ドメイン(domain)とは、「領域、範囲、分野、領土、定義域」などの意味を持つ英単語であり、それらに関連する用語である。
語源はラテン語のドミニウム(dominium, 「祝宴(の馳走)、統治(権)、所有権」 = domus(「家庭、家族、故郷」) + -inus(「~を所有する者」) + -ium(主に場所や集団、属性を表す抽象名詞語尾))で、ドミニオン(英: dominion, 「統治(権)、領土、自治領、主天使」)とは兄弟語。また「祝宴(の馳走)」の意味については同系列語のドミケーニウム(domicēnium = domus + cēna(「晩餐」) + -ium)の中間省略形に由来する。
曖昧さ回避
- 生物学
- 情報工学
- DNS(Domain Name System)において、インターネット上での住所である「ドメイン名」(domain name)を構成する各要素
- リーフドメイン(leaf domain) 例: dic.nicovideo.jp ※別名はDNSラベル(DNS label)または(広義の)ホスト名(hostname, 狭義には dic.nicovideo.jp 全体を指す)
- サブドメイン(下位ドメイン、subdomain) 例: dic.nicovideo.jp は .nicovideo.jp のサブドメインであり、また .nicovideo.jp は .jp のサブドメインである。
- トップレベルドメイン(top-level domain, TLD) 例: dic.nicovideo.jp (※最末尾)
- セカンドレベルドメイン(second-level domain, SLD) 例:dic.nicovideo.jp (※最末尾から2番目)
※TLDが国別コードの場合、SLDが分野別となる場合も多い。 例: www.yahoo.co.jp - サードレベルドメイン 例: dic.nicovideo.jp (※最末尾から3番目)
- データベース上の定義域(取り得る値を網羅した(データ)型((data) type))で、正式にはデータドメイン(data domain)
- 数学における様々な概念を指す用語。訳語は「領域」、「域」(抽象代数学)、「始域」(圏論)、など
- アポロコンピュータ社の製品であった、当時最新鋭の分散オペレーティングシステム「Domain/OS」
- ヒューレット・パッカード社によるAC社吸収後、HP社製品への応用が試みられるが失敗し消滅した
- 英国連邦の各地域に存在する地名要素で、英国国王の勅許により公共に開放された公有地に由来する。代表はオーストラリアのシドニー市中央商業区画の東端にある広大な公園区域「ザ・ドメイン」(The Domain)
- 野呂俊介の多種族学園ラブコメ漫画『スピーシーズドメイン』
- DNS(Domain Name System)において、インターネット上での住所である「ドメイン名」(domain name)を構成する各要素
トリビア
関連項目
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