トライガン(TRIGUN)とは、内藤泰弘による漫画。途中から掲載誌とタイトルを変えている。
かつて・・・!!!これほどまでに「読む」思うた概要はあれへんかったっ・・・!!
砂の大地。ここは地球よりも遥かに大きな5つの月と砂の星、そして高重力、二重恒星と劣悪な環境。地球より遠く離れたこの世界を舞台にスタンピードな平和 主義者とそのお兄さんとの宇宙規模の壮大で壮絶な兄弟喧嘩やロクデナシで人でなしのチートな人外戦闘集団との生命を尊重するハートフルなSFガンアクショ ンストーリーである。
気を抜くと内臓と四肢が引き千切られたり、バラバラにされたり、ミンチにされたり、身体を縦に押しつぶされたり、心臓を自分の手で抉り取ったり、吹き飛ばされたりトンデモ兵器のオンパレードだったりだが、大丈夫、ラーブアンドピース。
無印
1995年に『少年キャプテン』で連載を開始し、1997年1月での休刊(廃刊)でいったん幕を閉じる。なお、展開としては、アニメージュや単行本などで続きを描いてたりなど、完成系としての刊行はなされた。2010年にはそれを踏まえて完全版が発刊。
小話
「無印」は、当時の出版社であった徳間書店から全3巻で単行本化されたが、掲載誌であった『少年キャプテン』の廃刊後は増版されることはなかった。というのも、最終巻が発売されたのは、アニメ化後であり、既に「マキシマム」の連載も始まっており、連載の途中での終了だったので、オチも無く話が途切れてしまっていた為に、アニメ化の特集を組んだ『アニメージュ』において最終話を発表したからである。なお、「無印」の最終巻の発売よりも「マキシマム」の第1巻のほうが早く発売されているw
「マキシマム」の少年画報社により、復刻版として、「トライガン♯1」「トライガン♯2」の2巻で復刻されている。その為、全体での単行本数は、徳間版の場合:全17巻、復刻版の場合:全16巻となる。
ちなみに単行本の表紙・裏表紙は、「カオスと魑魅魍魎が跋扈」しているため間違ってもカバーを外して見てみようなどと考えてはいけない。
トライガン・マキシマム
その後、同年10月に『ヤングキング アワーズ』にて『トライガン・マキシマム(TRIGUN MAXIMUM)』と名を変え、無印の中断地点からある程度先のところを想定した新たな物語として連載再開。2007年にめでたく完結した。『少年キャプテン』での連載分は、「マキシマム」と区別する為に通称「無印」と呼ばれるようになった。
マキシマム以降から明快活劇から徐々に過酷な舞台環境で生きる人たちやそうなった起因、主要人物の問答での「内面と生き様」がクローズアップされていく。
その後、2010年に立て続けで、「外伝」、雷泥スピンオフの「雷神 RISING」、作者のフォロワーであるBochiが手掛けたリスペクト版が公開された。さらにアンソロジーも発行された。
アニメ
アニメはマッドハウス制作(マキシマム連載開始時点の1998年)、および同制作の映画版、オレンジ制作のSTAMPEDEの3つが存在。いずれも原作漫画の展開や構図含めてすべてそのまんまというわけではなく、異なった趣を持つ。無論、どれをとってもちゃんとトライガンで面白いものなので好きなものを見ていただきたい。
マキシマムと同時期のアニメ化(98s)
マキシマム連載時にはアニメも製作され、1998年4月1日から9月30日までテレ東の深夜帯で放映された。製作はマッドハウス。
無論、当時マキシマムが連載されたばかりなので、アニメ後半は作者が「当時考えていたストーリーラインや設定」をもとに、シリーズ構成の黒田洋介によるオリジナルストーリーとして手掛けている。そういうわけで漫画とはキャラの詳細な設定もまったくと言っていいほど違うし、トンデモ兵器も登場しないし(パニッシャーも原作のようなインチキ兵器の扱いじゃない)、そして結末も違う。原作がアメコミの影響受けまくりだったのでアメリカでは喜ばれてるらしい。
上記の理由により、『少年キャプテン』、『ヤングキングアワーズ』両方のクレジットが入っている。
その後、アニメの展開に続いて映画が製作。
映画化(2010)と関連
同じくマッドハウス製作の劇場版『TRIGUN Badlands Rumble』が、2010年4月24日ロードショー。マッドハウスアニメ版設定での映画化であるが、ウルフウッドが生存している点、パニッシャーの設定が原作寄であるなどした折衷版のパラレルワールドである。この映画化を記念して、原作者自身による筆で、映画版の番外編が2話分新規に書き下ろされた。これは雑誌では実に3年ぶりのヴァッシュ復活であった。
さらに、その流れに乗って原作コミックスの新装版を発売する。大きさも通常のB-6ではなくA-5サイズとなり、表紙や巻末の後書き漫画も一新される。また、本誌連載時のカラーページであった箇所はカラーページとなる(N-1、N-2を除く)。♯1、♯2は、N-1、N-2として同時に発売された。「マキシマム」分も計7巻に再編し、ひと月に2巻ずつ発売された。
つまり、今度は計9巻となる。残念ながら、カバーをめくっても奴らは暗躍してくれない。
その代わりにあとがき漫画は全て書き下ろしになり、本編では幻となってしまった「ウルフウッド vs ナイブス」が観られたり、最終回では「あの人」の登場でナイブスが沈黙している。
ちなみに付属する帯の応募券を全て集めて応募すると画集「トライガンアーカイブズ」が貰えた。(応募期限は2011年1月)。これには作者自ら選んだベストイラストに加え、過去の単行本に収録されたあとがき漫画を全て収録している。
