への配慮という面で大排気量車は好ましく思われなくなってきているため、公用車としての採用は減っている。
尚、皇族向けには「センチュリーロイヤル」という、センチュリーをベースに更なる内装の高級化・外装の安全化を図った車両が用いられている。ただし、この車は皇族専用で、一般には販売されていない。
意外に思われるかもしれないが、レンタカーとしても用いられている。勿論、値段は割高で、1日レンタルで4万円ほど。
レンタカーが無理だという人にはハイヤーにも採用されているので、乗れるチャンスは案外多い、というかこちらのほうがこの車に相応しい乗り方で乗れる。リクエストすると行灯を外してもらえる。ご用命はお気軽に。
それでも無理な人は霊柩車はどうだろう。この世の最後の車はセンチュリー。
性能・特徴
排気量は5000cc(1997年以前の旧式は4000ccだった)。
トランスミッションは6速AT。駆動方式は後輪駆動(FR)。
個人差にもよるが、編集者が乗った限りでは後部座席の座り心地は半端無く良い。生地は羊毛か本革を選べる。
リアテールランプは独特の形をしていて、かつては電球だったが2006年頃LEDに変わった。
ボディカラーの公式名称は神威(かむい)、摩周(ましゅう)、瑞雲(ずいうん)といった厨二独特な名称がつけられている。
初代は30年、2代目も2016年現在およそ20年と非常に長いモデルライフが特徴。
現代の車は通常5~6年程度でモデルチェンジするので、世界的に見ても異例の長期モデルである。
もちろん随時改良がほどこされており、初期型と現行型では別物と言っていいほど手が加えられている。
また、V12エンジンを搭載する史上初にして唯一の国産乗用車でもある。
ライバル車
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関連項目
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