「ナガシマスーパーランド」ではない。また、ミスターや長島☆自演乙☆雄一郎とは何の関係もない。富士急ハイランドのアトラクション「ナガシマスカ」とも関係がないんじゃないかな。
概要
長島温泉が運営するリゾート施設、ナガシマリゾートの中心を占める遊園地。絶叫マシン好きの間では「東の富士急、西のナガシマ」と呼ばれるほどの、絶叫マシンの宝庫である。しかし、東海・近畿地方以外では知名度が芳しくないのが残念な所。遊園地の敷地面積としてはディズニーリゾートに次いで2番目とも言われている(リゾート施設全体としてはもっと下位)。
実に19種(2019年1月現在)という、絶叫系マシンの充実っぷりは他の追随を許さない。そのスリルっぷりもピンキリだが、「スチールドラゴン2000」「ハイブリッドコースター白鯨」をはじめとする日本トップクラスのアトラクションを楽しめるのも大きな魅力である。ファミリー層向けや子供向けの乗り物も充実していないわけではないのだが、こうしたことから一般的には絶叫マシン目当てのガキんちょ、青年層がリピーターとして通っている(もちろん家族連れも多い)。東海地方では、「少年は、ナガシマスパーランドで男を磨く」とまで言われているといいな~と今思った。
夏場に営業している「ジャンボ海水プール」というものがまたトンデモない規模で、マジで1日かけて遊びたおせる。でも、遊園地でも遊びたいので、夏場の子供たちは常にジレンマと戦い続けることになる。どうでもいいが、更衣室はAV盗撮のメッカとも呼ばれているので、女性は特に注意されたし。
「スパーランド」の名の通り温泉なので、お風呂に入れるし宿泊施設もある。ただし、ホテルは(豪華だが)異様に高い。お財布とよく相談して利用しよう。近隣には、お花畑「なばなの里」、アウトレットモール「ジャズドリーム長島
」などもあり、旅行には最適。
代表的なアトラクション
注意:ここでは「乗り撮り」動画を扱っていますが、危険ですので絶対にマネしないでください!
スチールドラゴン2000
長さは世界一、高さでも日本記録を保持し続ける化け物コースター。スピードも富士急のドドンパに次ぐ第2位である。スペック上の数値では日本一のコースターと呼んで差し支えないだろう。その軌道はシンプル且つ豪快で、「怖い」というより「気持ちいい」ものと捕らえる向きが多い。富士急ハイランドのFUJIYAMAが「面白い」印象であることで、ファンの間では好みが分かれるようだ。
なお、2003年に事故で2名の重傷者を出している。現在は安全対策を入念に行ったうえで運営しているが、覚悟を決めて乗ろう。
ハイブリッドコースター白鯨(旧:ホワイトサイクロン)
2019年春オープン予定の、世界最大級の木製+金属製のジェットコースター。元々は木製コースター、ホワイトサイクロンとして1994年から24年の間、ナガシマの顔として君臨していた。
ホワイトサイクロンとしてのスペックはそれほど高いものではないが、白い木組みの美しさで人気が高い。夜間のライトアップでオレンジ色に照らされた姿は幻想的ですらある。晩年の乗り心地は決して良いとは言い難く、非常に揺れて体が痛くなる事も多かったそうだ。
白鯨としてのリニューアルを終えると、最大高度が10m上昇するなどスペックも大幅に強化される。ホワイトサイクロンの名残を残しつつも、次の時代を担う代表格となるだろう。
ARASHI 嵐
ナガシマが満を持して送り出した、西では数少ない4次元コースター。ええじゃないかが大規模な高低差ならARASHIは小刻みな上下運動と座席の縦回転で畳みかけるスタイルをとる。コースターとしての規模は小さいが敷居は広く、4次元系に慣れたい人にはお勧め。
アクロバット
座席がうつ伏せ式になっている、世界最大級のフライングコースター。宙返りループ、きりもみスピン、水上を駆け抜ける演出とフライング型の魅力が詰まったマシン。
ダブルワイルドマウス
東のマッドマウスと双璧をなす西のマウス型コースター。急カーブにかかる遠心力は中々強力。
ジャイアントフリスビー
Wikipediaいわく「ナガシマ一怖いアトラクション」。近くで見ていると、乗っている人たちがまるでゴミのように見えはじめ、「人権の蹂躙」や「おざなり」といった言葉が脳裏に浮かぶ。ちなみに富士急の「トンデミーナ」と同形機だが、こちらは真下から眺めることができるのでオススメである。
え?乗りたい?なにいってんすか?
ジャンボバイキング
世界最大のバイキング。2機あるが、だいたい片方しか動いていない。大抵の男の子はこのマシンで開眼し、毎年1回はナガシマに行かないと気がすまない中高生になる。その結果、学校側も仕方なく遠足でナガシマに連れて行くハメになるのである。引率の先生も楽チンだしね。
関連動画
地域柄、あの有袋類も利用している。
関連項目
外部サイト
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