ドラゴンクエストモンスターズ+とは、『月刊少年ガンガン』で連載されていた漫画である。作者は吉崎観音。
概要
『ドラゴンクエスト テリーのワンダーランド』の後日談を書いた作品。
『月刊少年ガンガン』にて、2000年4月号から2003年2月号まで連載されていた。コミックスは全5巻。
冒険する世界がドラゴンクエスト本編の世界となっており、勇者や竜王といったキャラクターも登場する。『ドラゴンクエスト2』の世界を攻略したところで打ち切りになってしまったが、非常に評価の高い作品であり、ファンも多い。
『テリーのワンダーランド3D』の発売を受けてか、2012年6月~8月にかけて新装版全5巻が発売された。さらに、同年7月発売の『月刊ガンガンJOKER』にて後日談的な話を描いた新作読切が掲載された(新装版5巻に収録)。
登場人物
主要キャラ
- クリオ
本編の主人公。タイジュの危機を救うためにわたぼうが呼び寄せた少年。勇者に憧れていたため、はじめはモンスターマスターになることに反発していたが、旅を続けるうちに仲間のモンスターたちと心を通わせていく。 - スラお
かつてテリーとともに旅をしたスライム。クリオのはじめての仲間となる。 - テリー
引換券。『テリーのワンダーランド』の主人公。 デスタムーアを誕生させたことによって闇堕ちし、邪悪なる「邪配合」の力で更なるモンスターを生み出そうと企む。
モンスターマスター
- ディノ
キラースコップ、かまいたち、グリズリーを連れたカレキの国の少年マスター。呪いによって獣の耳と尻尾を生やされてしまう。頭自体は悪くないが、結構短気。 - マルモ
ばくだんいわ、のろいのランプ、メタルドラゴンを連れた、眠たげな顔をした少女。とあることで心を閉ざしている。 - スカラベ
はさみくわがた、ホーンビートルを連れた忍びの者。ドロロの口調に若者言葉を混ぜたような話し方と、躊躇いのない不意打ちのせいか、無駄にキャラが濃い。打ち切りのため、ろくに出番がないまま終わった。 - ヴィルト
ひくいどり、ホークブリザード、サンダーバードを連れた、有翼族。打ち切りのため、ろくに出(ry
本編ドラゴンクエストに登場したキャラ
- 勇者
ドラゴンクエスト1の勇者。ロト流剣術「鳳凰縦一文字斬」を得意とする。決めゼリフは残念だが、戦闘や去り際では凛々しさを見せる二枚目半。 - りゅうおう
かつてアレフガルドで勇者と戦った竜族の王の姿を持つ者。テリーの邪配合によって生み出された。 - ロラン
ドラゴンクエスト2に登場した、ローレシアの王子。仲間二人とともに破壊神シドーを倒して世界を救った勇者。他の二人は魔法の使い手だが、彼だけは剣のみで戦い抜いた。作中には「破壊神を破壊した男」という呼び名も登場する。しかし、救ったはずの民から「シドーを魔法も使わずに倒せたという事は、シドー以上の化け物なのではないか」と疑惑の目を向けられてしまった。その辛さに耐えかねて故国を出奔してしまい、放浪中。 - バズズ
かつてハーゴンの手下だった猿。ローレシアの王子への恨みを果たすために邪配合によって復活し、シドーを取り込んでエビルシドーとなる。
ピエロ
関連商品
関連項目
- 5
- 0pt