ドスジャグラスとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
概要
牙竜種 | |
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ドスジャグラス | |
別称 | |
別称 | 賊竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
初出は『モンスターハンター:ワールド』。
MHWの初お披露目時に、ジンオウガ以来となる「牙竜種」のモンスターとして紹介された。
新たなるステージ、新大陸の「古代樹の森」にて最初に遭遇する中型モンスターである。
ジャグラスの群れを率いるリーダーで、過去作におけるドスランポスやドスジャギィに相当する。イグアナに近い体格と、豊かなたてがみが特徴。
普段はハンターに遭遇しても特に気にかけず、のんびりと森を歩き回っている。しかし大食らいとして知られており、空腹になると気が荒くなる。この状態では格上の相手にも襲いかかるようになり、更にはアプトノスやケストドンを丸呑みしてしまう。大きく腹を膨らませた状態で腹を引きずるように移動し、特徴的な痕跡を残す。
なお腹に収めた獲物は巣に持ち帰り、吐き戻した上で子分のジャグラス達に分け与える。やさしい。
ストーリー冒頭、翼竜から振り落とされたハンターと受付嬢が森に不時着。地図に従って進む中で突如として登場し、痕跡に気を取られていた受付嬢に飛びかかって捕食しようとする。
調査班リーダーによって妨害され、アステラの砦門に走る二人を追いかけるが、そこにアンジャナフが乱入。首に食いつかれて振り回されるという、食物連鎖の一幕が繰り広げられるのであった。可哀相に……
その後は任務クエスト「ケストドンは不穏と共に」にて乱入。中型モンスターを相手にした狩猟のチュートリアル的な扱いになっている。
その後もアンジャナフのムービーではしょっぱなから食われ、イビルジョーのムービーでは受付嬢が集めたキノコを食うアプトノスを食ったと思った途端にジョーさんに食われ、場合によってはぶん回して鈍器扱いされるなど、割と不遇な描写が多い。
主な攻撃は噛みつきや引っかき。腹が膨れている状態では寝転がっての体当たりやゲロブレスなどが加わり、範囲の広さと威力はそれなりにある。取り巻きのジャグラス達も状況に合わせて襲いかかってくるため、油断はできない。
ドスギルオスやドドガマルなど、同じ牙竜種の大型モンスターと共通したモーションが多いので、慣れておくと案外役に立つ。
生産できる武器は基本的に無属性で、当初はパッとしない性能だが、最終段階まで強化していくと、拡張性の高い優秀な武器となる。スキルやカスタム強化次第では古龍武器に勝るとも劣らない火力となる為、終盤でも十分に活躍が見込める。
防具は序盤で重宝するほか、上位防具の胴はαで「威嚇+2」、βで「威嚇+1」が発動する為、お手軽に「威嚇Lv3」を発動できる。このため採取用装備に組み込む向きも多い。
特殊個体
このような背景からちょくちょく新武器の練習台とされ、また「追い剥ぎの装衣」運用による金策に最適とされ、配信バウンティ「牙竜種の討伐」では真っ先に狙われ続けた結果、発売から1年で最も狩られたモンスターとなった。ドスジャグラスくんは泣いていいと思う。
これを記念(?)し、アステラ祭【感謝の宴】にてイベントクエスト「窮賊、ハンターを噛む!」が配信。
クエストレベルは★9。歴戦の個体やベヒーモスと同等となっており、「つってもドスジャグラスでしょ?楽勝楽勝」とタカをくくって軽い気分で参加したハンターを阿鼻叫喚の地獄に叩き込む事となった。
最大の特徴はそのサイズで、最大金冠確定の20m近い巨躯を誇る。あまりのデカさにより捕獲してもアステラには連れ帰れず、生態調査は現地で行われるほど。
そしてその巨躯に見合った歴戦古龍ばりの攻撃力により、次々とハンター達は屍を晒す事となった。満腹時に吐き出すゲロブレスで瀕死、ベヒーモスめいた片手ダイナミックお手で瀕死、新たに追加された咆哮【大】と振動【小】による妨害、食らえば即死確定の拘束攻撃……などなど。
状況によってはイビルジョーとの縄張り争いが発生する事があるが、なんとあのイビルジョーがドスジャグラス相手に撃退され、敗走するという光景が展開される。まあこのジョーさん最小金冠確定だし、まだ若輩なんだろう。
ただし本クエストでは、ドスジャグラスがゲロを吐くたびに装飾品が吐き散らされ、古びた珠・風化した珠も稀に入手できる。最大で30個は入手できるため、上気の難易度さえどうにかすれば装飾品マラソンが可能。
もっとも装飾品マラソンという点においては、イベントクエスト「我が名はヴォルガノス」の方が難易度・レアリティの面からややお得ではある。それほどまでに本クエストのドスジャグラスはべらぼうに強い。
とはいえ、やはりドスジャグラスはドスジャグラス。訓練された装飾品狙いのハンターには一方的にカモにされ、今まで以上にボコボコにされる結果となったのだった。
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