トリプルトライアドとは、FF8、FF14、FFポータルアプリで遊べるミニゲーム(カードゲーム)である。FF9のクアッドミストとは別物。
基本的なルール
5枚のカードでデッキを組み、カードには上下左右に数字が書かれている。数字は1~9、A(=10)。
| 6 |
|4 4|
| 2 |
プレイヤーはこのカードを3*3のマスに交互に配置していく。相手カードの隣に、向かい合う数字が相手より大きいカードを置くと、その相手カードを裏返し支配できる。これを繰り返し、マスが埋まった時点で支配しているカードの枚数が多い方が勝ちとなる。
場が9マスしかないため、後攻は4枚しか置くことが出来ないが、その置かなかった1枚は後攻のものとしてカウントされる。
特殊ルール
一見単純であるが特殊ルールが存在する。それぞれの作品で適用されるルールが異なる。
系統 | ルール名 | 作品名 | ||
---|---|---|---|---|
FF8 | FF14 | FFポータル | ||
手札オープン | オールオープン | ○ | ○ | ○ |
スリーオープン | × | ○ | ○ | |
デッキ構成 | ランダムハンド | ○ | ○ | × |
スワップ | × | ○ | ○ | |
カード使用順序 | オーダー | × | ○ | × |
カオス | × | ○ | ○ | |
カード支配ルール | セイム | ○ | ○ | ○ |
ウォールセイム | ○ | × | × | |
プラス | ○ | ○ | ○ | |
手札の強さ変化 | リバース | × | ○ | ○ |
エースキラー | × | ○ | ○ | |
エレメンタル | ○ | × | × | |
タイプアセンド | × | ○ | × | |
タイプディセンド | × | ○ | × | |
その他 | サドンデス | ○ | ○ | × |
ルーレット | × | ○ | ○ |
- オールオープン
互いの手札を全て開示した状態でゲームを行う。FF8では、「オープン」という名称。 - スリーオープン
互いの手札を3枚開示した状態でゲームを行う。 - ランダムハンド
手持ちカードからランダムに5枚選択される。 - スワップ
相手のデッキとランダムで1枚交換される。 - オーダー
デッキにセットした順番にカード使用順が固定される。 - カオス
デッキの5枚がシャッフルされその順番にカード使用順が固定される。
- セイム
置かれているカードと同じ数字で向かい合う辺が2つ以上できるように置くと、数字が同じだった隣接カードをすべて支配できる。数字が同じだった隣接カードの中に1枚でも相手カードが含まれていれば、残りは自分のカードでも良い。
| 7 | | 9 |
|3 8| |5 5|
| 2 | | 3 | このように相手カードが配置されている場合、
| 7 | 2 | 9 |
|3 8|8 5|5 5|
| 2 | A | 3 | このように真ん中に置くとセイム成立。両端を支配できる。
- プラス
置かれているカードと向かい合う数字の和が2辺以上一致するように置くと、和が一致した隣接カードをすべて支配できる。和が一致した隣接カードの中に1枚でも相手カードが含まれていれば、残りは自分のカードでも良い。
| 7 | | 9 |
|3 8| |5 5|
| 2 | | 3 | このように相手カードが配置されている場合、
| 7 | 4 | 9 |
|3 8|2 5|5 5|
| 2 | 7 | 3 | このように置くと8+2=10、5+5=10でプラス成立。
- リバース
カードの数字が小さい方が強くなる。 - エースキラー
「A」を「1」で支配できる。 - エレメンタル
FF8のカードの一部には炎、雷、冷気などの属性が設定されており、このルールが適用された際は場のマスのいずれかにランダムに属性が設置される。そのマスに同じ属性のカードを置いた場合そのカードの数字に+1され、異なる属性だと-1される。セイムやプラスと併用された場合、変動前の数字が適用される。 - タイプアセンド
FF14のカードの一部には「獣人」「帝国」「蛮神」「暁」のカードタイプが設定されており、このルールが適用された際はそれらのカードは、配置された同じカードタイプの枚数分数値が増加する。数値が11以上になる場合は、「A」として扱われる。なおエースキラーのルールが設定されている場合、その補正後の「A」は「1」で支配されるので注意。 - タイプディセンド
タイプアセンドとは逆に、配置された同じカードタイプの枚数分数値が減少する。数値が0以下になる場合は、「1」として扱われる。 - サドンデス
引き分けになった場合、決着がつくまで再試合。再戦時には、前戦で支配していたカードを使用する。 - ルーレット
上記までのルールがランダムで採用される。
連鎖(コンボ)
セイム(ウォールセイム)、プラスが成立し支配したカードは新たに置かれたカードとして扱われ、そのカードよりも数値が低い相手カードが隣接していた場合は、その相手カードも支配できる。この現象を連鎖(コンボ)と呼ぶ。連鎖(コンボ)により支配したカードも新たに置かれたカードとして扱われるため、さらに連鎖(コンボ)が続いていく場合もある。
また、セイム・プラスが成立している以外の辺で、数字の大小により支配したカードもセイム・プラスにより支配されたカード(新たに置かれたカード)として扱われるのでそこから連鎖(コンボ)が起こることもある。
トレードルール
- ワン
勝者が敗者の手持ちカードを1枚奪える。 - ディフ
ゲーム終了時に支配しているカードの枚数差だけ勝者が敗者のカードを奪える。 - ダイレクト
ゲーム終了時に支配しているカードがそのまま両者の取得カードとなる。 - フル
敗者の持ち札5枚全てを奪える。 - ヌル
カードの移動なし。FF8で特定のケースにのみ適用されたルール。
豆知識
関連項目
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