ドククラゲとは、ポケットモンスターに登場するNo.073のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ドククラゲ | タイプ | みず どく |
英語名 | Tentacruel | 高さ | 1.6m |
分類 | くらげ | 重さ | 55.0kg |
全国図鑑 | #073 | 特性 | クリアボディ |
ジョウト | #163 | ヘドロえき | |
ホウエン | #067 | 隠れ特性 | あめうけざら |
シンオウ | #137 | グループ | すいちゅう3 |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 5120歩 |
カロス | #026(コースト) | 性別比率 | ♂:50.0% |
アローラ (SM/USUM) |
#107/#130(アローラ・メレメレ) #039/#039(アーカラ) #054/#057(ウラウラ) #056/#068(ポニ) |
♀:50.0% | |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 特防+2 |
進化 | メノクラゲ → ドククラゲ(Lv30) |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターファイアレッド、ポケットモンスターY
- 80ぽん の しょくしゅが じゆうに うごく。 さされると どくに おかされ するどい いたみが はしる。
- ポケットモンスター青、ポケットモンスターリーフグリーン、ポケットモンスターX
- しょくしゅは ふだん みじかくて えものを さすときに ながく のびて からみつくのだ。
- ポケットモンスターピカチュウバージョン
- 80ぽんの しょくしゅを じゆうに のびちぢみさせ えものに まきつき どくを あたえて よわらせる。
- ポケットモンスター金、ポケットモンスターハートゴールド
- 80ぽんもの たくさんの しょくしゅは すいぶんを ふくんで どこまでも のびて からみつく。
- ポケットモンスター銀、ポケットモンスターソウルシルバー
- たたかいのとき 80ぽんの しょくしゅを すべて のばして どくの ほういもうを つくりあげる。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- 80ぽんの しょくしゅは みずを ふくむと どんどん のびて えものを からめとる アミのように なる。
- ポケットモンスタールビー、ポケットモンスターオメガルビー
- あたまの あかい たまが ひかるとき はげしい ちょうおんぱが あたりに はっしゃ される。 そのとき かいめんが はげしく なみうつという。
- ポケットモンスターサファイア
- じゆうに のびちぢみする しょくしゅで えものを からめとり もうどくを あたえて よわらせる。 いっぺんに 80ぴきの えものを つかまえるぞ。
- ポケットモンスターエメラルド
- いりくんだ かいていの いわばに せいそく。 80ぽんの しょくしゅで えものを とらえる。 こうふんすると あかい たまが はっこうする。
- ポケットモンスターダイヤモンド
- 80ほんの しょくしゅ をもつ えものを からめとり どくで よわるまで ぜったいに にがさない。
- ポケットモンスターパール
- あたまの あかい たまを はげしく てんめつさせて なかまに きけんを しらせるのだ。
- ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
- 80ぼんの しょくしゅを のばして どくの ほういもうを つくりだす。 つかまると にげるのは むずかしい。
- ポケットモンスターサン
- どくのしょくしゅは ふつう 80ぽん。 ながく いきているもの ほど その ほんすうは へっていく。
- ポケットモンスタームーン
- まれに たいりょうはっせい すると あたりの うみから さかなポケモンが いっさい いなくなってしまう。
- ポケットモンスターサン
- あかい たまから ちょうおんぱを はっせいさせ えものを よわらせると 80ぽんの しょくしゅを まきつける。
- ポケットモンスタームーン
- あかい たまを ひからせて なかまと こうしん している。 てんめつは けいかいを しらせる あいずなのだ。
概要
海の常連メノクラゲの進化系。2本だった触手がなんと80本にまで増えた。おっかなビックリ当社比40倍。「その手」のマニアが見たら泣いて喜びそうなデザインである。ちなみに英名も触手が語源。青版のグラフィックでは、腕を組んだニヒルな姿を見ることができる。
野生のドククラゲ
- メノクラゲあるところドククラゲもあり。なみのりをしているとたまーに出てきて地味な逃げにくさで嫌がらせをすることが主な任務のポケモン。
- ほのおタイプジムのグレンジム用の救済策の一つとも取れなくはない。なみのりをみずタイプ以外に頼っていた人には重宝されたかも。
