この記事は第41回今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
基本データ | |
---|---|
正式名称 | ドイツ連邦共和国 Bundesrepublik Deutschland |
国旗 | |
国歌 | ドイツの歌 |
国花 | ヤグルマギク ヨーロッパナラ |
国鳥 | シュバシコウ |
公用語 | ドイツ語 |
首都 | ベルリン(Berlin)[1] |
面積 | 357,021km²(世界第61位) |
人口(’22) | 約8,337万人(世界第19位) |
通貨 | ユーロ(EUR, €) |
ドイツ(独:Deutschland, 英:Germany)とは、ヨーロッパ中部に位置する国である。
概要 Zusammenfassung
正式名称「ドイツ連邦共和国」。漢字では「独逸」、略して「独」。(ただし中国語の漢字表記は「徳意志」、略して「徳」。)日本語での呼称は原語「Deutschland(ドイチュラント)」もしくはオランダ語「Duits」からきている。
面積は日本から四国を除いた程度、人口はロシア連邦を除けばヨーロッパ最多。日本と比べると2/3程である。
ヨーロッパの中部に位置し、北はデンマーク、東はポーランド、チェコ、南はスイス、オーストリア、西はフランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクに接する。また、北部は北海とバルト海に面している。
G7(先進7ヶ国)の一国であり、欧州連合(EU)内でもフランスと共に中核を占める。
経済・産業 Wirtschaft und Industrie
アメリカ、日本、中国に次ぐGDP世界第4位の経済大国。2002年から2008年まで輸出額が世界一の輸出大国でもある(2009年は中国に次ぐ2番目)。戦前から科学技術が発達しており、ガソリン自動車やディーゼルエンジンはドイツで開発された。流石かつては世界一ィィィイイイイ!!の科学力(某ドイツ軍人・談)を誇った国といえる(戦前のドイツはノーベル賞受賞者数が1番であった。しかし戦後はアメリカとイギリスに抜かれ3番目)。
現在も技術力に定評があり、ドイツ製工業製品に対する信頼は高い。自動車ブランドのメルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェ、フォルクスワーゲン(VW)、アウディ、化学大手のバイエル、BASF、電気電子機器のシーメンス、ソフトウェア会社のSAP、光学機器のライカ、カール・ツァイス、銃器メーカーのH&K、音響機器のゼンハイザー、兄弟が創設したアディダス、プーマなど世界的メーカーを多く抱える。
神聖ローマ帝国の頃より地方分権の歴史が長いドイツでは、日本の東京のように人口・経済が一極集中された都市圏はない。その為現在もドイツは連邦制の国家である。
1990年の東西ドイツ統一以降、共産圏国家だった旧東ドイツ地域(首都ベルリン、ドレスデン、ライプツィヒなど)への援助などから一時期経済が低迷した(再統一当時の西ドイツと東ドイツの所得格差は1/4ほどであったと言われる)。2000年代に入ってからは失業率も減り、GDPも増加傾向にあったが、2010年現在、世界的金融危機の影響を受けて景気は後退しつつある。また、日本と同じく出生率の低い国であるため、将来的には出生率の高いフランス・イギリスの人口に抜かれるのではないかという懸念を持たれている。
2024年2月に、2023年分の名目GDPにおいて日本を抜き3位に上昇した。背景としてはニッチな市場において付加価値の高さで世界シェアを持つ中小企業が多く、また国から補助金が出たり各州の公社とともに販路開拓を行っているなどのバックアップを受けつつ国内の大学や研究機関などとの協力により支えられているためとされている。
しかしその一方、2022年のウクライナ侵攻以降はガスの輸入をロシア産から中東産に替えた事でコストがかさみ、少子高齢化による技術者不足も深刻になっている。また、主要な取引先だった中国が停滞し(安全保障上の見直しも合わせて)難しい判断を迫られているとされており、好調とも言い切れない現状がある。 [2]
連邦州 Bundesländer
上述のとおりドイツは連邦制の国家であり、連邦州(連邦を形成している州のこと)が寄り集まって国が存立しているという形を採っている。各州の権限は、日本の都道府県よりもかなり大きなものである。一言で「ドイツ」と言っても、実際は州によって文化などに大きな違いがあることは無視できない。
2019年現在は次の16州が存在する(日本語の五十音順)。各州の詳細についてはそれぞれの記事を、おおよその位置関係については「ドイツの州の一覧」の記事を参照のこと。
- ザールラント州
- ザクセン州
- ザクセン=アンハルト州
- シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州
