トリプルティアラ(Triple Tiara)とは、女性/雌に関係する重賞3つの優勝者(三冠)に対する通称である。
概要
「三冠(Triple Crown)」に並ぶ女性/雌限定の競技が存在する場合に対応する語。
元は下記の通り、競馬においてニューヨーク牝馬三冠につけられた通称である。
日本語には「女流三冠」「女性三冠」、馬の場合は「牝馬三冠」という語があるが、「トリプルティアラ」の語を充てるかどうかは競技によって分かれる。
競馬
本語はもとはアメリカ合衆国の牝馬限定重賞の中で重要なニューヨーク州のレース「エイコーンステークス」「コーチングクラブアメリカンオークス」「アラバマステークス」の3つを指す語である(対象レースは何度か変遷しているがここでは2022年時点のものを記載している。詳細は「三冠馬」の記事の「ニューヨーク牝馬三冠」の項を参照)。
日本にも同じような立ち位置として「桜花賞」「優駿牝馬」「秋華賞(1995年以前はエリザベス女王杯)」から成る「牝馬三冠」が存在するが、それをアメリカに準じて「トリプルティアラ」と呼ぶかどうかは競馬ファンの間でも意見が分かれていた。
しかし、2018年三冠牝馬のアーモンドアイは、ぬいぐるみが制作された際に「TRIPLE TIARA」と書かれた王冠をかぶっている(下記「関連商品」参照)。
2021年優駿牝馬では、東京競馬場において2020年三冠馬が牡牝併せて掲示された際、三冠馬のコントレイルの上には「Triple Crown」、三冠牝馬のデアリングタクトの上には「Triple Tiara」との文字が書かれた。少なくとも、JRAの公式訳語としては認められたようである。
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ウマ娘
ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』においては、競走馬が全て女の子に擬人化されているために「牝馬」という語が存在しない(牝馬ステークス→ウマ娘ステークスなど、用語は置き換えられる)。
従って「牝馬三冠」という語もなく、「トリプルティアラ」が正式名称になっている。
この世界では、現実で牝馬限定だったとしても、もとの牡牝と無関係に出走できる。ウマ娘達は、クラシック級(現実で言う3歳)において、「三冠路線」と「ティアラ路線」のいずれかを選択し、対応するレースを選ぶのが「常識」となっている。
しかしながら、それがなぜ「常識」なのかは語られておらず、例えばウオッカがティアラ路線を選びながら日本ダービーに出走するのがどれほどの「常識」外れなのか、などの理由付けは(一応されているものの)曖昧である。
メタな視点では、ウマ娘たちは元の性別で選択しているようだが、ゴールドシチーやダイタクヘリオスはティアラ路線である阪神ジュベナイルフィリーズからクラシック三冠を選択しているし[1]、メジロアルダンは姉メジロラモーヌがトリプルティアラの達成者であることから、周囲からはティアラ路線に進むと思われていた描写がある。すなわち、劇中世界では元の性別は気にされておらず、完全に本人の意思で選択しているようである。
現実に牝馬限定戦がなかったと仮定するか、『ウマ娘』ゲーム攻略上の都合で考えれば、三冠路線は平均して長距離・高低差があり(クラシック路線で随一の長さである菊花賞が代表的)走り切れるスピードと耐えられるスタミナと末脚が要求される。
対してティアラ路線は幅広のコーナー周りが多く、最終直線が長く取られておりコーナーでの位置取りや最終コーナーからの立ち上がり加速→直線で競り勝つスピードが必須であり、適性的にはスピード・スタミナ寄りでタフさが必須の三冠とパワー・スピード寄りで判断力が要求されるティアラ路線というべきか。
実際、『Make a new track!!』など、三冠にボーナスのあるシナリオでは、フジキセキ・アグネスデジタル・サイレンススズカなどの長距離が向かないウマ娘は、元が牡馬であってもトリプルティアラを狙いに行った方がよい場合がある。
これなら鋭い差し足が持ち味(が確定するのはシニア級であるが)のウオッカが体力自慢(クラシック三冠目標とするウマ娘は大半が中~長距離適性・中距離以降で使うスキルの頻度が高い)が集う日本ダービーに挑戦することが如何に離れ業なのかは判らなくもない。アスリートにおける似たようなケースとして、水泳の泳法と長さによる適正がウマ娘の路線のそれと近いのではないだろうか。
『ウマ娘』には長らく史実での三冠牝馬は実装されていなかったが、デアリングタクトが発表されたのを皮切りに次々と三冠ウマ娘が発表され、残るはアパパネとリバティアイランドのみとなった。
関連動画
関連項目
脚注
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