ここではスーパーロボット大戦のトロンベについて記載する。
概要
トロンベとは、エルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカー)の飼っていた馬である。エルザムは愛馬にあやかり、自機を(それが戦艦であろうとも)トロンベと呼ぶ。また、彼の戦闘BGMの曲名でもあり(「Trombe!」と表記される)、彼自身もまた「トロンベの人」と呼ばれる。
自分用に改造した機体はトロンベの名を冠し、黒を主体に赤と金(黄)を混ぜた専用カラーで塗られている(元々自分用に開発されていたアウセンザイターは機体名にトロンベと付いていないが、それでもやはりトロンベとしか呼ばない)。
第二次αではおさがりのPTを即座にトロンベカラーに塗って自分用にしてしまう。(この際、改装は行われたが別にトロンベ用ではない) 愛機、いや愛馬へのこだわりは某赤い三倍の人以上と言えるだろう。
OG外伝では黒色で馬と竜を模した機体のアガレスとそのパイロットのアリオンに絡んでいた。
BGM
注目するべき点はそのBGMの方である。本来優先されるべきボス専用BGMを無視して、Trombe!が流れてしまうのだ。それがたとえラスボスであろうとも、彼だけはTrombe!をBGMに一人戦い続けるのである。
この現象は元々はバグだったのだが、ユーザーに受けたため仕様となり、以後の作品でも実際に音楽を流しているという設定の戦国魔神ゴーショーグンのブンドルを除いて、最優先でBGMにTrombe!が流れる。また、BGMの変更が可能になった後も、彼だけはBGMをTrombe!から変更することが出来ない。
Trombe!のアレンジにver.Rが存在するが、これは本編では未使用でありサントラのみでしか聞くことが出来ない。
これらを見る限りはネタキャラにしか見えないが、エルザムと乗機の戦闘力の高さは最高クラスであり、BGMのクオリティも高い。さらにより多くの人を助ける為に妻・カトライアを自ら撃たなければいけなかったという悲しい設定を持ちながら、それでも世界のために戦い続ける彼の雄姿はカッコよく、ネタ抜きでも人気がある。
余談
緑川光によるとエルザムの中の人の携帯の着信音もTrombe!らしい。
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