ドレッドノート(鋼鉄の咆哮)とは、ゲーム「鋼鉄の咆哮」に登場する超兵器である。
概要
鋼鉄の咆哮2で初登場した潜航型超兵器。初代のレムレースに続く2隻目である。肩書きは「超巨大潜水艦」だがシリーズや状況によっても変わる。名前の由来はあのイギリスの戦艦「ドレッドノート」である。それを意識してかステージ名も「弩級」とつくことが多い。
初代のレムレースは終始潜っているが、ドレッドノートは潜水艦でありながらも浮上して攻撃を仕掛けてくる。デザインがシリーズによって変わるため、項目ごとに分けて解説する。
初登場のPC版鋼鉄の咆哮2に同じく登場したアメリカの超兵器「ノーチラス」とそっくりであるが、同型艦と明記されたことは無い。そもそも国も違う上によく見ると微妙にデザインが違う。後にコーエーが開発したPS2版鋼鉄の咆哮では「ノーチラス」が2番艦という扱いになった。
武装のサイズから推測するに、鋼鉄の咆哮2では300m~350m、鋼鉄の咆哮3では350m~400mだと考えられる。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー
シリーズ初登場、Aエリアのラスト「弩級戦闘」にて目標となる。MAPは地中海の夜、港湾施設の破壊による超兵器の陽動作戦となる。
MAP東側から25ktの速力で接近してくる上、夜間なため目視ではわかりにくい。酸素魚雷、誘導魚雷、ミサイル発射機による攻撃を行う。ミサイルの威力は非常に高いため迎撃を最優先にしよう。ある程度攻撃を加えると「敵超兵器沈黙!」の台詞と共にドレッドノートが停止、周囲の水面が泡立ち始める。撃沈かと思いきや・・・
という副長の報告と共に、今度は潜水艦にも関わらず浮上して格闘戦を挑んでくるのである、初見のプレイヤーは度肝を抜かれただろう。「超巨大潜水戦艦」と呼ばれている通り、甲板上には45.7cm連装砲を2基4門備えており、船体前方には大量のVLSが確認できる。浮上後はこれに加えバルカン砲、魚雷にる攻撃に切り替わる。推進器はウォータージェットのようだ。
弱点は鈍足なこと、30ktにも達しないため距離を取るのは比較的楽。ただしドレッドノートのミサイルと45.7cm砲の威力は侮れないため油断していると一撃で中破まで持ち込まれる。
接近時のボイスは「超巨大潜水艦」、浮上時は「超巨大潜水戦艦」と呼び分けられているようだ。攻略本では「超巨大潜水艦」で統一されている。
改ドレッドノート
Fエリア「超弩級海戦」にて登場。ステージは鋼鉄の咆哮2の1面であるイギリスの根拠地スカパフローである。
前ステージの「改シュトゥルムヴィント」同様異常な改良が施されており、潜航中は今までの魚雷とミサイルに加え超音速魚雷と多弾頭ミサイルを撃つ。主砲は50.8cm砲に強化されており、浮上後はβレーザーや誘導荷電粒子砲まで撃つようになる。機関も強化されているため、潜航中は30kt、浮上後は35kt前後の速力を発揮する。
弱点は耐久力が比較的低いことである。鋼鉄の咆哮2の時点では戦艦に対潜ミサイルVLSが積めないため、対潜任務には巡洋艦での出撃を余儀なくされることが多い。βレーザーと誘導荷電粒子砲は電磁防壁を搭載した巡洋艦であってもかなりのダメージとなるため短期決戦が望ましいだろう。
またイギリスの根拠地でもあるため、出現するイギリス艦隊の中にはイギリス型最強の通常戦艦「セント・アンドリュー級」も出現するため注意。
攻略本では全く別のデータが記載されている、これは内部データでは「ドレッドノートⅡ」という名前で扱われているからである。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー エクストラキット
ドレッドノート
改ドレッドノート
エクストラシナリオには登場せず。しかし後記する新たな改良型が登場する。
改ドレッドノート (βエリア)
Fエリアで登場したものとは別の改良型、光学兵器は搭載しておらず、純粋にドレッドノートを強化したような性能となっているため、ミサイルと魚雷による攻撃が激しくなっている。Fエリアの改良型より火力、耐久共に低いが、速力は40kt以上と機関はこちらの方が上の模様。
鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー
今作のみデザインが変更され超巨大潜水空母として登場する。呼びわけは前作同様、接近時と攻略本では「超巨大潜水艦」、浮上時は「超巨大潜水空母」と呼ばれている。
Jエリア「海面龍起」において登場。ベンガル方面からの謎の空襲はこのドレッドノートによるものだと推測される。
潜航中は前作同様ミサイルと魚雷に加え、新兵器の多連装魚雷を撃つ。浮上後は艦載機による攻撃が追加され、4連ミサイル発射機やクラスター爆弾発射機などを撃つようになる。船体上部に装備されている飛行甲板は斜めに稼動させ、アングルドデッキのように使用する。全長は350m~400m前後であろう。
登場ステージの割には性能が低いため、縛りプレイでもしていない限りは特に苦戦しないだろう。
連合国と同盟を結んだ場合は、超大和撃沈ステージにおいて味方として登場する。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー
コーエーの作るPS2版から肩書きが「超巨大潜水戦艦」に統一され、同じ潜水艦超兵器であった「ノーチラス」がドレッドノートの2番艦という扱いになった。
Bエリアの中盤に登場。プレイヤー艦隊との合流地点にいた艦隊はこのドレッドノートによって壊滅した模様。
性能は特に変わっていないが、本シリーズの特性耐久力が全体的に高いため、浮上させるまではかなり苦労する。主砲は38.1cm砲に落ちているが、魚雷での攻撃が激しいため迎撃モードの使用を怠らないように。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー(PS2)
潜水中は特に変わっていないが、浮上後は超音速魚雷を撃つようになる。主砲が更に弱体化し、30.5cm砲となってしまったが、速力が40ktと高いため振り切られることがよくある。また、出現と同時に大量の通常潜水艦も登場するので飽和攻撃に注意しよう。
腕に地震がない人は、周囲の潜水艦含め時間を置いてからクリアすることをオススメする。
余談だが、ステージ名が鋼鉄の咆哮3のシャドウ・ブラッタのステージと同じである。
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮
PAC-I-180 「バミューダの海魔」にて登場。バミューダ艦隊を壊滅させている。
他の超兵器が大きく弱体化する中、ドレッドノートは性能もポジションも特に変わらず。今作のドレッドノートは側面に対する雷撃能力が非常に高く、射程に入ろうものなら大量の酸素魚雷をバラ撒いてくる。過去の作品では一度浮上すると2回目の潜航は行わなかったが、ウォーシップガンナー2では浮上潜航を繰り返す。艦尾が破壊可能となっており、破壊すると潜航が不可能となり、水上戦に持ち込める。
味方艦隊の離脱が最優先となっており、ドレッドノートは撃沈しなくともクリアが可能となっている。
関連動画
関連静画
関連項目
- 超兵器(鋼鉄の咆哮)
- 鋼鉄の咆哮
- ノーチラス(鋼鉄の咆哮) (PS2版での2番艦)
- 潜水艦
- マイクロキャビン
- コーエー
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