| 1999年 | 2000年 | 2001年 |
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『ドラえもん のび太の太陽王伝説』とは、映画ドラえもんシリーズ第21作である。 2000年3月11日公開。同時上映は『おばあちゃんの思い出』『ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走!』。
主題歌は『この星のどこかで』。作詞:上村美保子、作曲:大江千里、編曲:山下康介、編曲監修・ピアノ:羽田健太郎、歌:由紀さおり・安田祥子。
お馴染みのオープニング『ドラえもんのうた』は、本作の世界観の壮大さを表現するために、ウィーン少年合唱団が日本語で歌っている。オリジナル版以外の『ドラえもんのうた』がオープニングに使用されたのは、歴代で『のび太の南海大冒険』と本作だけである。
概要
映画ドラえもん第21作、大長編ドラえもんとしては第20作となる作品。20世紀に公開された最後の映画ドラえもん作品。
本作の舞台は、太陽の国と呼ばれる古代文明の王国「マヤナ国」である。ティオたちの服装や階段の付いたピラミッド、生きた人間を生け贄にする「食の儀式」など、劇中には古代マヤ文明をモチーフにしたと思われる描写が多く見られる。また、本作ではドラえもんの四次元ポケットが完全に焼失するという珍しいシーンがある。
メインキャラクター(のび太)にそっくりな人物と入れ替わってお互いの世界で生活をするというストーリーは、同じ藤子・F・不二雄原作の漫画『みきおとミキオ』に通ずるものがある。
あらすじ
白雪姫の劇の練習をするのび太たち5人。しかし練習はうまく進まず、ジャイアンとスネ夫は途中で帰ってしまう上に、練習で使っていたひみつ道具「万能舞台セット」を勝手に取って行ってしまう。ドラえもんが「タイムホール」を使って取り返そうとするも道具が壊れて失敗し、時空が乱れて無関係な場所と繋がってしまった。そこから飛び出してきた不思議な生き物「ポポル」を2人は追いかけるが、そこは得体の知れぬ深いジャングルの中。おまけに、のび太と瓜二つの少年が突然襲いかかってきたのであった。
「ティオ」と名乗るその少年は、マヤナ国の王子であるという。話しているうちにティオはのび太たちの住む世界の文明に興味を持ち、のび太としばらく入れ替わって生活したいと持ちかけてきた。王子様気分を味わたかったのび太は即座に快諾するも、お互いいつもと全然違う生活に慣れず、2人ともハプニングを起こす日々を過ごした。いつもと違い威張った態度を取り、ジャイアンと殴り合いの喧嘩をするのび太(ティオ)の姿に、しずかちゃんは不信感を抱く。
最終的にドラえもんがネタばらしをし、事情を知った3人もマヤナ国に行くことになった。そんな折、ティオに使える少女ククが魔女レディナによって誘拐されてしまう。「助けたくば1人で来い」と言われたティオの事情を知ったのび太たちはティオに協力を申し出て、レディナに立ち向かう。
ゲストキャラクター
- ティオ
- CV:緒方恵美
- マヤナ国の王子である、のび太に瓜二つの姿の少年。父親は偉大な「太陽王」であった。
- ただし性格はのび太とは真逆で、尊大で気が強く腕っ節も強い。そのため、のび太と入れ替わって現代で生活していた時は、ジャイアンと殴り合いの喧嘩をしたり、のび太のママに対して反抗をした(結局迫力で負けて草むしりを強制させられたが)ため、しずかちゃんに嫌われてしまう。しかし、のび太たちと交流しているうちに性格は徐々に穏やかになっていった。
- クク
- CV:飯塚雅弓
- ティオに使える少女で、ティオの棒術の先生であるイシュマルの娘。周りからは様付けで呼ばれており、身分は高いと思われる。
- ティオに片思いをしているが、ティオにはなかなか気づいてもらえずにおり、ティオに渡した自作のペンダントも邪魔だと言われ捨てられてしまう。(ちなみにククから渡された時は、ティオと入れ替わっていたのび太が受け取った。)
- さらにはレディナに連れ去られてしまい、生け贄として「食の儀式」に捧げられてしまう事になる。
- ポポル
- CV:杉山佳寿子
- ティオのペットの、ピンク色の毛をした不思議な生き物。嗅覚や聴覚に優れる。そう簡単に他人には懐かないが、ティオにそっくりなのび太には一瞬で懐き、ティオを驚かせた。
- どんなものでも集めて穴に溜める癖があり、ティオも悩まされている模様。ちなみにその中にはタイムホールで現代に来た時に見つけたのび太の0点の答案もあった。
- イシュマル
- CV:中田浩二
- ティオの棒術の先生で、ククの父親。ジャイアンも彼の下で棒術の稽古をしてもらい、とても慕われている。
- ククがさらわれた際にはのび太たちと共に向かったが、途中でレディナの罠にかかってはぐれてしまう。最終的にはみんなに追いついて、ジャイアンの窮地を救った。
- カカオ、モカ
- CV:保志総一朗、江川央生
- 命を賭けて勝負をする球技「サカディ」で、ティオと戦った少年。
- ティオと、試合に加勢したのび太の2人に寸前の所で負けてしまい、命を取られることに怯えるものび太の一言によってお咎めは許された。2人はティオのことを快く思っていなかったようで陰口を叩いていたのだが、試合後に和解した。
- ヤフー、ケツアル、コアトル
- CV:けーすけ、島田敏、広瀬正志
- レディナに仕える手下。それぞれ得意とするものが異なり、ヤフーは猛獣を操って、ケツアルは幻覚作用のある薬物を使って、コアトルは槍を使ってティオたちと戦った。
- なお漫画版では名前が設定されておらず、それぞれ「動物使い」「薬使い」「槍使い」と書かれている。そのうち、ケツアルとコアトルの名前はおそらくアステカ神話に伝えられる農耕・文化の神、ケツァルコアトルであると考えられる。(ヤフーは由来不明。誰かわかる方がいましたら情報をお寄せください。)
- レディナ
- CV:唐沢潤
- マヤナ国の征服を企んでいる魔女で、その正体は醜い老婆。
- かつてはマヤナ国の神官長であったが、怪しげな魔術で民衆を騒がせたためティオの父王に追放された。その事を恨み、「食の儀式」を用いてティオと自身の体を入れ替えマヤナ国の支配を企み、ティオの母である女王(CV:鈴木弘子)を呪いで眠らせた。さらにその生贄に使うためにククをさらい、ティオを誘きだした。
- なお、歴代映画ドラえもんシリーズでは2016年現在唯一の女性ラスボスでもある。
関連動画
関連項目
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