『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』とは、『ドラゴンボール』の劇場版アニメ第9作である。
公開時期は1992年3月7日。
ちなみにこのとき、アニメ本編ではベジータの超サイヤ人が初登場したあたりである。
原作ではピッコロが神と融合した頃。
概要
ドラゴンボール劇場版アニメ第9作。
現在発売中の劇場版DVDでは#6になっている。
『ドラゴンボールZ 神と神』公開を記念して、2013年3月15日より公式配信中。また、生放送での有料上映会も実施。
あらすじ
フリーザとの戦いで母星を失ったナメック星人達が移民した新しいナメック星。
ある日、新ナメック星に「機械でできた謎の星が取り付く」という危機が襲う。
救援に向かった悟空やピッコロたちを、機械の兵隊と、そして機械化して復活したクウラが襲いかかる。
見どころ
前作のボスキャラであるクウラが、皮肉にも弟と同じく機械化して続投、再びボスキャラを務める。
劇場版で2作以上ボスキャラを務めるのは彼とブロリーだけである。
出王子ベジータが今作で劇場版初登場にしていきなり超サイヤ人化、悟空との共闘が見どころ。
初登場であろうと圧倒的な王子のクオリティは登場したシーンからクライマックスである。ビッグバンアタック使うし。
出落ちの後もかなり頑張って戦っているのでベジータファンを色々な意味で満足させる作品ではないだろうか。
とはいえ、基本的に1対1の戦闘を好むサイヤ人としては、矛盾しているといえば矛盾していると言える。
相手が相当の強敵だったので仕方ないね。
また、 捕らえられてしまったクリリン、悟飯、ナメック星人に誘導ロボが言い放つ「これからあなた方を磨り潰します」の台詞は
メタルクウラとの絶望的な戦闘とのギャップもあってか印象深いものになっている。
時系列上の注意
本作は次回作「ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人」よりも後の話で、セルゲーム直前の10日間の話であると解説されている。映画の中でデンデが既に神になっているため、そこにしか入らないのである。
しかし悟飯は超サイヤ人にならず、ピッコロも判断はしにくいものの、神と融合している様子はない。どちらかというと公開当時の時系列に合わせ、「デンデが原作・アニメより早く神になっている」と考えたほうが都合がよい。
ドラゴンボール劇場版の多くは原作と何らかの矛盾を抱えているが、本作のデンデのそれは異質である。なぜこのときに限って原作エピソードを先取りしていたのかは不明。
関連動画
関連商品
関連チャンネル
関連項目
前作 | 次作 |
---|---|
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 | ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人 |
- 1
- 0pt