トレインビジョンとは、最近の新型鉄道車内に設置されているLCDディスプレイのことである。
概要
トレインビジョンは2002年1月から運用が始まった山手線E231系500番台で初めて設置され、その後中央快速線、京浜東北線、常磐緩行線、京葉線と設置されて行った。2005年からは関西でもJR西日本321系で採用。私鉄では東急電鉄、東京メトロ、相鉄、横浜高速鉄道、西武鉄道、京阪電気鉄道、泉北高速鉄道などに設置されている。
トレインビジョンでは次の駅名を表示できるだけでなく、路線図や、お知らせ、遅延情報までもが表示できる。
一部の車両ではディスプレイを2画面並べて配置し、片側で動画広告を流す事までも行っている。
なお、この「トレインビジョン」に愛称を設けている会社もある。代表的なものは以下の通りである。
なお、この愛称は主に広告画面を指して用いられるものが多いようである。
例えば東急7000系(2代目)は液晶画面を2画面構成で持つものの、地上設備の都合上広告は自社関連の物のみのため、「TOQビジョン」の呼称が使用されていない。
- 東急電鉄・横浜高速鉄道・・・TOQビジョン
- 東京メトロ・・・Tokyo Metroビジョン
- 西武鉄道・・・スマイルビジョン
- 埼玉高速鉄道・・・SaiNet Vision
- 西日本旅客鉄道・・・JRWESTビジョン
トレインビジョン動画の作成
トレインビジョンの映像はExcelを使って作成することができる。
Excelで「作成基礎データ」として、途中まで作られていて駅名を入力できるようになっているものが公開されている。
トレインビジョン作成基礎データ
この「作成基礎データ」を使用して動画を投稿している者もいる。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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