トークバトルショーとは、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」におけるゲーム内イベントの一種である。
概要
トークバトルショーは、2014年3月に第1回が開催された。当初はプロダクション対抗戦、現在はチーム対抗戦になっている。略称はトークショー[1]、TBS[2]など。
過去のツアー系イベントとの大きな違いは、上位報酬を含めた4名のアイドルの応援を受けられること。ラウンド開始前に選んだ、イベント報酬アイドルのうちの1人がイベントページを飾る。フレーバー要素に過ぎないが、他イベントがバナー画像程度なのでその差は大きい。これらアイドルはイベント開催予告の時点で全員のシルエットが公開され、どのアイドルかを予想するシルエットクイズもにぎわう。
同じく対抗戦形式のイベントとしてはプロダクションマッチフェスティバル、ドリームLIVEフェスティバルがあるが、両者を合わせたような形式になっている。全般的にルールが複雑で、よく言えば戦略性のある、悪く言えば難解で面倒なイベント。割合で相手のポイントを奪う「横取りチャンス」「大量横取りチャンス」が存在するので、単にポイントを積み増せばよいというものでもない。
開催頻度は高いものの、月末 (月跨ぎ) という要所での開催がされたことがないイベント種別である。
2019年12月に冬のオールスターSP(第26回)が開催されたのを最後に2022年現在は開催されていない。
基本的な流れ
- 対戦は1日を1ラウンドとし、その中の複数の時間帯 (ブロック) の勝敗に応じて貰える勝ち点を競う。ラウンドは4チームでの競争となり、勝ち点の多いほうから順に「順位点」を獲得、報酬が貰える。
- ラウンド開始前に「応援アイドル」を、上位報酬アイドルを含めた4名から選択する。これはほぼ完全なフレーバー要素 (イベントお仕事で小さなボーナスはあるが、トークバトルに効果を与えるものではない)。
- ライバルユニットはチーム内で共通。倒すたびにレベルが上がり、強くなってゆく (同時に報酬も増える)。
- ライバルユニットは相手プロダクションの守備ユニット。フェスとは異なりライバルユニットは特技を発揮せず、ツアーのライバルユニット同様に気力 (HP) を減らすことで倒すことができる。守備ユニットのアイドルのパラメーターでも気力が変わるが、レベルに応じて気力が大幅に増え、1億を越えることもありうる。
- 稀に「パフォーマンスレベルUPチャンス」「防衛シールド獲得チャンス」「横取りチャンス」が発生する。
- ラウンドに数回、横取りチャンスが発生しやすい「ゴールデンタイム」が設定される。ドリフェスの「フィーバータイム」に似たものである。
一覧
詳細は下記の各回項目を参照のこと。マークはボイス付きで実装されたアイドル (後日遡ってボイスが付くことがあるが略した)。
各回概要
プロダクション対抗トークバトルショー (2014年3月11日~18日)
初回トークバトルショーはおっかなびっくりの開催であった。上位報酬にはそれまで強Sレアが続いていた速水奏が抜擢。中野有香とはバレンタインアイプロ (2013年) 以来の組み合わせであった。浜口あやめは3連続のSレアでの登場で、大沼くるみは12月の静岡エリア実装以来の初の再登場。というまあ無難な組み合わせであった。
当初はフェスと同じくプロダクション対抗戦で、プロダクション同士の試合 (「ブロック」) も指定された2時間の間のみだった (例えば2日目以降は12:00~、17:00~、21:00~)。また初回のみ、イベントレアアイドルの名称が異なっている。
第2回プロダクション対抗トークバトルショー (2014年5月13日~19日)
第2回にして登場アイドルの傾向ががらっと変わる。上位報酬は (くるみと同時追加の) 財前時子。水っぽい19歳の岸部彩華はこれが初のSレア昇格。アッキーの本体こと太田優に、世界レベルのヘレン…平均年齢21.25歳というモバマスならではの組み合わせ。濃いキャラの面子の中の常識人1人 (今回は太田優) が胃を痛めるというパターンの始まりだった。
第3回プロダクション対抗トークバトルショー (2014年6月24日~29日)
第3回はみんなのヒーロー光ちゃんの登場だ! 千枝ちゃんの心労の主因のほとんどはしゅがーはぁとだったんだろうな…。
プロダクション対抗トークバトルショー in SUMMER (2014年8月12日~19日)