- 特防の努力値目当てにメノクラゲを狩っている際に出てくると低レベルの状態で育ててた場合交代を余儀なくされるので非常に面倒くさくなる。やっぱり嫌がらせである。
- 素早さは100と意外に高い。お陰で並のレベル又は素早さのポケモンだと逃げにくく、もたもたしている間に毒を打たれる。とにかく嫌がらせである。
対戦のドククラゲ
- ステータスの面では100の素早さと120もある特防の高さが光る。特殊攻撃には滅法強く、ハピナスほどではないが特殊受けとしての活躍が期待できる。一方物理防御は脆いのだが、積み技バリアーを使うことで補える。この点を生かした要塞型も面白いか。
- 攻撃面ではタイプ水・毒という組み合わせのシナジーは抜群。特性や複合タイプを考慮しなければ、水と毒で全てのタイプに等倍以上のダメージを取れる組み合わせのため安定した攻撃が可能で、一部のみずやくさタイプ等のポケモンに対して異常に強い。例えばみずタイプに強い点で有名なルンパッパをいともたやすく蹂躙できる。この組み合わせで半減以下しか与えられないポケモンは進化系のみで現在11種(エンペルト、ドククラゲ、ドクロッグ、ヌオー、ハリーセン、ヌケニン、ディアルガ、ギラティナ、トリトドン、ナットレイ、ブルンゲル)しかいない。しかし種類こそ少ないとはいえナットレイ、ブルンゲル等の厄介なポケモンは対戦での人気も高いため無警戒というわけにいかない。
また、みずタイプには強力なドラゴンタイプを安々と登場させない役目を求められることも多く、こおりタイプの技がどうしても欲しくなることがある。補助技も豊富なドククラゲは非常に技欄が圧迫されるため、いかに優秀とはいえ水・毒のどちらかを手放さなければならないことも多いだろう。
攻撃は低いがつるぎのまいを覚えるため物理技を選択してもいい。 - 防御面ではみずタイプ面から見た利点は格闘や虫といったタイプへの耐性があり草が等倍であること。反面、弱点としてエスパー・じめんタイプが増える。不一致のサイコキネシスや10万ボルトに対しては特防120でかなり耐えることができるが、採用率の高い物理技じしんには注意が必要。じめんタイプのポケモンに対してはこちら(ドククラゲ)も水技で弱点をつけるので、いかにじしんを喰らわずに相手を沈められるかが重要。素早さでドククラゲを上回るのはガブリアス・ランドロス・ダグトリオでフライゴンが同速。なので地面タイプで気を付けるべきはこの4匹だけであるが不一致でも落ちることはよくあるため油断はできない。
第五世代では電気物理技のワイルドボルトが追加され、それをでんきタイプだけでなくウインディなどのほのおタイプも習得したためタイプ上は有利でも油断は禁物。 - 補助技の面では積み技・設置技の豊富さが目立つ。積み技は前述のつるぎのまい・バリアーと低いほうの種族地をカバーし、他方でどくびしやあやしいひかりで嫌がらせもできる。おまけにミラーコートも完備という素敵仕様。
- 特性は「クリアボディ」と「ヘドロえき」の二つ。前者はあのメタグロスと同じ特性であり積み技を使う場合重宝する。後者はルンパッパ等草タイプにより強くなる特性のため、パーティに合った特性を選んでいくと良い。
- 持ち物は耐久性を生かしたくろいヘドロがオススメ。ねむるを使う型ならカゴのみで問題ない。
- BWで、新たに「ねっとう」(特殊水・威力80火傷30%)「アシッドボム」(特殊毒・威力40特防↓↓)「ベノムショック」(特殊毒・威力65相手どく/もうどくで威力2倍)を習得。持久力と嫌らしさに磨きがかかった。
- 上記のようにシナリオではもっぱら嫌がらせ役だが、対戦においては非常に高いポテンシャルを隠し持っている。今度出くわすことがあったら「ドククラゲUZEEEEEE!!」と思わずに一度捕まえて対戦に使ってみてはいかがだろうか。
- BWでクラゲの後輩・ブルンゲルが登場。水で特殊耐久が高い点も共通している。とはいえ、得手不得手が全く違うので差別化を意識する必要はない。
- スカーレット・バイオレットでドククラゲのそっくりさんであるリククラゲが登場、なんと種族値も全て同一。クラゲと言ってもキクラゲがモチーフのキノコ系ポケモンで、タイプも草/地面と全く別物である。
素早さ種族値100で「キノコのほうし」を覚えるという一見反則級の性能だが、特性で抑制されているため扱いは難しい。
漫画やアニメのドククラゲ
- アニメでは19話で登場。
- ハトバポートのオババが建造していた海上ホテルパラダイスオババの建築現場が元々メノクラゲ達の住処であったため激怒。メノクラゲ達を引き連れ、街を破壊し大いに暴れまわった。
この時ニャースを触手で操り、人間達にその旨を伝えていたがカスミ達の説得により海へと帰っていった。このエピソードは人間による自然破壊がテーマであり、自然の脅威をも現している。たとえ大きな行動に移せなくても、やはり出来る限り自然を守るに越したことはない。 - ポケットモンスターSPECIALではアクア団ボスのアオギリが使用、触手プレイを敢行した。いいぞもっとやれ
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関連項目
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