1991年 | 1992年 | 1993年 |
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のび太のドラビアンナイト | のび太と雲の王国 | のび太とブリキの迷宮 |
『ドラえもん のび太と雲の王国』とは、映画ドラえもんシリーズ第13作である。1992年3月7日公開。同時上映は『21エモン 宇宙いけ! 裸足のプリンセス』『トキメキソーラーくるまによん』。
概要
大長編シリーズ第12作目、映画シリーズ第13作目となる作品。
2作前のアニマル惑星に続いて環境問題を大きく取り扱っており、非常にメッセージ性の強い作品となっている。単純な環境破壊への警鐘のみならず、環境保護活動家(本作でいうところの天上人)の欺瞞性・傲慢さも示唆している。
また、本編からのゲストキャラクターが多いのも特徴であり、日頃の行いは大事というのも解る。
あらすじ
雲に関する授業を受けたのび太は天国があると信じていたが、案の定スネ夫とジャイアンに馬鹿にされる。そんなのび太にドラえもんは「ありもしない天国を探すよりも、いっそ自分で作ったらいい」と提案。
「雲固めガス」を中心に様々な道具を駆使し、仲間達の協力もあってか遂に雲の王国は完成。
ゲストキャラクター
- パルパル
- 天上世界の絶滅動物保護州管理員の女性。普段は優しいが地上人を敵視している。ドラえもん達と行動し、地上人にも善人がいることを理解していく。
- グリオ
- 天上世界の絶滅動物保護州管理員の男性。パルパルと同じく地上人を敵視しており、差別的な態度も大きい。
- 大統領
- 天上世界の大統領。「ノア計画」を発動させるボタンに対し苦悩する。
- タガロ
- 父、祖父と共に漁をしていたが遭難し無人島で生活していたが洪水にあい、また災難という時に天上人に保護される。天井人に強い不信感を抱いている。地上に残してきた母に会うため、天上世界からの脱出を試みるが・・・。
- ホイ
- コミックス35巻『ドンジャラ村のホイ』に登場した、小人族の少年。ドラえもんとのび太に移住させてもらったアマゾン奥地にも開発が進むようになり、天上人によって天上世界の絶滅動物保護州へと移住した。
- モア、ドードー
- コミックス17巻『モアよドードーよ永遠に』に登場した現在は絶滅した種類の鳥。ホイと同じく孤島に移住したがドラえもん達への恩義により、擁護する側として登場する。
- キー坊
- コミックス33巻収録『さらばキー坊』に登場した進化植物。元々は宅地開発予定地に生えていた小さな苗木で、のび太により助けられ、ドラえもんのひみつ道具「植物自動化液」によって知性を得る。その話では植物星へ移住してしまうが、当映画ではノア計画の検討の為天上世界へとやってきた。
のび太と一緒に暮らしていた時は子供だったが、当映画では成長した姿で登場している。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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