ナットレイとは、ポケットモンスターに登場するNo.598のポケモンである。初登場はブラック・ホワイト。
基礎データ | |||
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名前 | ナットレイ | タイプ | ![]() ![]() |
英語名 | Ferrothorn | 高さ | 1.0m |
分類 | とげだま | 重さ | 110.0kg |
全国図鑑 | #598 | 特性 | てつのトゲ |
ジョウト | #― | ― | |
ホウエン | #― | 夢特性 | きけんよち |
シンオウ | #― | グループ | しょくぶつ / こうぶつ |
イッシュ | #104(BW) #176(BW2) |
孵化歩数 | 5120歩 |
カロス | #070(コースト) | 性別比率 | ♂50.0% |
アローラ | #― | ♀50.0% | |
世代 | 第五世代 | 努力値 | ぼうぎょ+2 |
進化 | テッシード → ナットレイ(Lv40) |
図鑑説明
- ポケットモンスターブラック
- 3ほんの トゲつきの しょくしゅを ふりまわして たたかう。おおいわを ふんさいする はかいりょくだ。
- ポケットモンスターホワイト
- ほらあなの てんじょうに はりつき したを とおる えものに むかって てつの とげを うちこみ おそう。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- 3ぼんの しょくしゅを たたきつけ さらに トゲを とばして あいてを あとかたのこらず ふんさいする。
概要
初登場は第5世代だが、その第5世代では進化前のテッシードが「でんきいしのほらあな」に出現するものの、進化後のナットレイは野生で出現せず、使用するトレーナーもストーリー中にはいない。
それどころか第6世代にもいない。はがねタイプの四天王やチャンピオンにすら使ってもらえなかった。
そのため対人戦をしない人にとっては影の薄いポケモンであるかもしれない。進化レベルもやや高いので図鑑登録も面倒。
余談だが、第5世代のドット絵は宙にぶら下がっているように見える(上記)のに対し、第6世代のグラフィックは3本の触手を地面につけている。
第5世代のドット絵に慣れていた人は妙な違和感を覚えたのではないだろうか。
対戦でのナットレイ
- 初の「くさタイプ+はがねタイプ」。非常に優秀な耐性を持つ。
弱点はかくとう、ほのおタイプ。耐性はノーマル、みず、でんき、くさ、どく、エスパー、いわ、はがね、ドラゴン、フェアリーの実に10タイプにも及ぶ。
(第5世代まではあく、ゴーストも半減だった) - ハッサム等と同じく、地面が弱点ではないが炎が4倍のはがねタイプ。
ユキノオー、ルンパッパに続く氷が弱点ではないくさタイプ。 - 特性てつのトゲは触れた相手の最大HPの1/8ダメージを与える。さめはだと同じ効果。
- 耐久に長ける。弱点の少なさ、耐性の多さ、補助技やどりぎのタネ、でんじは等を活かしジワジワと相手を追い詰める戦い方が得意。毒・宿り木・砂嵐無効、特性てつのトゲの存在により耐久合戦も得意。
- 殴り合いも強い。高威力のパワーウィップと、種族値とマッチしたジャイロボールが強力。でんじはを使う場合にはアイアンヘッドが好相性。耐久型のイメージを逆手に火力に特化してみるのも面白いだろう。
- 素早さは鈍足中の鈍足。抜ける相手はツボツボくらい。
- 対戦ではナットレイの登場によりほのおタイプの技の需要がより高まり、思いも寄らないところからめざパ炎が飛んできたりする。
- 「やどりぎのタネ」は自力で覚えないのでフシギダネ、タマタマ、サボネア等の他のくさタイプから遺伝させよう。
- XYで夢特性「きけんよち」を獲得。ただしテッシードの夢特性が通常特性と同じてつのトゲなので進化させないと判別できない。育成する際は注意。
- サン・ムーンでは同じくさ・はがねタイプのカミツルギが登場し、固有タイプではなくなった。しかしあちらは速攻型であり戦い方が全く異なるため、特に差別化を意識する必要はないだろう。
- この世代では麻痺状態での素早さ低減率が4分の1から2分の1に変更され、今まででんじはを撒くだけで先手を取れていた相手も大半が抜けなくなってしまった。これによりでんじはの採用率は大幅に落ち込み、従来のまひるみ型はほぼ消滅することとなった。
- しかしフェアリータイプの多い環境にあって高威力のジャイロボールを放てるのは大きな強みであり、依然として使用率は高水準を維持している。
関連項目
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