- テューリンゲン州
- ニーダーザクセン州
- ノルトライン=ヴェストファーレン州
- バーデン=ヴュルテンベルク州
- バイエルン州
- ハンブルク州
- ブランデンブルク州
- ブレーメン州
- ベルリン州
- ヘッセン州
- メクレンブルク=フォアポンメルン州
- ラインラント=プファルツ州
文化 Kultur
音楽
バッハ、ベートーヴェン、ワーグナー、ブラームス、メンデルスゾーンなど、著名な音楽家を歴史上多数輩出している。かつて、フルトヴェングラーやカラヤンが指揮していたベルリン・フィルをはじめとする世界的に有名なオーケストラが現在でも精力的に活動し、バイロイト音楽祭など数々の音楽祭がひらかれているクラシック大国である。
ポピュラー音楽では、ミュージシャングループ「ジンギスカン」の同名のデビュー曲「ジンギスカン」や「めざせモスクワ」(ネット上では空耳曲「もすかう」としても有名)などが高い知名度を誇る。
このほか、サッカー選手オリバー・カーンをモチーフにした曲「オリー・カーン」で知られる「ディー・プリンツェン」や、ロックバンド「RAMMSTEIN」、ヘヴィメタルバンドの「ハロウィン」、テクノミュージックの父「クラフトワーク」なども有名。
建築
ドイツらしく、建築は、職人芸をこらしたものや、理性的なものが多いように見えて、メランコリックでロマン主義的なものが多いというのが実情であろう。
荘厳なケルン大聖堂は世界最大のゴシック建築で、完成までになんと600年以上(1248-1880)を費やした(中断期があったせいだが、それでも300年近くの作業があった)。世界遺産に指定されている。
フリードリヒ大王の避暑地だったサンスーシ宮殿(1747年完成)はロココ様式の傑作であり、やはり世界遺産である。芸術(と煽り)の天才である大王は、宮殿の設計に積極的に関わったと言われている。
首都ベルリンのシンボルであるブランデンブルク門は、1791年に竣工した。古典主義様式で建てられており、門の上にはクアドリガ(四頭立てのチャリオット)に乗る勝利の女神ヴィクトリアの象が乗せられている。ベルリンの壁によって一時封鎖されていたが、現在は修復され、ドイツ再統一の象徴になっている。
バイエルン王国の「狂王」ルートヴィヒ2世の指示で19世紀に建築されたノイシュヴァンシュタイン城は、騎士道物語やおとぎ話に憧れた王の趣味に従って、時代錯誤的で、ロマン主義的な豪奢で非実用的な建築である。
舞台芸術家クリスチャン・ヤンクによるメルヘンなデザインや装飾は美しく、ディズニーランドのシンデレラ城のモデル(ディズニーの作品はグリム童話やペロー童話集などの欧州の童話を原作にして作られているものが多い)になったと言われる。
「莫大な建築費はバイエルン王国の財政を逼迫させた」と広まっているが、建築は国王の財布で行われたのでバイエルン王国の財政は逼迫していない。
問題だったのはルートヴィヒ2世の城やら何やら諸々の合わせ技(ちなみに城の建築費よりも内装費に金がかかっている)で溜まった負債を、国の金庫から払わせようと動いたことである。
最終的に王は頭がおかしくなられたので廃位ということで片づけられた訳だが、負債は国庫の金を使わずに返済されている。(→参考サイト)
そして皮肉にも現在では、城はロマンティック街道の終点としてバイエルン州に多大な収益をもたらす観光スポットになっている。
なお、予算不足によって構造上の問題があり、耐震性などは致命的なまでに低いとされている。
1919年にヴァルター・グロピウスらによって設立されたデザイン学校バウハウスは、無駄な装飾を廃して徹底的に機能性を重視し、モダニズム建築やインダストリアルデザインの先駆けになった。
ナチスの美大落ちのルサンチマンによって退廃芸術の烙印を押され、たった14年で廃校になったが、教師や卒業生がアメリカなど他の国に散らばったために大きな影響力を持ち、現代の建築思想やデザインの基盤になっている。ヴァイマルとデッサウに残されたバウハウスの関連建築は、世界遺産。
食文化
質素で手間のかからない料理が多いという印象があるがそれは北ドイツの実情でしかなく、マイスター制度によって磨かれてきた職人技術と郷土・家庭料理の伝統をもち、各地方のの郷土料理が豊富であり、特にバイエルン地方の料理が美味であるとされている。
朝食のパン・チーズ・ハムもバラエティに富み、地域ごとに特色を持つ。
食材が不足しがちな風土のため、ザウアークラウト(塩漬けキャベツ)やヴルスト(ソーセージ)をはじめとする保存食品が発達してきた。特にヴルストは世界一とされるほどの種類がある。
また、かつて不作の時期に飢えを満たすのに大きな役割を果たしたジャガイモは現在でもドイツ料理の中で大きなウェイトを占めるが、これはフリードリヒ大王が1700年代になってから広めたものであって、ドイツ(特に西ドイツ)において伝統的なのは小麦やライムギを使ったドイツパンである。
ハンバーグの発祥地について、ドイツ北西部のエルベ川下流に沿う湾岸都市、自由ハンザ都市ハンブルク(Hamburg)であるといわれることがある。
