トラとは、ゲームソフト『ゼノブレイド2』の主要登場人物である(CV:野中藍)。
概要
ゼノブレイドシリーズの名物種族「ノポン族」の少年。その名の通り虎柄の体毛と、ご立派なモヒカンヘッドがトレードマーク。まだ子供だがノポン族の中でも体が大きく、並のノポンより大きい。
父はタテゾー博士、祖父はセンゾー博士でトラも含めアルストでも指折りであろう優秀なエンジニア一家。ちなみにセンゾーはすでに故人、タテゾーも行方不明となっている。
現在はグーラ・トリゴの街のダウンタウンに住居を置き一人で暮らしている。家は木造で結構狭い。主観ではあるがトラの家で頻繁に火遊びをするホムラを見ると心配になってくる。トラの家はランドマークにもなっており、気軽にアクセスできる。
亜種生命体「ブレイド」と一心同体になって戦う戦士「ドライバー」にあこがれているが、トラ自身にはドライバー適性がない。というのも、過去にブレイドの素コアクリスタルと同調を試みるも失敗し、三日三晩鼻血が出続ける重傷に見舞われている。父と祖父も同様で、ドライバーになるため彼らは適性が無くてもドライバーになれるロボット「人工ブレイド」の開発に乗り出した。
だが、開発途中でさる組織の手によりセンゾーは暗殺、タテゾーも行方不明になってしまい、トラは二人が残した人工ブレイドの設計図とエンジンになるエーテル炉を基に研究をつづけ、ついには人工ブレイド「ハナJS」を完成させるに至る。
そんな折、グーラに駐留するスペルビア帝国軍と騒動を起こしたドライバー・レックスと彼のブレイド・ホムラをかくまい、彼らと知り合いになる。ドライバーにあこがれているトラにとってレックスは憧れのアニキであり、「オトモ」ダチになる。
レックスの協力を得たことでハナを起動、共にレックスの仲間ニアとビャッコを救出し、レックスたちの「楽園」への旅に同道することに。
「萌え」「俺んち警備員」「ディスる」などどこかで聞いたような言葉を発し、萌えに関しては彼なりのポリシーを持っている。
異種族である人間の女の子に萌えるという結構奇特な少年でもあり、自宅には明らかにノポン用ではないメイド服などのコスチュームが揃えられている。というか正体を隠す必要があったホムラにポンと猫耳フード付きの服を貸し出せるのだからさすがというかなんというか。
中盤に見られるキズナトークでは、ハナ用に攻撃を受けるとパージされるビキニアーマーなる装備を作っていたことが発覚し、ホムラとカグツチから大顰蹙を買う。
また、性癖とは少し違うが、男装の麗人のメレフの性別に本気で気づいておらず、しつこく一緒に温泉に入りたいとねだるシーンも。
ゲーム中の性能
その桁外れのタフネスでパーティーの「盾」を担う。初代『ゼノブレイド』のノポン、リキが高いHPにトリッキーな技を使っていたのに対しトラは敵のヘイトを稼ぐことで敵の注目を集め、高いHPと防御向けの数々のアーツで耐える文字通りの「盾」である。
彼のブレイド「ハナ」のJSモード、JKモードのロールも防御となっている。(終盤イベントをこなすことで追加されるJDモードのみ攻撃)。
トラが皆を守り、ニアが消耗した仲間を回復し、レックスが手痛い一撃を叩き込む布陣はゲームの基本にして終盤以降も十分通用する戦法でもある。
欠点としてはドライバー適性が無く、ハナ以外のブレイドと同調することができない。ハナ自身は「ハナライズ」でロールや属性のカスタマイズができるのでトラの立ち位置を変えること自体は可能。
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関連項目
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