ドリームファクトリーとは、かつて存在したゲーム開発会社である。略称、"ドリフ"。
ドリームファクトリーについて
- 1993年
セガの内部のチームとして初代『バーチャファイター』を作るも広報の関係で手柄が開発代表の鈴木裕氏だけのものとなり、反感を覚える。 - 1994年
今度はナムコのチームで初代『鉄拳』を製作するがバーチャファイターの時の二の舞。 - 1995年
スクウェア傘下として独立する。 - 1996年
ドリームファクトリーの歴史を語る上で欠かせない格ゲー『TOBAL NO.1』を『FF7体験版』のセットとして発売。スクウェアのプレイステーション参入第1弾でもある。このとき、ドリフのスタッフ全員がVジャンプに実写、実名で一面を飾るという快挙を成し遂げる。
- 1997年
SCEの意向で『TOBAL2』をプレイステーション振動対応コントローラDUALSHOCKのローンチに投入(※ニンテンドウ64振動対応第1弾『スターフォックス64』の2日前にぶつける。ちなみにDUALSHOCKと同時発売だが、発売前すでにTOBAL2と発売元のスクウェアが振動対応ソフトを出している。)。しかし、格ゲーブームの終焉などもあり、売上は前作の半減の30万本に終わった。
- 1998年
スクウェアのアーケード参戦作品として『エアガイツ』を開発するも玉砕(アーケードの販売元はナムコ)。ゲーム的には悪くないんだが…
- 2000年
PS2で『バウンサー』を開発するが微妙な出来。
- 2001~2002年
映画版ファイナルファンタジーの失敗で大赤字、ドリフは切り離される。
この結果、一部のスタッフはセガやナムコに戻っていく。
…このとき、ドリームファクトリーはナイトメアファクトリーに変身したといえる。
ナイトメアファクトリーについて
こうして彼らは"ナイトメアファクトリー"となってしまった。ここでは彼らが排出した悪夢を紹介する。なお、一応ドリームファクトリーの看板を掲げているので、会社名についてここではドリームファクトリーと表記する。
- 2003年
初代Xboxで『格闘超人』を出すが…
BGMの一部にコーランをアレンジしたものが使われていると抗議され回収される。 - 2004年
クソゲーの誉れ高い『クリムゾンティアーズ』を発売する。 - 2006年
BLEACH、武龍…と、クソキャラゲーを連発する。 - 2007年
クリムゾンティアーズを丸コピペの内容で『APPLE SEED EX』(通称"アッペレ")、武龍を丸コピペの内容で『一騎当千 Shining Dragon』(てか武龍のキャラデータが入ってるんですけど)、さらにはSIMPLE DSでも『THE さがそう 不思議なこんちゅうの森』とクソゲーを排出。
クソゲーオブザイヤースレにて「クソゲーマイスター」の称号を得る。 - 2008年
SIMPLE DSの『THE ゾンビクライシス』を発射。クソゲーの評価を得る。
この2連発のSIMPLE DSのクソゲーに関し、あるSIMPLEシリーズ愛好家は「ドリフは太陽系から出ていけ」「ドリフは日本に悪夢をばら撒くために日夜暗躍している悪の秘密結社」とコメントした。
だが、彼らは帰ってきた。タカラトミー販売の『MAJOR Wii パーフェクトクローザー』とともに。
もとから見えている地雷と評価され、クソゲーオブザイヤースレ住民にwktkされていたが、さすがのKOTYスレ住民も、まさかこのメーカーが作っているとは誰も思いはしなかった…
そして、このゲームはナイトメアファクトリーの排出したクソゲーの集大成と言える出来で、ざっと記述しても
- コンピューターがこっちのランナーを勝手に盗塁させて楽々刺殺
- フライにもかかわらずランナーが勝手に走塁
(フライをキャッチされても帰塁義務は無く、タッチアップも無しにそのまま点が入ったりする) - ストレートは投げてもスタミナが一切減らない
- 盗塁で死ぬとボールカウントがリセットされる
- ファールゾーンのフェンスに当たってからフェアグラウンドに転がるとフェアになる
- 塁への送球を後逸したのに何故かアウトになる
- 1アウトのはずが2アウト(通称、ジャイロキャッチ<1:30~>)
- ライト前ヒットの打球をライトが後逸したら、ライトが全く動かなくなった→センターが必死に追いかける
- バットが稀に消えたり伸びたり(通称:如意バット)
- どう見ても間に合わないフェンス直撃ヒットにフェンスまでぶつかっていき、跳ね返った球を拾いに行く外野
- 吾郎の首が反転する
- 主審とバッターが時々ピッチャーに背を向けてる
- しまいにはキャッチャー以外が守備をさぼり、外野へ飛んだボールをキャッチャーが全速力で取りに行く
- しかもその状態でファールになる。これが「打球がいつものセンター前へのキャッチャーゴロなのにファールになったり酷すぎる」という有名な一節である
- 挙句の果てには公式ページのPVとCMが発売2日で「404 Not Found」
ドリームファクトリーの在りし日の栄光はどこへ行ったのかを思うと、涙を禁じえない。
なお、このゲームのひどさの詳細については関連動画、KOTY Wikiの該当ページを参照。 - 2009年
『MAJOR Wii パーフェクトクローザー』がKOTY大賞を受賞しクソゲーマイスターとしての地位をさらに不動のものにする中、1月22日、PSPで北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王を発売し、携帯機版KOTYに次点入り一番乗りを果たした
この情報は弾丸がなかった頃のデマであることが判明(※携帯機版KOTY次点は正しいが、開発元がほかのところ)。掲示板の>>20から察するに、もはやこの会社は…いや、そんなことはないか… - 2011年
ライブ感覚で簡単に3Dキャラクターアニメーションを作成することができるモーション作成ソフト「Live Animation」をリリース。2013年12月23日にβ4.65にアップデートの後・・消息不明に。
まさかの生存確認!
- 2016年
上記のソフトのアップデートから2年半の6月23日、「ドリームファクトリーというアカウント」がTwitterを始める。同時に、「バンダイナムコエンターテインメントのカタログIPオープン化プロジェクト」に参加。1983年にナムコが発売した「ゼビウス」の最新作、「ゼビウス ガンプの謎はすべて解けた!?」をiOS/Android向けにリリース。充電期間前のドリームファクトリーは、とにかく3Dにこだわっていただけにこの転換ぶりには、驚きを隠せない。
ただリリース当初は斜めスクロールのみで、縦スクロールモードが無かったのが物議を醸しだし、またナイトメアの方向に足を突っ込みそうになったが追加され、踏みとどまる。 - 2017年
10月に「バンダイナムコエンターテインメントのカタログIPオープン化プロジェクトXドリフ」第2弾、「パックマンNOTE ページからの脱出」をリリース。
関連動画
ドリームファクトリー
ナイトメアファクトリー
スマホゲー
関連商品
エアガイツに関してはゲームアーカイブスのタイトルの一つとしてPS3・PSPでも遊ぶことができる(600円)。
関連項目
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- 0pt