ドトール(Doutor)とは、ポルトガル語で「医者」や「博士」を意味する言葉。英語で言えばドクター。
- ドトールコーヒー
日本のコーヒー商社。 - ドトール(サッカー選手)
ブラジルの元サッカー選手。
本名はソクラテス。父親がギリシャ哲学の愛好家で、賢人ソクラテスにちなんで息子にその名を付けた。
医師免許を持ち、「ドトール」の愛称でも知られた。
ゲーム「キャプテン翼5」では引退したブラジルの名選手たちを集めた伝説のチーム「カナリアスターズ」のメンバーとして登場。下の同名キャラクターとは別人である。 - ドトール(キャプテン翼)
2の人物を名前の元ネタとする、ゲームオリジナルキャラクター。
概要
大空翼が中学卒業後にブラジルに渡り、入団したサンパウロFCのDF。通称「地を這うドトール」と呼ばれ、スライディングタックルと、低い浮き球の対処が得意。相棒に高い浮き球の処理が得意なアマラウがおり、ユースチーム時代からコンビを組んでプレーしている。南葛や全日本にはいなかったタイプの選手で、得意分野を踏まえた戦い方の重要性をプレイヤーに教えてくれる。また、DFとしてではなくMFやFWに配置してもなかなかの活躍を見せてくれる。
具体的に描写はされないが、元ネタと同じなら「ドトール」は愛称で医師免許を取得しているのだろう。
また、同チームのメンバーにはソクラテスならぬプラトンという選手がいる。
ブラジル代表チームにも選ばれ、エースストライカーばかりを揃えたブラジルチームの中で数少ない守備の専門家として活躍。最初のチームの頼りになる仲間が、最終戦で敵となって現れるという構図になっている。
プロ入り後はサンパウロではなくクルゼイロに所属。ポジションをMFに変更している。
プロ入り一年目ながらドトールとアマラウが主力というチーム構成で、本来は守備要員である二人よりもシュート力がある選手がいないという苦しいチーム状況である。
- 前年までの監督が更迭されたらしく、前年はユースチームの監督だったロベルト本郷が内部昇格で指揮を執る。そのロベルトも一年で退任する。
- イタリアから来た助っ人である(しかも性格に難がある)ストラットがキャプテンを務める。後に翼がキャプテンとなる。つまりキャプテンを任されるような実力・人望のある地元選手がいない。
- 主力となる翼がユースから昇格してきたのはいいが、翼がジャイロカップやワールドクラブカップなどで世界に名を売ると、せっかくロベルトが小学生時代から目を掛けてきた金の卵を一年で他チームに放出する(翼本人の意向もあったとは言え)。
- 才能がある翼はともかく、石崎すらスタメン起用が可能な選手層の薄さ。
- 正GKバモラが負傷した時に控えGKがいなかったらしく、ユースから昇格させたレナートが即スタメン。無論実力不足でチームメイトから非難されるという内紛まで勃発。翌年は正GKバモラ、控えにレナートという陣容になっており、どうやら本当にレナート以外に控えGKはいなかったらしい。
- 同時に昇格したジウも即スタメン。石崎と違って本当に替わる選手がいない。
- 人数、実力ともにサンパウロユースの方が強かったんじゃないだろうかと思えるくらいにザコ選手が弱い。(代わりに必殺技持ちの選手が増えて行き、有力選手とザコ選手の格差が激しいチーム構成になる)
これだったらプラトンも昇格させた方が役に立ったのでは……。 - 新戦力として加入する選手が内部昇格のマウリシオ、自費留学の新田、盛りを過ぎたベテランのネルソンと、いかにも格安で雇えそうな選手ばかり(新田に至っては給料を支払わない)。ネルソンはこの年限りで引退したのか、次回作のサンパウロには在籍していない。
……と、御家事情がガタガタである。そのため、当時のサンパウロは経営が極端に苦しくドトールとアマラウに払う契約金が無かったのではないかと推測されることも。
関連項目
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