アニメ版もTOKYO MX、キッズステーションにて放送される他、アニメワンにて毎週1話ずつ無料配信されている。
また映画公開に合わせて、DVDBOXも2010年4月14日に発売され、2011年7月31日、8月6日にてAT-Xで放送された。
『TRIGUN STAMPEDE』(2023)
2022年6-7月には、「原点」に立ち返った新アニメ企画が発表。タイトルは「TRIGUN STAMPEDE」。タイトル通り、ヴァッシュの話を掘り起こす形のリビルドとなる。製作チームはTOHO ANIMETION および、オレンジによるもの。2023年1月に放送開始。
上記のとおりリビルドであるため、部分的にキャラクターの設定や時系列が再構築。その上で原作漫画内でのエッセンスが遺憾なく発揮されている。
内藤先生曰く「トライガンがやってくる。帰ってくる、ではない。やってくる。」。
新しく立ち返ってるけど、トライガンとはこんな作品だったなぁ、と言うことが感じられるスタイルとなっている。
素敵なあんちくしょうども
- ヴァッシュ・ザ・スタンピード(CV:小野坂昌也) トンガリ平和主義者。超チート能力持ち。人類皆ファミリー。エンジェルアームで地球よりも遥かに大きな月とかに巨大な穴開けたり、数千万人規模の都市を消したりした。一番最後の戦いまで手加減してたりする。レガート以上の身体能力と戦闘速度を持ちレガートを一瞬で倒してしまうチート。ナイブズのエンジェルアームの速度さえ知覚反応して回避、迎撃したりする。抜き撃ちに至ってはナイブズですら知覚出来ない速度。ヴァッシュさんマジパネェーっす
- メリル・ストライフ(CV:鶴ひろみ) 巻き込まれ担当。一応保険屋さんです。服の下に何十個もデリンジャーを持ってる。
- ミリィ・トンプソン(CV:雪野五月) メリルの後輩。すごく優しい子。60kgはあるであろうスタンガン(4.8kg×最低8発の弾丸と予備+銃そのもので合計で100kgはある)を軽々と運用したり振り回す力持ちおねーちゃん。これでもあの星では一般人レベル
- ニコラス・D・ウルフウッド(CV:速水奨) 数百キロある巨大な十字架型トンデモ兵器を背負って旅する関西弁場当たりテロ牧師。みんなのニコ兄。原作じゃ秘密組織に改造された人外。十字架は機関砲弾どころじゃ済まない威力の砲弾を秒間100発以上発射し、ロケット砲は何百mも被害を出す程の威力のチート火器。おまけにその何百キロもある十字架を音速遥かに超えて振り回しまくったりする。テロ牧師。ニコ兄。漫画の最初じゃ改造人間の設定は無かった。8巻くらいからそうなってきた。アニメじゃ肉体能力は人間。
- ミリオンズ・ナイブズ(CV:古澤徹) 人間を憎むヴァッシュのニーサン。やっぱり超チート能力持ち。身体能力とか反応も作中最強のヴァッシュと同じくらいで、本調子が全然戻ってないのにレガートを指先だけで縦に押し潰した。チート能力のエンジェルアームは比喩抜きで地表から宇宙まで一瞬で届く速度と射程の次元の刃。だから物理特性無視でデッカい都市を一瞬をバラバラにしたりする。他にも対象を別世界とか別次元とかに送って消滅させたりする力もある。
戦艦戦で数十mからの砲撃を撃たれた後に全て防いだり、宇宙から地表に一瞬で届く主砲を近距離で撃たれ後に反応して撃ち返したりもした。そして宇宙戦艦を全て落した。同族ラヴ。ちなみにアニメ版の性格は泣けるくらい超ヘタれ。 - レガート・ブルーサマーズ(CV:関俊彦) ナイブズ教の教祖。超チート能力持ち。
- 登場する人間の仲で一番とんでもない身体能力あり。ほぼ半身不随状態なのに10センチ未満から銃弾を撃たれた後に避け、全盛期状態だと数十トンある鉄球を片手でブン回したりする怪力を持っていて、銃弾より遥かに速いヴァッシュの尖翼を全て避けた上にその尖翼よりも速く動いてヴァッシュの背後取ったりとなんかスゴいチート。でも糸が一番チート。信者を増やすために死体だって動かす。
- レム・セイブレム(CV:久川綾) ヴァッシュとナイブズの育ての母親。なんかすごいマッチョ。
- GUNG-HO-GUNS
砂虫からオカマまで多様な人種で構成される素敵ではっちゃけたチート人外集団。むしろトライガンの世界は一般の方でも人外がチラホラしてるし・・・一個師団の火力を持つサイボーグとか身の丈10mくらいある人外人間とか - 話が進むにつれてどんどんチートなヤツが出てくる。序盤ですら1m未満から機関銃の弾を全て叩き落し、音速とか軽く超える踏み込みで接近をする侍がいて、後半登場するガンホー最強クラスの二重人格君や牧師さんはレガート並の身体能力と戦闘速度を持ち、ガンホー最強のオカマさんはレガートと同格かもしれない程。オカマさんVS二重人格くんの戦いはドラゴンボールみたいな事になってたりする
- 原作とアニメではナンバーに違いがあったり、そもそも根本的にキャラクター造詣が違うのがいたりする。
- たまにケンカしてはレガートにフルボッコにさせられたり、手刀で体貫かれた挙句体真っ二つにされたりするが、基本的にはヴァッシュ狩りを楽しむ町内会のようなもの。
ええかトンガリ・・・。こないな時代やとニコ動は絶え間なく連続した動画集や。
幕引いたるわ!大根関連項目!!
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