トラブル(trouble)とは
「困難」「難儀」「迷惑」「困惑」「苦しい」「不運」「災難」などの意味を持つ単語である。
曖昧さ回避
矢吹健太朗の漫画(2006年~) ⇒ To LOVEる -とらぶる-
概要
トラブルとは、だいたい「困ったこと」みたいな感じの言葉・事象である。
(例:仕事でトラブルが起きた、エンジントラブルで飛行機が引き返した)
日常的な困ったことから、即解決するもの、人間関係、職場やご近所トラブルから犯罪・事故・災害・戦争まで様々。分かっていても諸問題から解決できず、社会問題・国際問題になる場合もある。
突然の雨、割り箸がない、遅刻、奥さんと不仲、飼い犬に噛まれる、娘に避けられる、定休日、ネタ切れ、予算不足、声枯れ、ガス欠、免許の更新が今日までなど、職業や人間によっても多種多様。
トラブルが単独で来てくれる場合もあるが、トラブルを抱えたり解決した直後にさらに厄介なトラブルが追加される場合も珍しくない。(例:問題が山積み、一難去ってまた一難など)原因を除去しなければ際限なくトラブルが追加され続けることもある。
トラブルの予防策・解決策も個人の機転やセンスが問われる。自らの失敗をSNSに投稿してバズる、ネタにしてしまうなど笑いの糧としてしまう人もいるが、中にはバカッターのようにウケるどころか大炎上する盛大な自爆パターンもある。
特に深刻なものはトラブルが解決してもトラウマ・恐怖として残る場合も多い。
早期発見
大抵は突然起こるが、よく考えれば僅かな伏線や予兆・原因があることも珍しくない。
犯罪・災害などは早期に気付けるだけでも逃亡や反撃のチャンスや選択肢が飛躍的に増えるため、トラブルに対して早期に手を打つことで被害を軽減する、時間的・距離的な対処の猶予を得るられれば万全。
例として物音・振動・匂い・影や動きといった違和感などが挙げられる。
乗り物など、早期に対処するため警告灯やブザー・アラームといった多くの警告装置を備えている。
トラブルを防ぐ
トラブルはいつでも誰でも起こりうるし、起きた後の対処も重要である。
「自分には関係ない」といった対岸の火事はそのままフラグである。
相手が「これが当たり前」「どこもやってる」と正当性を錯覚させてくる場合もあるため、違和感があれば上司や親であっても黙って従わずに疑う、調べるといった自己防衛も非常に重要となるし、詐欺や事故、犯罪の手口・原因などは都道府県警察において公開されている場合もある。
既にトラブルの渦中にいる場合もあり、妙に物事が上手く進んでいる場合なども警戒すると完璧。
被害
特に深刻なトラブルは一人の被害では済まない場合も多い。
機械がトラブルを起こせば仕事ができなかったり、自動車がトラブルを起こせば大事故や大渋滞、航空機なら地面へ真っ逆さま、電気・ガス・水道・通信、公共交通機関といったインフラ・ライフラインがトラブルを起こせば広範囲の不特定多数の人々や企業団体が被害を被るなど甘く見ることはできない。
トラブルが起きないよう準備や保守点検といったメンテナンスは欠かせないし、それらを支える大勢の方々の存在もいるのだが、日本においては「できて当然」「使えて当然」といった風潮も多く、人手不足がちな上にトラブル発生時には問答無用で罵詈雑言を浴びせられる場合も多いなど割と不憫。
用例
この単語はもうすっかり日本語として定着してしまった感がある。トラブルを作る人を「トラブルメイカー」と呼んだり、トラブルを起こしてしまったときは「トラブる」「トラブってしまった」などと、日本語の様に活用することがある。
活用例:
トラブる
トラブれ
トラブルれば
トラブった
トラブって
トラぶろう
トラぶれる
トラぶりましょう
海外から日本に移住したばかりの外国人のみなさんは、この日本語の活用が全然理解できずに、
「日本語って複雑すぎる!!難しすぎる!!ふざくんあ!」と日本語の難易度に辟易するかも知れない。
もし、この記事を見たみなさんの中に他人の「トラブル」が見たい人がいたら、トラブルで動画を検索すると他人のトラブルがいっぱい見えて楽しいかも知れないね。
創作において
何も起きなければ話にならないため、ほとんどの作品においては日常的である。
行く先々で殺人事件が起きたり、強大な敵に蹂躙されたり、気付いたら街中がゾンビだらけ、大事な試合の行事の前日や朝にとんでもない事件が起きるなどファンをハラハラさせる事も。
トラブルと同時に登場人物の成長や試練・物語の転換点であったり、その他大きなヒントが得られる場合もある。(修行や必殺技など)
あまりにあっさり解決してしまうとご都合主義、主人公補正と呼ばれ批判される場合も多い。
関連動画
関連項目
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