実際にはハンバーグはドイツの伝統料理・タルタルステーキを原型としてアメリカで広まったものであるため、「発祥」の地はアメリカということもできる。なおタルタルステーキは13世紀に欧州に攻め込んだタタール人が持ち込んだものが原型とされる。
菓子類
日本でも広く親しまれているバウムクーヘンをはじめ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(さくらんぼ酒のケーキ)、アプフェルキュヘル(林檎のフライ)、クラプフェン(揚げパン)、シュトーレン(ドライフルーツの入った菓子パン)などのデザートを楽しむことができる。
甘さは控えめな傾向にあり、旬の果物を使ったものなど素材の風味を生かしたものが多い。
グミはドイツが起源とされている。ハリボー社が特に有名である。
酒・飲料
ビールなしの生活など考えられないほどの、世界有数のビール大好き国家。一人当たりの消費量はチェコ、アイルランドに次ぐ3番目である(実に日本人1人当たりの2.3倍)。ただ、最近は若者のビール離れが始まっているらしい。
世界最大のホップ生産地ハラタウ地方をはじめ南ドイツの農業地帯を抱えるミュンヘンでは、毎年「オクトーバーフェスト」という毎年600万人以上の人が訪れる世界最大のビール祭が毎年秋に開催されており、数百万リットルのビールが消費される(参考→関連リンク)。
ビールの品質にも昔からこだわりが深い。1516年、バイエルン公国のヴィルヘルム4世が「ビールは麦芽・ホップ・水・のみを原料とする(ビール製法の研究が進んだ結果、1556年に酵母が追加された)」というビール純粋令を布告。
これは現存するものでは世界で最初の食品品質管理法といわれている。
ビール純粋令は1871年のドイツ統一の際に全土に適用され、1987年にEC発足に際して非関税障壁として輸出入に関しては撤廃された。とはいえ現在もドイツ中の醸造所がこの基準に従ってビールを造っている。
ビール以外にも、リースリングなどの白ワインや地酒などのアルコール飲料が嗜まれている。
ドイツは北国なので日照量が少なくブドウを育てにくいので、川の斜面にブドウ畑を作り、川の水面からの反射光をブドウに浴びせている。ブレマー・カルモントという場所が最大傾斜70度急斜面の崖の上にあるぶどう畑として名高い。こうして作られたドイツワインには白ワインが多い。寒いため、赤ワインの原料となる黒ブドウを栽培するのが難しい。
変わったボトルと奇異なCM、高いカフェイン含有率が特徴のafri-cola(アフリ・コーラ)というコーラがあり、一部のマニアに人気が高い。
国民性
国民性としては「真面目一徹」「鈍重」「権威主義」「マニュアル重視」「ジョークが理解できない」「議論好き」などが挙げられることが多く、エスニックジョークなどにおいてもそのような点が誇張される。例えば、
「世界一薄っぺらな本は何ですか?」
「『ドイツジョークの二千年』という本だよ」
などは「ジョークが理解できない」部分を端的にあらわしたジョークである。無論これはあくまで誇張されたジョークであり、実際のところそこまでジョークに疎いわけではない……はず。
なお上記のジョークはドイツのもので、これがジョークとして成立する辺りドイツ国内でもそういうイメージは定着しているようだ。
またこのほかドイツにまつわるジョークには、ナチスやその当時の時代背景を皮肉ったものなども多く見られる。傾向としては上記のジョークのようにドイツのジョークはわかりやすいものが多く、イギリスのように何重にも捻ったジョークは多くない。
しかし、ドイツというのはもともと統一国家ですらなく、その気質は地方によって大幅に異なると言われる。南ドイツのバイエルン人は暢気で芸術が好きと言われるし、東ドイツのプロイセン人は強権的であっても同時に極めて開明的であるともされる。
スポーツ
サッカーの盛んな国として知られる。サッカードイツ代表はFIFAワールドカップにおいて4度の優勝と4度の準優勝(旧西ドイツ時代を含む)を誇るヨーロッパの強豪国である。2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会での優勝は記憶に新しい。
UEFA欧州選手権(EURO)でも3度の優勝、3度の準優勝と好成績を残している。国内リーグも盛んで、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムント、シャルケ04などのクラブが所属するブンデスリーガはイングランド、スペイン、イタリアと並び欧州四大リーグと評されている。
ブンデスリーガはとにかく観客動員数が多く、どのスタジアムも満員になる。2部リーグですら数万人の観客で埋まる。なぜならドイツには閉店法があり、週末はどこのお店も営業していないからである。
そのため週末の娯楽に乏しく、サッカースタジアムに足を運ぶぐらいしか娯楽がない。
