ナナシノゲエムとは、2008年7月3日にスクウェア・エニックスより発売されたニンテンドーDS用ホラーゲエムである。
概要
「一週間以内にクリアできなければ死んでしまう」という「呪いのゲエム」の謎を解き、生き延びることが目的。
このゲエムの特徴はDSを縦にしてタッチペンと十字キーで操作する3Dモードと、DSを横にして十字キーとA・Bボタンで操作する2Dモードに分かれていることである。
3Dモードでは主に3D画面を移動することになるのだが、移動速度が遅めに設定されているので走ってもなかなか敵を振り切ることができない。また、一人称視点なので視界が非常に狭く、操作に少々クセがあり慣れるまで思うように動けないことがプレイヤーの恐怖を更に煽る。
2Dモードでは「TS(ツインスクリーン)」と呼ばれる携帯端末に配信されてくるメールを見たり、「呪いのゲエム」をプレイすることができる。
呪いのゲエム
製作者も配信元も謎に包まれた「呪いのゲエム」。
見た目はFC時代のドラクエを彷彿とさせる2D画面のRPGだが、バグのようなチラつきが出たり、ところどころ文字化けしていたり、BGMが不協和音になったり、登場人物の名前が現実世界の人物の名前と一致するなど、不気味な現象が起こっている。
ゲエムの内容は現実世界とリンクしていることがあり、先に進むためのヒントを得られることもある。
ストーリー
プレイした者は一週間以内に死を迎えるという謎のゲエム。
ある日突然、そのゲエムが主人公の「TS」に配信されてくる。配信主である大学の先輩はゲエムに熱中するあまり、自宅に引きこもってしまっているという。
主人公は友人に頼まれて先輩の住んでいるマンションを訪れるが、そこには想像を絶する恐ろしい出来事が待ち構えていた…
登場人物
- 主人公
- ゲエム開始時に名前と性別を決めることができる。男性も女性も基本的なストーリーは同じ。
20歳。私立南都大学2回生で、文学部国文学科に在籍している。
ごく普通の大学生だが「呪いのゲエム」が配信されてきたことで日常が一変。
ゲエムの謎を解くため大山らの力を借りて数々の怪奇現象に立ち向かうことになる。 - 長沢 理子(ながさわ りこ)
- 19歳。主人公の女友達で同じ大学に通う大学生。愛称リコ。 文学部史学科在籍。尾高の恋人。
彼女も主人公より先に尾高からゲエムを配信されているが呪いのことはまったく信じていない。
主人公が男性の場合、尾高よりも主人公が好きだったことがゲエム内で判明する。 - 尾高 文人(おだか ふみひと)
- 21歳。主人公の先輩で同じ大学に通う大学生。愛称オダカ。文学部地理学科人文地理学専攻。
金持ちの息子らしく高級マンションに一人で暮らしている。
どこからか配信されてきた「呪いのゲエム」に熱中し、自宅に引きこもって大学に来なくなってしまった。
主人公が女性の場合、主人公が好きで理子を疎ましく思っていたことがゲエム内で判明する。 - 大山 法基(おおやま ほうき)
- 35歳。主人公らが通う南都大学で社会学部現代社会学科准教授を務めている。領域横断情報学専門。
警視庁にコネがあり「呪いのゲエム」に関する事件に詳しい。
集めた情報をメールで送るなどして主人公をサポートしてくれる。
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関連項目
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