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この記事は曖昧さ回避です |
トランスアクスルまたはトランスアクセル(Transaxle)とは、機械において軸にかかわる用語である。
概要(自動車)
トランスミッション・デファレンシャルギア・ファイナルギアが一体化した構造のこと。
エンジンと駆動輪が同じ側にあるFF車やRR車は基本的にこの構造であるが、トランスアクスルという場合は通常FR車における構造をさす。
FR車は通常トランスミッションはエンジンと一体化しており前についているが、これを後方に置くことで、前後の重量バランスを均等にすることができる。一方、プロペラシャフトの組み付けに高い精度が要求されるため、高価になりがちである。そのため、スポーツ車などに採用されている。
概要(ヨーヨー)
自動車とは無関係の用語。ヨーヨー業界では「トランスアクセル」と呼ぶことが多い。
競技ヨーヨーは、ストリングと軸の接合部がループ状になっており、振り下ろすと下で空回りするようになっている。初期は、軸とストリングが直接こすれ合うようになっており、ストリングの消耗が早く、スリープ時間も短かった。この構造を「フィクストアクセル(固定軸)」という。
トランスアクセル構造は、この部分にベアリングを噛ませることで、スリープ時間とストリングの寿命を向上させる構造である。
ベアリングはプラスチック製のスリップベアリングの場合と、金属製のボールベアリングの場合がある。
「固定軸」という語に対する語として用いる場合、「トランスアクセル」はベアリングの構造を問わない語である。ニコニコ大百科でもこの意味で用いる。
しかし、ヨメガは「ヨメガ・ブレイン」「ヨメガ・ファイヤーボール」などに使われる独自のナイロンベアリング構造のみを「transaxle」としており、ボールベアリングは「roller bearing」として区別している。ヨーヨーショップでもこれを踏襲し、プラスチックベアリングやスリップベアリングのみをトランスアクセルとしている場合がある。しかし前者の意味でも用いられるため、ホームページやコラムなどを見る時は文脈で判断する必要がある。
以下も参照。
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関連項目
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