卓球も盛んで、プロリーグ(ドイツ卓球リーグ、DTTL)が存在する。特に男子は世界中から有力選手が集まっている。特に世界ランキング1位であったこともあるティモ・ボル選手は端整な顔立ちからか、卓球界ではファンが多いと言われる。
NBAのダーク・ノヴィツキー選手は欧州で初めてNBA最優秀選手(MVP)を獲得した。
日本と並ぶ自動車輸出国でもあるようにF1ドライバーも優秀な人材を多数輩出している。
そのほか
世界一ボードゲームが盛んなことで知られ、「カタン(の開拓者たち)」「アグリコラ」といったドイツ製ボードゲームが1990年代半ば以降世界中で人気を博した。その為、欧米ではアナログゲームのことを「ドイツゲーム」と呼ぶことがある。ドイツ国内でボードゲームは一大産業であり、デザイナーと呼ばれる著名な製作者が多数存在する。詳しくは「カタン」の記事などを参照。
ゲーム業界ではCrytek社が制作した『Far Cry』や『Crysis』が有名。ローマ人やガリア人やゲルマン人をモチーフにしたMMOブラウザゲームのトラビアンもドイツで生まれた。
ドイツ原産であるダックスフントは日本でも人気があり犬種別年間登録頭数は常に上位である(ほとんどミニチュアダックス)。小型のポメラニアンやミニチュア・シュナウザー、ミニチュア・ピンシャーも人気のある犬種である。他にもドーベルマンやシェパード、ボクサーなど忠誠心やプライドが高く、頭のいい犬が多いのが特徴。またこれらの犬はペットとして飼われたり、警察犬として採用されている。
日本のアニメが翻訳・輸出されたとき、ドイツ版のOP・EDはなぜか他国と比べてクオリティの高いものになる場合が多い(→空気の読める国ドイツ)。
日本とドイツ Deutsch-Japanische Beziehungen
明治時代~第一次世界大戦
明治維新後の近代化にあたって、日本は様々な分野においてドイツ帝国を参考にしたとされる。
これは当時のドイツ帝国はヨーロッパの中では遅れて成立した国であったため、議会勢力による統治システムではなく、皇帝と官僚の権限が強い中央集権型の政治システムをとっていたことと、重工業を中心とした急速な経済発展を遂げていたことが理由と考えられている。
だがドイツ帝国とはドイツの最東端にあったプロイセン王国が周辺のドイツ諸邦を軍事力によって実質的に統合した帝国であって、移民が多く軍事色が強いプロイセン王国とドイツ民族による民主主義を志向した辺境のドイツ諸邦(この民主主義運動からワーグナーやちょび髭が出てきたのであるが…)は決して一枚岩ではない。
明治時代が始まる頃にドイツ帝国は既に混乱の中にあって、日本が参考にしたのはあくまでドイツではなく中枢のプロイセン王国であり、「東洋のプロイセン」と伊藤博文は日本を称したのであった。初代皇帝のヴィルヘルム1世は、「自分はドイツ帝国の汚冠よりも、プロイセン王国の王冠を求む」と発言したように、政治の中枢部はドイツ人ではなくプロイセン人であるという意識も強かったのである。
例えば大日本帝国憲法の制定にあたって伊藤博文が参考にしたのはプロイセン憲法(1850)であった。
またいわゆる「お雇い外国人」としてもドイツ人が多く招かれ(江戸時代にも日本に西洋医学を伝えたシーボルトなどが来日している)草津・箱根を湯泉治療地として開発したことでも知られる医師エルヴィン・フォン・ベルツや、夏目漱石も教えを受けた哲学教師ラファエル・フォン・ケーベル(ただしドイツ系ロシア人)などが日本の学問の発展に大きく寄与した。
軍事面でも参謀総長、大モルトケの弟子であり日本陸軍の参謀養成に貢献したメッケル少佐がいる。
ドイツとの交流が盛んになった明治時代には、フランスのパスツールと共に「近代細菌学の開祖」と呼ばれるコッホ博士の下に文豪の森鴎外やペスト菌を発見した北里柴三郎博士などが留学していた。
プロイセン王国出身のビスマルクは伊藤博文を厚遇するなど比較的親日であり、明治日本においてもプロイセン王国中興の祖であるフリードリヒ2世の逸話が有名になるなど、その関係は良好であった。
だがしかし、ドイツ帝国における最大の災厄の時代がその後に訪れることとなる。新たに即位したヴィルヘルム2世は、致命的に外交センスが欠如しており、ビスマルクが築いた周辺諸国との友好関係を悉く破壊していった。
極東の日本との関係も、友好国であった日本を仮想敵国とみなし、三国干渉によって日本が日清戦争で得た租借地を軍事力で放棄させるなどと、日本との関係も劣悪にしてしまった。
さらに、この王は同性愛者でもあり、恋愛関係にあった同性ばかりを重用し、ビスマルクをはじめとした功臣を適当な理由をつけては更迭していったのである。
この王の外交センスの欠如によって、第一次世界大戦という破滅を迎えるのである。
第一次世界大戦では、日本は連合国側に所属してドイツの植民地であった中国の青島(チンタオ)やミクロネシアでドイツ軍と戦った。このとき日本に連れてこられたドイツ人捕虜によって、ソーセージ、バウムクーヘンなどが日本に伝えられた。
戦間期~第二次世界大戦
