ドナルドランドとは、1988年1月29日にデータイーストより発売されたファミリーコンピューター用のゲームである。
概要
開発、販売はデータイースト。
マクドナルドのマスコットキャラクターであり、ニコニコ動画でおなじみのドナルド・マクドナルドを主人公とするゲーム。グモン一族に支配された「ドナルドランド」(ドナルドが住む世界)を平和にするべく冒険する。ドナルドの仲間たち(ハンバーグラー、グリマスなど)は連れ去られており、ボスとして偽物が出てくる者もいる。
このゲームのドナルドの武器は「りんご爆弾」で、放物線を描くように投げる。(MUGENのドナルドもこのゲームが元ネタであると思われるりんご爆弾を必殺技の一つとして持っている。)
マクドナルドゲームとしての側面
各ステージで囚われている仲間を助けつつ、ラスボスであるグモンを倒すのが目的。
道中のアイテムは以下のように構成され、ショップでも登場する。
- ハンバーガーパネル(ゲーム内通貨)
- りんご爆弾パネル(1画面に爆弾を2連射できる。ダメージで効果消失。ショップ価格10)
- ハートパネル(ライフが1回復する。ショップ価格20)
- ヘルメットパネル(一定時間無敵化。ステージ限定)
- ドナルドパネル(1UPアイテム。ショップ価格40)へ
※最終面の隠しショップ(1ボスの曲が流れる部屋の天井裏右上)のみ価格50
このうちのハンバーガーパネルは、各ステージクリア時に立ち寄るマクドナルドでの「ハンバーガーショップ」「アイテムショップ」での買い物に利用する。
ハンバーガーショップで買い物してもライフが回復したりパラメーターが上昇するなどの特典はないが、価格10毎(端数切り捨て)に1回、神経衰弱(6枚中3枚引く)を行える。景品は以下のとおりである。
実はブタ1回につき1回、アイテムショップで価格が半額になる特典があり、うまくいけば通常のショップ価格よりも割安で1UPを買える可能性もある。
アクションゲームとしての側面
- Aでジャンプ、Bでダッシュ(風船で飛ぶステージ4のみAで加速)
- 水中ステージではAで泳ぐマリオスタイル。ただし十字キーは方向転換に使える程度で海底を歩くことは不能。落下も垂直のみ。つまり移動手段は泳ぎのみ
- 穴に落ちるかライフゼロ、タイムアップで1ミス、残機0でゲームオーバー
- 雑魚に対しては体当たりを行うとライフが1減り、敵も引き下がる。エフェクトを見る限り、肉体言語を利用した和解であると思われる
- りんご爆弾に乗り、空中での足場にすることも可能
- りんご爆弾は時限爆破であり、爆発しない限り敵にダメージを与えられない(ただし、壁や敵の頭上に仕掛けることも可能)
- ボスや敵弾を含む、大抵の敵頭上に乗れ、敵弾も爆風に巻き込めば「倒す」ことができる
等、典型的かつ王道の横スクロールアクションゲームではあるが、開発があのデータイーストというだけあり、少々癖が強い。
ダッシュ時に妙な慣性がかかり、ブレーキのかけ方をしくじると落下死ということも少なくないうえ、敵の上に乗っている時、敵の横進行速度 がダッシュ速度に加算されるため、うまく利用すれば大加速&大ジャンプが可能であるが、失敗すると奈落に真っ逆さまになってしまい、主にアスレチックステージでの 難易度を上げている。
また、テクニックとして利用されることもあるりんご爆弾乗りについても、この爆弾自体が平面判定でなく球、もしくは台形判定であるため、まず乗りにくい。さらにやはり横加速が加算されるため、狙った位置にジャンプするのはとても難しい。
空中ステージでは十字キーを入れる左親指が痛くなり、水中ステージは「歩けない」事にいらいらが募る(無理にハートをとろうとして(一応抜け出せないこともないが)ハマってしまい絶望することも)。
そんなこんなで難易度は高めでとっつきにくい印象もあるが、序盤は簡単にクリアでき、1UPアイテムも比較的多く手に入るため、コツをつかめばクリアも難しくはない。
デコゲーとしての側面
いくら大企業のキャラゲーとはいえ開発がデコである。当然ただですむはずがない。
普通のプレイヤーは4〜5面あたりで違和感を感じ始め、デコゲープレイヤーは2面でなにかおかしいと気付く。そして普通のプレイヤーは7面、11面あたりで「なにこれ怖い」と唖然とし、デコゲープレイヤーは4面で「あ、これデコゲーだ」と安堵し、7面に到達する頃には「デコなら仕方ない」と全てを受け入れる。それぐらい濃い。
しかし、大真面目に不真面目が真骨頂のデコなだけに、単なる子供だましのキャラゲーではなく、作りは丁寧でアクションゲームとしてもとてもよくまとまっている。
そのある意味狂気とも言える世界観はぜひ自身の目で確かめて欲しい。
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関連項目
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