ナイトメアマザーとは、『ロックマンXシリーズ』の作品である『ロックマンX6』のボスの1体である。
通称『おかん』、みんなのトラウマ。
概要
ゲームの終盤である秘密研究所のボス、ナイトメアウィルスの暴走から生まれた副産物、ゲイトが面白いからという理由だけで門番にしている、おそらく某格闘ゲームの鳥と並ぶ最強の門番。
ウィルスやバクテリアといった細菌のようなものを四角に固めた物体の中に本体である目が存在している、このロリコンどもめ!シリーズでも珍しい2体に分かれているボス。
シリーズ中屈指の難易度を誇るといわれているロックマンX6の中でも別格の難易度を誇るボス、それどころかシリーズ中屈指の難易度を誇るボスと言っても過言ではない程強い、何人ものプレイヤーを絶望に陥れてきた。ゲイトさんセキュリティ固すぎませんかね・・・?
ナイトメアマザーの強さの一部を以下に纏めておく。
ナイトメアマザーの強さ
道中
まず道中が非常に長くて面倒くさい、終盤ステージだししょうがないと言えばそうなのだがそれにしても面倒くさい。
ステージが始まっていきなり当たったら即死の謎解きトラップ地獄。
単純に壁にトゲがありそれを避けて登っていくというものなのだが、このトゲの配置が当たらなそうで当たる絶妙な位置に仕掛けてある、一部のキャラは関係なく登れるのだが、そうでないキャラはボスから得た特殊武器かパーツを使ってジャンプ力を補強しないと登れないようになっている(ちなみに筆者はここだけで50回程試行錯誤した)。
そこを越えてもアクションゲームとは思えない謎判定レーザー弾幕(ちなみにこのレーザーを射出する敵は倒すことができない)、いやらしい位置にいる敵、最後に即死トラップのマグマ攻めと常に即死が纏わり付くという少しの油断もできないステージ、更にこのマグマ初見殺しもあったりする。
しかし慣れてしまえばゴリ押しも効くので比較的道中は比較的楽といえるが、ここからが本当の地獄だ。
豊富な体力、鉄壁の防御力
終盤のボスということで体力が非常に豊富、おそらく全ボスの中でも上位に位置する。
このゲームはプレイヤーの進行度によってボスのレベルが変わり、最大レベルになるとプレイヤーの3,4倍程体力ゲージが長い、故にキャラを強化するためにステージを攻略していたつもりが結果的にナイトメアマザーを強化してしまうのである。
しかも2体とも同じ体力ゲージで管理しているためどっちが弱っているかわからずにずっと2体とも生き残るという事態まで起きる、ちなみに片方を倒しても残った細菌の壁が攻撃してくる、こちらは後述。
更に本体が細菌の壁に守られているので攻撃のため本体を外に出している間にしか食らい判定が無い。
そのため2体とも地面に降りてきて上に本体を出されてしまうと一部の攻撃以外全く当たらなくなる。
単純故に強力な体当たり
ナイトメアマザーは基本的にステージの端に沿って時計回りか反時計回りで移動を繰り返す、聞くだけならなんともなさそうに聞こえるかもしれないが、その巨体と素早さ故に避けるのが非常に困難。
通常のボスより非常に大きい部屋で戦うのだが、ナイトメアマザーの大きさはその部屋の4分の1より少し小さめというボスの中でもかなり大型、そしてその巨体が部屋で2体も動くとあればたまったものではない。
しかも体力が減ると非常に動きが速くなる、最終的にはプレイヤーのダッシュ速度より速くなる、速すぎて一部のキャラやアーマーでは回避不可能になる。そのためステージ対策のジャンプ力補強がそのままナイトメアマザー対策にもなっている。
更に動き出すまでは回転方向がわからないためまずここで当たる、そして回転回数もある程度決まってはいるがランダム、そして最後の回転だけ逆に動くというフェイントまで繰り出してくる始末。
しかも移動中にちゃっかり射撃を撃ってきたりする、そこまで痛手にはならないが場合によっては回避不可能というオワタ式プレイヤー涙目のパターンも存在する。
余談だがこの体当たりには『ウィルスインベード』というカッコイイ名前があるそうだ。
パターン豊富な属性攻撃
細菌の壁から本体を出した場合に行う攻撃、火・雷・氷・水の4つの属性弾の内どれが撃ちだしてくる。
それぞれの攻撃はそこまで避けられないというものではないのだが忘れてはいけない、2体いるということはこれらが複合して飛んでくるのである。