プロイセン王国を中心としたドイツ帝国は、敗戦によってその領土を大幅に削られてしまい、もはやかつての栄光は存在しなかった。
西ドイツ諸邦や南ドイツは自分たちは望みもしない戦争に、プロイセンの王によって巻き込まれてしまったという被害者意識を強烈に持ち、プロイセンの王室と貴族たちによるドイツ統治ではなく、ドイツ民族によるドイツ統治、つまりは民族主義を強く志向していくのであった。
そこで台頭していったのがナチスとヒトラーである。ナチスは巧みな宣伝戦略によって選挙を勝ち抜いた後、議会政治を簒奪していくのであるが、敗戦によって徹底的に消耗した経済を集権制度の下に効率よく立て直していった。
そもそも、プロイセンの王家と貴族たちが統治していたドイツにあって、オーストリアという南ドイツ地域出身で小学校卒業という学歴しかもっていなかったヒトラーは、民衆の代表でもあって、選挙において民衆からの支持を受けやすい存在でもあった。(同時にベルリンにおいては徹底的に嫌われていたことも事実である)
その後、1936年の日独伊防共協定、1940年の日独伊三国軍事同盟によって、日本とドイツは同盟関係となった。しかし地理上の隔たりや、ドイツはアジアに、日本は欧州に大きな拠点を持たなかったことなどから、同盟が大戦においてその効力を発揮したとは言いがたかった。
そもそも、ヒトラーは我が闘争の中でははっきりと日本人のことを二級人種と称して馬鹿にしきっており、はじめから信頼関係がなかったことは明白でもあった。また、アジア主義を唱えて単一民族主義を採用しなかった日本と、民族主義による政治を目指したドイツは、そもそも政治制度が根本的に異なっていた。
ただし、技術提供や外交協力などは行われた。日独伊防共協定後、ノーベル物理学賞受賞者の朝永振一郎がドイツに留学し、ハイゼンベルクの元で原子核物理学や量子場理論を学んでいる。
1941年、独ソ開戦および日米開戦によって、日独間の連絡路は陸上(シベリア鉄道)・海上(太平洋~インド洋~大西洋)ともに断絶。この際、日独両国は潜水艦によって物資・技術者・新兵器の図面などの輸送を行ったが、そのうちの何度かは連合軍によって撃沈され、貴重な人材・資料が海中に沈むこととなった。
ドイツからは高性能なジェット戦闘機の設計図や戦時中は非常に貴重だったアルミニウム等が日本に提供されている(ちなみに日本側は酸素魚雷等を提供していたが、実戦に使うにはデリケートすぎると酷評され、実戦で使われたことはなかった)。
戦後~現在
言うまでもなく戦後は同盟関係が解消された。日本にとってドイツは欧州最大の貿易相手国である。ドイツ車の日本での人気は外車の中でも一番であり、日本における輸入車の販売数トップ3をフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMWとドイツのメーカーが占める。ドイツ国内でも外車では日本車の人気が一番あり、品質での評価が高い。
欧州を中心に活躍しているドイツ出身の人気バンドの「Tokio Hotel」は日本語が cool!と言うだけでバンド名を命名したと言われている。日本のビジュアル系バンドがドイツの一部では人気があるのも関係しているのかもしれない。
1999年1月~2000年9月には「ドイツにおける日本年」、2005・2006年には「日本におけるドイツ年」という形で様々な企画が行われ、日独交流の一環となった。また2002年からデュッセルドルフで日本デー(Japan-Tag:ヤーパンターク)という日本文化祭も開催されている。
海外旅行先としても人気が高く、ロマンチック街道やノイシュヴァンシュタイン城、ケルン大聖堂、ブランデンブルク門など、歴史的建造物やそれを取り巻く街並みを多くの日本人が訪れる。
ドイツ人も日本人と同様、祭りが好きなようで三大映画祭の『ベルリン国際映画祭』やテクノの祭典『ラブパレード』、オペラ音楽祭『バイロイト』、ビールの祭典『オクトーバーフェスト』、12月にはドイツ・オーストリア各都市で『クリスマスマーケット(独:Weihnachtsmarkt)』など、全国的な様々な祭が開催されている。
余談だが、観光における人気の高さや良好な日独関係を反映してか、日本国内には「ドイツ村」の名を冠するテーマパーク・公園がなぜか多数ある。以下はそのリスト。
- 東京ドイツ村(千葉県袖ヶ浦市)
- 赤城高原牧場クローネンベルク・ドイツ村(群馬県前橋市)
- 沼田ドイツ村ケイニッヒクロル(群馬県沼田市)
- ドイツ村公園(徳島県鳴門市)
- 長湯温泉・ドイツ村(大分県竹田市)
- うえのドイツ文化村(沖縄県宮古島市)
ニコニコ動画とドイツ
2008年7月5日、ニコニコ動画(夏)のサービス開始に伴い、ドイツ語版ニコニコ動画が開設された。ドイツ語版の開設理由は「ニコニコ動画がデジタル・コミュニティー部門栄誉賞を受賞したアルス・エレクトロニカがオーストリアで行われたものであり、オーストリアはドイツ語圏だから」とのことで、実はドイツ自体とはいまいち関係ない。