第4回トークショーは、宮本フレデリカが上位に抜擢された。木村夏樹とあわせて初期からのアイドル2人に、2月の長野エリア追加の浅利七海、5月の岡山エリアで追加の依田芳乃という新人2人という組み合わせ。今回の犠牲者は夏樹。フリーダムの代名詞であるフレデリカは言うに及ばず、水鉄砲化したサバオリくんを擁する七海と、以降代名詞にもなるほら貝を抱えた芳乃。胃がいくつあっても足りない…。
なお今回の [ラギッドチアー]木村夏樹 より、メダルチャンスの目玉SRのコスト数が18に上昇している。特技やステータスに特に変わりはない。
第5回プロダクション対抗トークバトルショー (2014年9月17日~23日)
第5回は平均年齢10歳ちょうどという、年少組に応援されるトークショーだった。
プロダクション対抗トークバトルショー ハロウィンスペシャル (2014年10月24日~30日)
第6回トークショーは、2つの意味で後世に残るであろう回になった。1つはぴにゃこら太。穂乃香が愛するマスコットであるが、イベントオープニングでみちるに目を付けられ、エンディングでは…。直前に開催されたグランブルーファンタジーとのコラボイベント「シンデレラファンタジー ~少女達の冒険譚~」とも、ある意味リンクしたものになっている。
もう一つは運営上のごたごたである。24日15時開催のはずが正常にスタートできず、開始を延期。その後20:26に「20:30より開始」「20:30~21:59と22:30~23:59に対戦」という発表を行い、強行開催された。
プロダクション対抗トークバトルショー クリスマススペシャル (2014年12月18日~25日)
クリスマススペシャルということで、上位報酬にはトークショー初のボイス付きアイドル、神谷奈緒が据えられた。
今回よりぷちデレラの発揮値がLIVEに影響するようになった。また同時にぷちデレラのパワーが設定された (今回はCuアイドルの発揮値アップ)。
第8回プロダクション対抗トークバトルショー (2015年1月23日~30日)
バッキュン!
2015年に入って最初のトークショーは、引っ込みがちなほたるを周りの陽気な面々が盛り上げるという形になった。儚げなほたるは人気だが、それを支えようとする沙紀にも注目だったろう。ちなみに北海道組 (アナスタシア、ほたる、愛海、裕子) はこれで全員が一度は上位報酬を経験したことになる。
第9回プロダクション対抗トークバトルショー (2015年3月13日~19日)
第9回トークショーは、日菜子を上位報酬に据えて開催された。仲良しな加奈と美羽の組み合わせは2014年4月の「アイドルサバイバル in フラワーガーデン」以来のものだが、実は朋と加奈も「ファンシーガールガチャ」(2013年5月) で共演した仲でもある。その中でも一番話題になったのが上位報酬特訓前イラストの「真顔日菜子」と言えるだろう。
チーム対抗トークバトルショー (2015年4月22日~29日)
トークショーも第10回にしてプチリニューアル。ドリームLIVEフェスティバルと同様に、ミニチームを組んでそのミニチームの集団でチームを構成、チーム対抗戦となった。ミニチームの募集の都合で、イベント開催予告 (今回は4/17に行われた) の時点で上位報酬アイドルも、そのイラストとともに事前公開されるようになった。
今回のテーマは動物。聖來さんはアメリカツアー以来となる上位報酬だった。
チーム対抗 雨の日トークバトルショー (2015年6月23日~30日)
併催の「クリーミィトライフルドリームチャンスガチャ」は、直接は関連しないものの類似のテーマのガチャだった。
チーム対抗 夏だ!プールだ! トークバトルショー (2015年8月11日~17日)
季節モノということで多少強引ながら屋内プールでのトークショー。得物を持たないと気がすまないのはアイドルの宿命か。ユニット「ニューウェーブ」ではお姉さん役になりがちな泉が、今回のメンバーでは最年少。年相応のはしゃぎっぷりという珍しい姿を見ることが出来た回である。まさに主役。
システム面で大幅なてこ入れがされた回でもある。試合時間は朝7:00~夜22:59までと長時間連続したものとなり、参加しやすくなった (時間帯を区切って勝ち点を計算するのは従来どおり)。また横取りチャンスが発生しやすい「ゴールデンタイム」が設定され、「防衛シールド」「パフォーマンスレベル」が導入された。
関連コミュニティ
関連項目
脚注
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