こちらも組み合わせとナイトメアマザーの位置によっては回避不可能になったりする、オワタ式プレイヤー涙目(ry。
| ◎ | ('ω';三;'ω') | ◎ |
このように挟まれたら形でナイトメアマザーが攻撃をしてきたら初見ではほぼ確実に避けれない攻撃が飛んでくる。しかもこの場合本体を必ず上に出すので攻撃も当てにくいという攻防一体の陣形となっている。
なおこの場合攻撃パターンが決まっていて知っていれば避けれたりする、しかし詰み状況も存在するためやっぱり避けれない。それ以前にこの状況になる場合は、片方が止まり片方が動いてこの形になるのでそちらの方が厄介。
死してなお立ちはだかる細菌の壁
片方を倒したからといって侮る事なかれ、ナイトメアマザーは本体がやられても残った細菌の壁はずっと残り続ける。しかも片方がやられているということは体力が少ないため、結果的に強化され体当たりしてくる事になる。
更に片方が本体を出して攻撃してくる際に時たま体当たりを仕掛けてくる場合がある、どれだけしぶといんだこいつら。
ナイトメアマザーを撃破しても・・・
こいつを倒したからといって喜ぶことなかれ、これでまだ秘密研究所の3つあるうちの最初のステージである。後ろに控えているステージもここ以上に高難易度&即死トラップ、そしてナイトメアマザー以上に回避不可能の射撃を撃つハイマックスと、ある意味ナイトメアマザー以上に硬いゲイトという強力なボスが控えている。
ナイトメアマザー以上の強敵はもういないとはいえクリアはまだまだ先である、ちなみに今作のラスボスは非常に弱い。いや弱いわけではないのだがナイトメアマザーやゲイトと比べると非常に弱く、なにより前作でのシグマは第2形態がシリーズ最強のシグマと言われているため比較するとどうしても弱く見える。
対策
ここまで書いてはいるが一応対策はいくつか存在するので紹介する。
ライフを強化しまくってサブタンクでゴリ押す
単純に強いならこちらも単純に強くなればいい、多少というかかなりのダメージは覚悟しないといけない。ちなみにサブタンクを使って負けたら補充が効かないので、素直にリセットしてステージからやり直すことも視野に入れる。
この戦法を使う場合アルティメットバスターを装備したシャドウアーマーエックスがギガアタックも強く、攻撃力も高いため安定しステージ序盤のトゲ対策にもなる。ちなみにギガアタックを使って負けたら補充が(ry
弱点武器や強力な特殊武器を使う
非常にわかりにくいがナイトメアマザーにはメタルアンカー(ゼロは落鋼刃)が弱点武器となっている。特にエックスのチャージメタルアンカーはゲーム中屈指の強さを誇る技なので確実に当てておきたい。
今作はプレイヤー側も非常に強い特殊武器が多いので是非活用しておきたい。
ハイジャンプ、ハイパーダッシュを装備する
しつこいようだがジャンプ性能を強化すればステージ対策にもなりナイトメアマザーの体当たりを避けやすくなる。
余談だがノーマルエックスとパーツ縛りをする場合、この2つを装備しないとナイトメアマザーの体当たりを避けれない以前にステージが突破できない。そのため下記の縛りプレイ動画でもこの2つだけは解禁している。
ゲームを進めすぎない
今作はゲームの進行度によってボスの体力が変化するので、あえて進めすぎずナイトメアマザーの体力を下げるということもできる。
この場合自分も非常に弱い状態になってしまうが、強い特殊武器やパーツを最小限にしておけば案外こっちの方が楽になったりする。
パターンを覚える
一番難しいかもしれないが一番確実、実はナイトメアマザーは本体の位置と目の向いている方向によって攻撃パターンが決まっているためある程度予測して動くことができる。
例として、本体が下側にあって目が下を向いていた場合は地面を火の海にする火球を放ってくる等。がわかっていも避けれない攻撃や組み合わせも多いのであくまで予測し、避けやすい位置に動けたり誘導できたりというだけである。
関連動画
難易度難しい、ノーマルエックス、特殊武器とパーツ縛りでなおかつノーダメでクリアした猛者達。
関連商品
関連項目
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