ドイツ語版ニコニコ動画は2011年12月8日に終了となり、現在はniconico.comにリダイレクトされている。
ニコニコ動画内では「キーボードクラッシャー」や「ヴェルタースオリジナル」が有名で、その音声や映像を用いて多くのMADが作られている(→ドイツ製ボーカロイド)。ただし、ヴェルタースオリジナルは会社そのものはドイツだが、CMに登場するおじいさんはアメリカ人の俳優ロバート・ロックウェル(故人)である。
歴史系動画(替え歌歴史シリーズやHearts of Ironプレイ動画など)では第二次世界大戦前後がよく取り扱われることもあって、某第三帝国やその総統、名前の「ベ」と「ぺ」を間違われる宣伝大臣辺りが題材とされることも多い(→総統閣下シリーズ)。ただし、この手のネタをドイツ人やその他欧州人がネタとして受け取ってくれる保証はない。
著名なドイツ人 Berühmte Deutsche
(姓アイウエオ順、記事のある人物は太字)
実在の人物
1. |
2. |
3. |
4. |
5. |
6. |
7. |
- アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者) ※56歳でアメリカに帰化
- ヴィルヘルム・ヴァイトリング(思想家)
- カタリナ・ヴィット(元フィギュアスケート選手)
- ミハエル・ヴィットマン(ナチス武装SSの戦車兵)
- ブルース・ウィリス(俳優) ※育ちはアメリカ
- カール・マリア・フォン・ウェーバー(作曲家)
- マックス・ウェーバー(社会学者)
- ヴィム・ヴェンダース(映画監督)
- フローリアン・シュナイダー=エスベーレン(作曲家、元・クラフトワーク)
- ローランド・エメリッヒ(映画監督、プロデューサー)
- フリードリヒ・エンゲルス(思想家)
- ミヒャエル・エンデ(児童文学作家、『はてしない物語』の著者)
- ニコラウス・アウグスト・オットー(発明家、4ストローク内燃機関)
- カール・オルフ(作曲家)
- オリバー・カーン(元サッカー選手)
- カール・フリードリヒ・ガウス(数学者)【右図1.】
- ルドルフ・カラツィオラ(戦前のレーサー、公道での最高速記録保持者)
- オットー・カリウス(ティーガーI及びヤークトティーガー戦車兵)
- イマヌエル・カント(哲学者)
- ヨハネス・グーテンベルク(活版印刷技術の発明者)
- イルカイ・ギュンドガン(サッカー選手)
- カール・フォン・クラウゼヴィッツ(軍人、『戦争論』の著者)
- シュテフィ・グラフ(元女子テニスプレイヤー)
- グリム兄弟(学者兄弟、『グリム童話』で有名)
- ハイディ・クルム(ファッションモデル)
- ダイアン・クルーガー(ファッションモデル)
- ミロスラフ・クローゼ(サッカー選手)
- ティモ・グロック(元F1ドライバー、DTMドライバー)
- ユルゲン・クロップ(サッカー指導者)
- ヨハン・ヴォルフガンク・フォン・ゲーテ(詩人、『ファウスト』の著者)
- ヨハネス・ケプラー(天文学者)
- ハンス・ジマー(映画音楽作曲家)
- ハンス=ヨアヒム・シュトゥック(元F1ドライバー)
- カールハインツ・シュトックハウゼン(現代音楽作曲家)
- リヒャルト・シュトラウス(作曲家)
- ミハエル・シューマッハ(元F1ドライバー)
- ラルフ・シューマッハ(元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハの弟)
- クララ・シューマン(ピアニスト、作曲家、ロベルト・シューマンの妻)
- ロベルト・アレクサンダー・シューマン(作曲家)
- ハインリッヒ・シュリーマン(考古学者、実業家)
- アルトゥル・ショーペンハウアー(哲学者)
- ショル兄妹(学生、反ナチス活動家)
- エイドリアン・スーティル(元F1ドライバー)
- ゴットリープ・ダイムラー(発明家、四輪自動車を発明)
- ディアナ・ダムラウ(オペラ歌手)
- フェルディナント・フォン・ツェッペリン(軍人、発明家、飛行船)
- ルドルフ・ディーゼル(発明家、ディーゼルエンジン)
- アルブレヒト・デューラー(画家)
- フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)【右図2.】
- マヌエル・ノイアー(サッカー選手)
- ダーク・ヴェルナー・ノヴィツキー(バスケットボール選手)
- クラウス・ノミ(歌手)
- マルティン・ハイデッガー(哲学者)
- ニック・ラース・ハイドフェルド(元F1ドライバー、フォーミュラEドライバー)
- クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(詩人)
- ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(作曲家)【右図3.】
- ヨハン・パッヘルベル(作曲家、一発屋)
- ミヒャエル・バラック(サッカー選手)
- ゲルハルト・バルクホルン(ドイツ空軍のエースパイロット)
