ドミノキックとは、ニコニコ漫画で掲載されているオリジナル漫画である。現在はガンガンONLINE掲載に伴い、
ガンガンちゃんねる作品となっている。
作者は下神木るこ氏。
概要
破壊衝動が抑えられず、すぐ行動に移してしまうお嬢様(サエ)と、
それをあらゆる手段でフォローする執事(姫森)の話である。そしてご令嬢や王女が皆破壊衝動を持っている危険な世界でもある。
2013年01月27日から連載がスタートした。第8話からは、作者が更新をブロマガで伝えるようにしているようだ。
2014年6月5日からガンガンONLINEでの連載が決定した。7月3日から連載し、2015年2月26日に完結。
ガンガンONLINE内では「並べられたドミノをキックしたらどうなるのかしら? 」というサブタイトルがついている。
さらに2014年11月22日に単行本第1巻が発売された。描き下ろしエピソードが収録されている。第2巻(最終巻)も2015年4月22日に発売。
ちなみに、ガンガンONLINEで連載され単行本にまとめられたものは、ニコニコ静画で連載されているものとは別のストーリーである。もし書店などで「ドミノキック?これ買ってみようかな」「あ ソレ買わなくてもニコ静で読めるよ」といった会話を耳にしたら、「コミックとニコ静版は別物ですわ!お買い求めになられては?」と教えてあげよう。
主要人物
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正堂(しょうどう)サエ【お嬢様】
メインヒロインであり、主人公。 正堂財閥のご令嬢
好奇心旺盛であり、常日頃破壊衝動に駆られる。そしてラリった顔になる
その際に一瞬ためらうが、本当に一瞬しかためらわず、
その後思ったことを即座に行動に移す(死に直結するかもしれないことでも)。
そのたびに執事の姫森から、様々なフォローを受けているが、全く感謝しない。
しかし、令嬢というだけあって、才女である。
ちなみにこの破壊衝動に駆られる性格は先祖代々受け継がれたものである。
はた迷惑な一族である -
サエの執事を務める男性。
破壊衝動に駆られるサエをあらゆる手段でフォローする。
その手段は、遠くからライフルでの狙撃や、ブレーカーを落す等のものから、
果ては、股間のアレをさらしたり、ホモを装ったりと、何かと苦労が絶えない執事である。
しかし、どんなフォローであっても、絶対に他人を犠牲にしない紳士的な一面を持っており、
一部のフォロ-は全然紳士的じゃないけどねそしてこの仕事を誇りに思っている。
ちなみに正堂邸の執事の採用試験では面接官を務めており、
その際は何よりもフォローの良さを優先している。
フォローのためなら自らの命を投げ出すほどの覚悟を持っており、
その気になれば力技で、他人の記憶をかき消すことをも可能にする。
その他の登場人物
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サエの友人。サエからはユリぴょんと呼ばれている。
ずっと女子校出身で、男性には不慣れらしい。
ドジっ娘な一面がある。たまに中二病的なところが出たりする。 -
サエが登校する学校のクラスメート。
成績優秀なサエを目の敵にしていたが、とある一件で仲良しになった。
勘違い癖があり、(特にサエの行動を見たときに、)よく大きな勘違いをすることがある。 -
サエの屋敷に新しく入った新人の執事。少々おっちょこちょいな所がある。
姫森と同じくサエをフォローするが、フォローが細かすぎてサエの状態に目がいかず、
その結果大抵サエがひどい目にあうことになる。
背が低いので年下に見られがちだが、実は34歳である。姫森より年上らしい -
姫森と同じくサエの執事。
フォローでサエの行為をごまかす姫森に対し、彼女の場合は、行為を受け入れさせるフォロ-をする。
それ故、他人がひどい目にあってしまうことになるが、サエも本人も特に気にしてはいない -
サエと同じお嬢様。そしてサエと同じ好奇心旺盛な方。
たまに関西弁になるあたり、関西出身なのかもしれない
こちらも令嬢というだけあって、才女。 -
近衛(このえ)
掘砂の執事を務める人物。
姫森と同じく掘砂をフォローするが、彼の場合、掘砂のフォローのために躊躇なく他人を犠牲にする。
そのため、考えの合わない姫森とは仲が悪い。 -
狩能(かのう)
正堂財閥本社で筆頭秘書を務める人物。本社内でのスケジュールを管理している。
サエのフォローには手段を選ばず、利用できるものは全て利用する。
やはりというべきか姫森とは仲が悪い。 -
ルイーン
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B(バトラー)・スチュワート
ルイーン王女の執事であり、姫森の師匠。
フォローの皇帝の異名を持っており、一切の痕跡を残さずに大胆なフォローをやってのける。 -
とある会社の秘書を務める人物。紳士的で礼儀正しい人物。
パニックを起こして周囲の目を逸らす事を得意としている。
プライドが高く、自身の性格を批判する人間には容赦なく怒りをぶつける。
関連静画
関連商品
関連項目
外部リンク
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