トレマーズとはハリウッドで作られたパニック映画。1989年に公開された。映画は全部で4作作られ、さらにテレビドラマも製作された人気シリーズとなっている。
あらすじ(1作目)
アメリカ中部の小さい田舎町「パーフェクションシティ」は、周囲から隔絶された陸の孤島のようなところ。この町で便利屋を営むバルとアールは、自分達の住む土地で異変が起きているのに気付く。それは地下を這いずり地上にいるものを襲う人食いモンスターの仕業だった。やがてモンスターは、町にいる人々を次々と襲い始める。小さな町に閉じ込められ外部との連絡もつかなくなった彼らは、孤立した状況で生き残るためにモンスターと戦い始める。
と言う内容ではあるのだが…
あらすじだけ読むと「バイオハザード」のような正統派パニック映画、あるいはホラー映画のように思える。しかし実際には、10分に一回は爆笑が起きるのではないかというくらい、楽しい娯楽作品となっている。もちろんバケモノは人を襲うしそこは怖いのだが、主人公二人が絶妙且つとぼけた掛け合いをする上にドジを踏み、さらに他のキャラも変な人物ばかりなので、笑える場面は多い。記事主は「バックトゥーザフューチャー Part3」を見に行き、そこで同時上映されていたトレマーズも見たのだが、笑い声だけで言えばBTTF3よりウケていた。モンスターパニック映画としては異色の作品と言えるだろう。
モンスターが「緊張」だとすると、キャラの会話や行動は「緩和」と言えるので、笑いの定石はきちんと踏まえている。言い方を変えれば、モンスターの設定や作りこみ、人を襲う時の演出が良く出来ていて観客に緊張を強いるので、緩和の状況で爆笑が起きるのではと思う。
登場人物
- バル
便利屋二人組の片割れで、町から出たがっている若者。 - アール
便利屋二人組のもう片方で、中年の男。口癖は「下品で失礼」。 - ロンダ
パーフェクションシティに調査に来ていた地質学者。地下の異常な振動を発見し、異変を察知した。 - バート
ガンマニア夫。自宅に多数の火器を有しており、その火力でモンスターと戦う。自宅の地下をモンスターが襲った時も、その圧倒的な火力でモンスターに対しオーバーキルで仕留めた。 - ヘザー
ガンマニア妻。夫と共にモンスターに立ち向かう。 - ウォルター
パーフェクションで雑貨屋を経営する男。ベスト・キッドのミヤギさんではない。
モンスター
- グラボイズ
大きな口をもった、巨大キラーオナホールのような怪物。ミミズのように地中を這いまわる。目がないので音に反応し、音源にいるものを食べようとする。人間からすれば頑丈だが、銃で仕留めることは可能。
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関連項目
- B級映画
- 映画の一覧
- トレマーズ2
- トレマーズ3
- トレマーズ4
- トレマーズ ブラッドライン
- トレマーズ(テレビドラマ)
- バート・ガンマー
- ハイラム・ガンマー
- グラボイズ
- シュリーカー
- アスブラスター
- ハプルボッカ
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