ドンキーコンガは、任天堂が発売する音楽ゲーム。海外では1と2の2作が発売され、日本版は1、2、3の3作が発売された。
概要
2003年12月12日(2作目のヒットソングパレードは2004年7月1日、3作目の食べ放題!春もぎたて50曲は2005年3月17日)に発売。ラインナップは全3作。ゲームキューブ対応のゲームソフトだが、Wiiにも対応している
太鼓の達人のベースとした音ゲーで、タルコンガ(ゲームキューブコントローラー)で演奏する音楽ゲームの一つで、
音楽に合わせて、流れてくる音符をタイミングよくたたくと高得点。
音符は通常音符4つと連打音符4つの8つがあり、パンは赤色の音符で、左からたたく。ポンは黄色の音符で右から叩く。
チャンは水色の音符で、手拍子などのセンサーで反応。
D(ディー[ドンキー])は、ピンク色の音符で左右両方の手で叩く。連打も同様。リズム判定は無視されるが、D連打音符で高速連打すると、チップが溜まり、高得点。対戦用の音符はPOWブロック(効果は表を参考)とスロット音符の2種類。
GREAT / GOOD | タイミングがぴったり合う。バトルでは相手のスコアを0点にする。 |
OK / OK | タイミングが少しずれる。2や3では、両面叩いても、OK(黄色)となる。バトルでは相手の得点を半分にする。 |
BAD | タイミングが大きくずれて、ノルマゲージがすこし減り、コンボ数が0に戻ってしまう。バトルでは、相手の得点を1/10にする |
MISS | 判定表示なし。音符を見逃したり、違う音符を叩くことによってゲージが大きく減り、コンボが0に戻る。バトルモードではPOWブロックの効果はなし |
上記の表のように判定は4つあり、BADやMISSを出すと、コンボ、ノルマゲージ、得点が減る。またコンボ数は1からスタートとなる。手拍子はコンボをたくさんつないだ状態でGOOD(GREAT)判定で、演奏すれば高得点。
収録楽曲は1が32曲、2が33曲(蛍の光はチャレンジモードのラストで出現、ストリートライヴ、バトル、カルテット、アドリブではプレイできない)、3が58曲(チャレンジモードのラスト曲の見よ、勇者は帰るはストリートライヴ、バトル、カルテットなどではプレイできない)で、日本版の3作合計で123曲となる。
また、ストリートライヴの各楽曲では、ノルマライン通過で銀色DK、ゲージ100%で金色OKが獲得できる。
チャレンジモード
チャレンジモードはランダムされる楽曲をゲームオーバーするまでか楽曲を規定数クリアするまで、プレイしていくモード。
2や3では、チャレンジモードを進めていくうちに、6曲コースはイージーからハードの楽曲、さらに、12曲コースでは、イージーからハード、後にエキスパート楽曲、フルコースでは、最初のうちはイージーレベル、徐々に、ハードレベル楽曲、さらに15曲目ぐらいから、エキスパート楽曲がどんどん出る。フルコースレベルでは、中盤からエキスパート楽曲がぞろぞろ出てくる。途中で油断していくと、MISSやBADまで出され、ゲージがガンガン減っていくので注意。
1曲クリアするごとにゲージが回復され、ゲージの回復量はイージー、ハード、エキスパートの順に少なくなる。
回復量はイージー32曲、6曲が多く、つぎに、ハード32曲、12曲コースではゲージ中回復、エキスパート32曲コース、フルコースでは、ゲージが少し回復となる。ゲージ残量は緑が51%まで、黄色が21%から50%まで、赤は20%以下となる。
全ての曲をクリアすると、ボーナスチップ(ドンキーコンガ2と3のみ)がもらえる。
選べる3つの難易度と2つのモード
ドンキーコンガでは、全32曲メドレーの構成で、難易度は「イージー」「ノーマル」「エキスパート(楽曲全購入で解禁)」の3種類から選べる。また、2人で協力できる、デュエットモードもある。3種類の難易度から選べる。
ドンキーコンガ2では、6曲コース、12曲コース、フルコース(エキスパート楽曲32曲全て購入で解禁)の3種類。デュエットモードもあり、3種類の難易度から選べる。フルコースの曲数は33曲。
ドンキーコンガ3では、6曲コース、12曲コース、フルコース(エキスパート楽曲36曲すべて購入で解禁)の3種類。デュエットモードがある。フルコースの曲数は37曲(難易度の異なる「ファミコン部屋」の楽曲を除く)。
チップ・前作のデータ引継ぎ
ストリートライヴでは、たまに光ったタルが登場。叩けば、銀色のチップが獲得できるので、100チップ(2と3は1000チップ)獲得できる。このチップで楽曲や音色を購入する事ができる。またストリートライブのみ、D連打音符で高速連打することでチップがより多く溜まる。
大きな古時計の最後の連打部分は高速連射すればチップが多く溜まる。
2では、1のセーブデータが存在していると、音色が引き継がれる。3では、1と2のセーブデータが存在していると、音色が引き継がれる。
歴代難曲(日本版中心)
- もりのくまさん[1] エキスパート
BPMは120だが、16分中心。拍手音符が多めなので、ある程度のテクがないとクリアが難しい。 - COLORS[1] エキスパート
宇多田ヒカルの楽曲。中盤はパン・ポン音符の16分詰め2小節が襲い掛かる。 - マンボNo.5[1] エキスパート
遅いBPMながらも、最大コンボは370と大きい。16分や12分まで織り交ぜているため、タイミングやコツをつかめないと難しい。 - トレパーク[2] エキスパート
チャイコフスキーの楽曲のアレンジ版。16分混じりとかあるのでそこそこ難しい。 - ゼルダの伝説ラテンフュージョン[2] エキスパート
序盤は12分だが、高速テンポの曲なので、うまく裁かないと難しい。終盤は12分。 - ガンダナメラ[2] エキスパート
中BPM曲。4つの音符が織り交ぜているのでクリアは難しい。 - ウィリアム・テル 序曲[3] エキスパート
曲が長いので、とてつもなく難しい。最大コンボは400を超える。 - ファイアーエムブレム[3] エキスパート
曲の尺は長く、コンボ数は396コンボと400コンボ近いクラスの譜面。
一部のパンポン譜面16分地帯をうまく突破しないと、フルコンボは難しい。 - エンターテイナー[3] エキスパート
BPMが徐々に速くなる曲。コツさえつかめないと、厳しい。 - ヨーデル食べ放題[3] エキスパート
途中の16分詰め地帯をクリアしないと、BADやMISSにつながる。体力譜面でもある。 - スーパーマリオブラザーズ水中BGM[3]
ファミコン部屋の隠し曲。スーパーマリオブラザーズの水中面BGM。
3拍子中心の曲で、4種類の音符が複雑に混じる。難易度は8。
関連項目
- タルコンガ
- 任天堂
- ナムコ(バンダイナムコゲームス)
- ゲームタイトル一覧
- ドンキーコング
- 太鼓の達人 - 当作品をモチーフにした音楽ゲーム
- ドンキーコングジャングルビート - タルコンガを使ったアクションゲーム。
- Diddy's Ditties - 海外版のみの楽曲
- クルールコンガ - ドンキーコンガ風シュミレータ、RICKEYが製作。
外部リンク
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