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太の恐竜』とは、映画ドラえもんシリーズの第1作である。1980年3月15日公開。
後にこちらも声優一新後の劇場版新ドラえもん第一作目として、『ドラえもん のび太の恐竜2006』という名前でリメイクされた。
エンディングテーマは1980年版は『ポケットの中に』。作詞:武田鉄矢、歌:大山のぶ代。2006年版は『ボクノート』。歌:スキマスイッチ。
あらすじ
偶然に首長竜の卵の化石を発掘したのび太は、タイムふろしきで卵を化石になる前の状態に戻し、孵化させ、首長竜の子供にピー助と名づけて可愛がる。しかし、ピー助が成長するにつれて飼うのが困難になり、ピー助の本当の幸せのためにも、タイムマシンで白亜紀へと帰してやることを決意する。
しかし、事故が起きてピー助を本来の生息地である日本ではなく、アメリカへ置いてきてしまう。再びタイムマシンにのって、ピー助の元へいこうとするも今度はタイムマシンが故障し、のび太たち5人は白亜紀に取り残されてしまう。
特徴
- 記念すべき劇場版ドラえもん第一作。ここから30年以上にも及ぶドラ映画の歴史が始まった…
- 映画になるとジャイアンがかっこよくなる現象もさっそく見られる。
- 今作の敵は中生代の珍しい動物を殺したり捕まえたりして金持ちに売る犯罪者『恐竜ハンター』。この行為は航時法によって禁じられているらしいが、原作ではドラえもんが『セワシくんと恐竜狩りをしてきたんだ。つれて帰った恐竜はペットにするんだよ』という台詞を発言しており、しばしば作品の矛盾として取り上げられる。けど気にしたら負け。
- ピー助の種族である首長竜(フタバスズキリュウ)は恐竜とは異なる生き物である、というのもよく指摘される。でもやっぱり気にしたら(ry
- 配給収入は15.5億円で'80年の邦画配給収入第4位を記録したヒット作だが、第3位は日本映画史上屈指の名作との呼び声も高い『二百三高地』である。'80年は邦画の当たり年であり、配給収入第1位が黒澤明の『影武者』、第2位が小松左京原作、深作欣二監督の『復活の日』と、上位3作品は何れも日本映画史に燦然と輝く名作だらけである。逆に言えば、のび太の恐竜は二百三高地に匹敵する程の大ヒット作だった、とも言える(そしてこの作品が児童漫画であることを考えると如何に異例の大ヒットであったかがわかるだろう)。
スタッフ
1980年版
- 原作/藤子・F・不二雄
- 監督/福冨博
- 脚本/藤子・F・不二雄、松岡清治
- キャラクターデザイン・作画監督/本多敏行
- レイアウト/芝山努
- 美術監督/川元征平
- 撮影監督/三沢勝治
- 音楽/菊池俊輔
- 録音監督/浦上靖夫、大熊昭
- 演出助手/安藤敏彦
- 監修/楠部大吉郎
- アニメーション制作/シンエイ動画
2006年版
- 原作/藤子・F・不二雄
- 監督/渡辺歩
- 脚本/渡辺歩、楠葉宏三
- 演出/宮下新平
- キャラクターデザイン・作画監督/小西賢一
- 美術監督/西田稔
- CG監督/木船徳光
- 撮影監督/熊谷正弘
- 音楽/沢田完
- 音響監督/田中章喜
- 総監督/楠葉宏三
- アニメーション制作協力/ベガエンタテインメント
- アニメーション制作/シンエイ動画
関連動画
関連項目
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