ナイジェリア単語

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基礎データ
正式名称	ナイジェリア連邦共和国 Federal Republic of Nigeria
国旗
国歌	起て同胞、ナイジェリアの呼び出しに遵って Arise, O Compatriots
公用語	英語
首都	アブジャ（Abuja）
面積	923,773 km2（世界第31位）
人口（’19）	約2億96万人（世界第7位）
通貨	ナイラ(₦)（NGN）

ナイジェリア連邦共和国、通称ナイジェリア（Nigeria）は、西アフリカに位置する連邦制共和国。

ギニア湾に面し、ベナン、ニジェール、チャド、カメルーンと国境を接する。公用語は英語。

ニジェールを挟んで北にあるアルジェリアと名前が紛らわしく、日本語での語感もよくネタにされる。

ナイジェリアの国名はニジェール川が由来であり、北に国境を接するニジェールと同じ。というかニジェール（Niger）に地名接尾辞の「-ia」をつけたのがナイジェリア（Nigeria）なので、実質的にはほとんど同じ国名である。

概要

300を超える民族と、500を超える言語が混在する多民族国家。北部はイスラム教徒、南部はキリスト教徒が多い。ギニア湾の豊富な石油資源を基盤に、アフリカ最大の人口（世界第7位）とアフリカ全体の1/4を占める経済規模を併せ持つアフリカの大国である。しかし政治の腐敗があまりにも深刻で、石油収入が全く国民に還元されておらず、膨大な貧困層と失業者を抱えている。某動画いわく「金のなる枯木」。

もともとはハウサ都市国家群が栄えていた地域で、ヨーロッパ諸国のアフリカ進出が始まると奴隷貿易の拠点となった。その後イギリスの植民地となり、1960年に独立した。

しかし独立後は地域の対立・民族対立・宗教対立による内戦・武装闘争や、圧政からの軍事クーデターの繰り返しで政治的な混乱が続いており、治安も悪い。経済の多角化は進んでいるのに国の歳入は石油頼み、その石油収入も大半が使途不明で消失、国民の4割は貧困層で、教育水準は比較的高いのに失業率も高いため高等教育を受けた層が犯罪組織に流れていくなど、数限りない問題点を抱えており、統計上は経済大国でありながら脆弱国家ランキングで20位以内の常連というあたり、お察しくださいとしか言いようがない。

スポーツはサッカーが盛んで、アフリカでも屈指の強豪国。FIFAワールドカップの常連で（最高成績はベスト16）、一次リーグで毎回のようにアルゼンチンと同じ組になることでおなじみ（6回出場中5回）。オリンピックではアトランタ五輪で金メダルを獲得したほか、北京五輪では銀メダル、リオ五輪では銅メダルを獲得している。ほか、ボクシングやバスケットボールも盛ん。文化面では、アフリカ初のノーベル文学賞受賞者を出している。

日本では格闘家・タレントのボビー・オロゴンが最も有名なナイジェリア人だろう。日本人とナイジェリア人のハーフには、EXILEの関口メンディー、プロ野球選手のオコエ瑠偉やアドゥワ誠がいる。

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• 全ての人を納得させる難しさ - 作者がナイジェリアの風刺漫画家。