トンデモとは、「とんでもない」に由来する言葉である。
トンデモ概要
元は藤倉珊が、横田順彌の『日本SFこてん古典』に登場するようないわゆる「奇書」を指して、自らの著したエッセイ集で提唱した言葉『とんでも本』が発端とされる言葉。
藤倉はこの「とんでも本(トンデモ本)」というものを『著者が意図したものとは異なる視点で(=別の意味で)楽しめるもの』と定義している。著者の無知や勘違い、誤解や妄想などの要素から、常識を逸脱した凄まじくおかしな内容になった本を指す。この言葉を、そしてこれらの本を、山本弘をはじめとするトンデモ本の愛好者たちが「と学会」を発足し広めていった事で「トンデモ本」は定着していくようになる。
トンデモ本の著者たちはいたって大真面目であり、読者を笑わそうなどとはこれっぽっちも思っていない。しかし、常識ある人間が見れば、その内容は爆笑するしかない代物なのである。
「トンデモ本の世界」まえがきより
具体的には、ニセ科学と扱われる内容を真の科学として主張したり、デタラメな論説や歴史などを大真面目に紹介している本などが該当。(もっとも、これらの本がトンデモ本としてと学会より紹介される機会が多いため、「と学会はオカルトを否定・批判する団体」という誤った認識が広まる一員にもなっているのだが。)
大体は本や文書を指して「トンデモ本」という使われ方が多いため、本以外のものに対して使われる機会は(トンデモ本と比べると)少ないが、トンデモ本で扱われている「トンデモ説」と、またこれらの説を唱えている人や信じきっている人を「トンデモさん」と呼称するといった感じに、基本的には『トンデモ○○』の形で用いられる事が多い。
単純に「トンデモない○○」の意味なのか、それともトンデモ本の例と同じく「著者(作者、発言者、etc...)が意図したものとは異なる視点で楽しめる○○」という意味なのかはそれらの内容次第となるだろう。どちらの用法も間違いではないだろうが、トンデモ本という言葉の意味を考えるならば厳密には後者が正しいと思われる。
そういえば「トンデモ動画」って使われ方はまだ無いんだなぁ。
「本人が意図したものとは異なる視点で」の部分が当てはまれば基本的には「トンデモ○○(トンデモ本)」の呼び方は成立すると思われる為、場合によっては倫理的に問題があるものにもトンデモの呼び名が付く事もある。
上記のように、著者(or発言者、当人達)はウケを狙っているわけでもないし、最初から相手を笑わせるために行動しているわけでもない。だが本人たちが真面目であれば真面目であるほど、その真面目ぶりが空回りしてヘタなギャグよりも大笑いできる、そんな風景ややり取りを当記事をご覧の貴方もおそらくこれまでに一度は目にした事があるのではないだろうか。
要するに、ニコニコ的には平たく言えば「シリアスな笑い」とでも置き換えるといいかもしれない。
(しかし、これらの「シリアスな笑い」を笑いのネタとすら認識できなくなってくると・・・)
トンデモ本を読んで笑えるかどうか- -それがあなたの知識と常識の深さを測るバロメーターなのだ。
「トンデモ本の世界」あとがきより
トンデモ動画
トンデモ生放送
トンデモ商品
トンデモ関連項目
- シリアスな笑い
- と学会
- 山本弘
- とんでも理論
- 日本トンデモ本大賞
- 都市伝説
- 陰謀論
- 代替医療
- えせ科学 - 科学分野に於けるトンデモの種類とその内容を列記している。
- カロリーゼロ理論 - お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが提唱するトンデモ理論。
- 嘘マナー - 出所や真偽不明のマナー、またはTwitter上で作られたトンデモマナー。
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