- エーリヒ・アルフレート・ハルトマン(ドイツ空軍のエースパイロット、黒い悪魔)
- ラルフ・ヒュッター(作曲家、クラフトワーク)
- オットー・フォン・ビスマルク(政治家)【右図4.】
- アドルフ・ヒトラー(政治家、第三帝国総統) ※出身はオーストリア
- ニコ・ヒュルケンベルグ(F1ドライバー)
- オリヴァー・ヒルシュビーゲル(映画監督)
- ヴェルナー・フォン・ブラウン(ロケット技術者)
- ギド・ウルリッヒ・ブッフバルト(サッカー選手・指導者)
- ヨハネス・ブラームス(作曲家)
- アンネ・フランク(『アンネの日記』)
- ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮者)
- ベルトルト・ブレヒト(詩人)
- ハインツ=ハラルド・フレンツェン(元F1ドライバー)
- エーリッヒ・フロム(精神分析、社会心理学の研究者)
- アレクサンダー・フォン・フンボルト(博物学者、地理学者)
- マッツ・フンメルス(サッカー選手)
- フリードリヒ2世(第3代プロイセン王)
- ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(哲学者、精神現象学者)
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家)【右図5.】
- フランツ・ベッケンバウアー(元サッカー選手・指導者)
- ヘルマン・ヘッセ(小説家)
- セバスチャン・ベッテル(F1ドライバー)
- ベネディクト16世(ローマ法王、シスの暗黒卿)【右図6.】
- シュテファン・ベロフ(元F1ドライバー、グループCのニュルブルクリンクのレコード保持者)
- カール・ベンツ(発明家、世界最古の自動車メーカー創設者の一人)
- ヴァルター・ベンヤミン(文芸評論家、思想家)
- ウーヴェ・ボル(映画監督)
- ジャコモ・マイアベーア(作曲家)
- フリードリヒ・マイネッケ(歴史学者)
- ローター・ヘルベルト・マテウス(元サッカー選手、サッカー指導者)
- カール・マルクス(経済学者)
- ハンス・ヨアヒム・マルセイユ(ドイツ空軍のエースパイロット、アフリカの星)
- トーマス・マン(小説家)
- ゲルト・ミュラー(元サッカー選手)
- ヤコプ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(作曲家)
- ヨーゼフ・メンゲレ(ナチス親衛隊将校、「死の天使」)
- ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ(プロイセン軍人)
- アルフレート・ヨードル(ドイツ陸軍上級大将)
- ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(哲学者、数学者)
- フランツル・ラング(ヨーデル歌手)
- ピエール・リトバルスキー(元サッカー選手・指導者)
- カール・リヒター(指揮者、オルガニスト)
- ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(ドイツ空軍パイロット、ソ連人民最大の敵)【右図7.】
- マルティン・ルター(宗教家、宗教改革)
- ヨアヒム・レーヴ(元サッカー選手・指導者)
- ヴィルヘルム・レントゲン(物理学者)
- ニコ・ロズベルグ(元F1ドライバー)
- ロルちゃん(日本語を勉強中のドイツ人男性)
- エルヴィン・ロンメル(ドイツ陸軍元帥、砂漠の狐)
- ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(作曲家)
ドイツ生まれの日本人
架空のドイツ人
7. |
8. |
9. |
10. |
11. |
12. |
13. |
- リーゼロッテ・アッヒェンバッハ(アルカナハートシリーズ)
- ユリウス・レオンハルト・フォン・アーレンスマイヤ(オルフェウスの窓)
- 天野河銀河(人造昆虫カブトボーグ V×V) ※1
- ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッガー(爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP)
- ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン
(ストライクウィッチーズ) ※2 - ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(ストライクウィッチーズ) ※2
- クルツ・ウェーバー(フルメタル・パニック!)
- クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐(エロイカより愛をこめて)
- ルディ・エリック(シュート!)
