ドズワースダム(Dodsworth's Dam)またはロイヤルナチュラルバルブメア(Royal Natural Barb Mare)とは、推定1665年前後生まれの繁殖牝馬であり、32号族の始祖である。
よってこの記事では32号族についても解説する。
概要
ドズワースダムはドズワースの母親という意味で、ロイヤルナチュラルバルブメアは王室所有の純血のバルブ牝馬の意味。もちろん名前は血統管理のため後世に便宜上付けられたものであり、当時は名無しのまま繋養されたか別の名前で呼ばれていたかであり、記録に残っていない。
イングランド王チャールズ2世によって1671年(推定)に妊娠された状態で輸入された繁殖牝馬である。
このとき持ち込まれて生まれた牡馬は基礎種牡馬の1頭となったドズワースである。
1686年に生んだヴィクセン(父ヘルムズリーターク)が牝系を繋ぎ、1797年にはこの牝系のナイキがオークスステークスを制した。
この牝系である32号族は今でも生き残っていて、2018年のドバイでのアルクォーツスプリント優勝馬のジャングルキャットはこの牝系である。
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