- アーベル・ガイガー(明日のナージャ)
- ヘルマン・カルツ(キャプテン翼)
- ヴォルフガング・クラウザー(餓狼伝説シリーズ)
- ヴォルフガング・グリマー(MONSTER)
- ヴァルトルート・クルピンスキー(ストライクウィッチーズ/ブレイブウィッチーズ) ※2
- テア・クロイツェル(ハイスクール・フリート)
- カレン・ケーニッヒ(シャドウハーツ)
- ゲジヒト(鉄腕アトム「地上最大のロボット」、PLUTO)
- カーマン・コール(龍虎の拳シリーズ)
- シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ(爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP)
- ジークフリート・シュタウフェン(ソウルキャリバーシリーズ)
- フランツ・フォン・シュトレーゼマン(のだめカンタービレ)
- ルドル・フォン・シュトロハイム(ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流)【右図7.】
- ハインリッヒ・シュルツ(アイシールド21)
- カール・ハインツ・シュナイダー(キャプテン翼)
- ジェイド(キン肉マンII世)
- フランツ・シェスター(キャプテン翼)
- ハイデマリー・W・シュナウファー(ストライクウィッチーズ) ※2
- 少佐(HELLSING)【右図8.】
- フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(耳をすませば、猫の恩返し)
- ゾル大佐(仮面ライダー)
- ゼンガー・ゾンボルト(スーパーロボット大戦シリーズ)
- エリーゼ・フォン・ディートリッヒ(スカイガールズ)
- エディタ・ノイマン(ストライクウィッチーズ) ※2
- アルフォンス・ハイデリヒ(劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者)
- エヴァ・ハイネマン(MONSTER)
- 004=アルベルト・ハインリヒ(サイボーグ009)
- ゲオルク・ハスキル(明日のナージャ)
- ゲルトルート・バルクホルン(ストライクウィッチーズ)【右図9.】 ※2
- シュバルツ・バルト(THE ビッグオー)
- ウルスラ・ハルトマン(ストライクウィッチーズ) ※2
- エーリカ・ハルトマン(ストライクウィッチーズ)【右図10.】 ※2
- クラリッサ・ハルフォーフ(IS〈インフィニット・ストラトス〉)
- Dr.ピーベリー(エンバーミング)
- カンナ・ビスマルク(シャーマンキング)
- ヒルシャー(GUNSLINGER GIRL)
- ファウストVIII世(シャーマンキング)
- ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク(ハイスクール・フリート)
- マリア・フリードリヒ(金田一少年の事件簿)
- シュバルツ・ブルーダー(機動武闘伝Gガンダム)
- ゲルト・フレンツェン(BLASSREITER)
- ブロッケンJr.(キン肉マン)
- ブロッケン伯爵(マジンガーZ)
- ライーサ・ペットゲン(ストライクウィッチーズ) ※2
- Dr.ヘル(マジンガーZ)
- ラウラ・ボーデヴィッヒ(IS〈インフィニット・ストラトス〉)【右図11.】
- ボルガ博士(チャージマン研!)【右図12.】 ※3
- ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ(ストライクウィッチーズ) ※2
- レニ・ミルヒシュトラーセ(サクラ大戦2)
- アルバ・メイラ(KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ)
- ヴィルヘルム・メルダース(エマ)
- ドロテア・メルダース(エマ)
- サイモン・ライヒ(ぼくのなつやすみ2) ※4
- アドルフ・ラインハルト(テラフォーマーズ)
- ヴィリー・ラインハルト(シュート!)
- 惣流(式波)・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)【右図13.】 ※5
- エーデルガルド・リヴェラ(プラネテス)
- アシュヒト=リヒター(エンバーミング)
- エメレンツィア=ベアトリクス・リューディガー(護くんに女神の祝福を!)
- ハワード・リンク(D.Gray-man)
- ハンナ・U・ルーデル(ストライクウィッチーズ) ※2
- エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ(爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP)
- ハインリッヒ・ルンゲ(MONSTER)
- エルム=L=レネゲイド(エンバーミング)
- フリーダ・レンバッハ(アップフェルラント物語)
- エリス・舞姫・ローゼンベルク(P2! - let's Play Pingpong! -)
- エディータ・ロスマン(ストライクウィッチーズ/ブレイブウィッチーズ) ※2
- ミランダ・ロットー(D.Gray-man)
- エルンスト・バウアー(黒騎士物語)
ドイツ生まれの架空の日本人
※1 ドイツに帰化。
※2 旧ドイツ帝国およびナチス・ドイツをモデルとした仮想国「帝政カールスラント」出身。
※3 作中では「西ドイツ出身」となっている。
※4 ドイツ系オーストラリア人。
※5 3/4がドイツ人、1/4が日本人のクオーター。国籍はアメリカ。
※6 3/4が日本人、1/4がドイツ人のクォーター。シュツットガルト市出身。
関連動画 Videos
関連コミュニティ Gemeinde
関連項目 Siehe auch
関連リンク Weblinks
脚注
子記事
兄弟記事
- なし
- 143
- 0pt